物理のオススメ参考書はコレだ! 大学受験のためのレベル別 参考書10選

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大学受験において非常に好き・嫌いや得意・苦手が分かれるのが物理という科目ではないでしょうか?そして、このページを見ているあなたは、きっと物理が「嫌い」か、物理で「点が取れない」のではないでしょうか?

 

最初に大切な話をしておくと、受験勉強には点数がすぐにポーンと伸びる教科と、地道にコツコツ続けていかなければ点数がなかなか上がらない教科があります。そして、物理はどちらかというと、

断然すぐに点数が上がります!

 

と言っても、何もしなければ別に点数はそのままなんですけどね…

 

なぜ物理の点数はすぐに上がるのか

なぜ物理の点数がすぐに上がるかといえば、物理は「暗記しなくてはならない量が圧倒的に少ないから」です。他の理科系の教科と比べても、生物を10とすると

  • 生物 10
  • 化学 6
  • 物理 2

くらいの割合です。なので圧倒的に暗記量がいらない!つまり覚えることはほんの少しであとは知っている知識を応用して解くだけなのです!

 

受験生の9割の人がハマる罠

そして、この暗記量が少なくて済むという特徴が、物理が解ける人と解けない人を分ける圧倒的な壁なのです。

どういうことかというと、覚えることが少ない分「しっかりとした知識」を身につけておかないと知識の部分で差が出てしまうということです。

 

では、そのしっかりした知識をどうやって手に入れるかですが…そこでおすすめしたいのが今から紹介する10 + 1 冊の参考書です!これらには基本的ですが受験生が身につけていなければならない知識が詰め込まれているとともに、その知識を応用して使いこなすことができるようになります!

 

物理というのは恐ろしい科目で、できるようになるときは本当に一瞬です。「〇〇日で偏差値が△上がった!」という嘘くさいセリフも物理においてのみは信じてもいいと思います。

 

では、京大生おすすめの物理の参考書を紹介します!レベル別になっているので、今の自分の実力を考えて、参考書選びの参考にしてみてください!

 

 

初級編 (センター5割レベル) の人にオススメ!

まずは、初級編です。このレベルはセンター5割くらいの人だと思ってください。

このレベルのあなたは、まずは基礎的な部分をしっかり作ることが必要です。だから、まずは基礎です。基礎をやりましょう。

 

 

1. 橋元の物理基礎をはじめからていねいに (東進ブックス 大学受験 名人の授業)

 

タイトルが少し長いですが、「物理基礎をはじめからていねいに」、通称で「はじてい」と呼ばれています。受験生なら”はじてい”という名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?

この本は、はっきり言って物理学の深淵に迫るような本はありません。表面的といえば非常に表面的です。しかし非常にわかりやすく、「重力ってなに?」というレベルの人でもスラスラ読めてしまいます。

なので、物理を食わず嫌いしている人にぜひ読んでみてほしい一冊です。

ちなみに、表題からわかりますが、この本の著者は東進ハイスクールの先生です。投信の先生は面白い人が多いという噂は本当みたいですね!

 

2. 漆原の物理(物理基礎・物理)明快解法講座 三訂版

 

物理の初心者というか、習いたての人におすすめするとしたら、先に紹介した”はじてい”かもしくは、こちらの参考書です。

こちらの本の著者、漆原晃先生も元は代ゼミの人気講師だったみたいです。こういう初めての人向けに多くみられるように解説型で語りかけるようにしてくれる参考書は人気みたいですね。

こう言った一人の先生の講義形式の参考書は、人によってその先生に合う合わないがあるので、「あ、無理だな」と思ったらすぐ次の人に言ってしまうのもアリだと思います。ただし、注意点としては一人の先生の本を最初から最後まで読むこと。もし途中から変える人もざっくりとでいいのでさいしょから読んでみるといいと思います。

 

3. 秘伝の物理講義

 

この参考書がな如意すごいなと思ったのはその熱意です。どういうことかというと、この参考書の内容を、Youtubeを使って無料で授業をしてくれているのです。

もう一度言います。無料で授業をしてくれているのです。

え、本当に無料?と最初は思いましたが、本当に無料です。プロの教師がここまで至れり尽くせりしてくれるのは本当に珍しいです。

初心者向けの参考書に新しく名前が挙がるようになってきたので、動画を見て勉強したい人や新しいものが好きな人はこちらの参考書を手に取ってみるのもいいかもしれません。

 

 

中級編 (センター8割 〜)の人むき!

さて、初心者向けの参考書を一通りすぎると、今度は基礎と応用の中間的なものになります。レベルでいうと、センター試験~二次試験入り口くらいです!

 

ここでいい具合に基礎的な知識を応用させることができると、2次試験などの少し難しめの問題にもしっかりと対応することができます。このレベルが、一番点数が伸びている実感を得ることができるのでぜひ頑張って見てください!

 

4. 物理のエッセンス

 

名前のとおり、物理のエッセンスを扱っている一冊です。センター試験はもちろんどこでも通用するようなエッセンスです。

他の一般的な参考書と比べると教科書のようですが、受験生の「なぜ?」に答えてくれるような流れになっています。また、大切なポイントはカラーになっていたり、公式をボーンと出して「覚えろ!」というのではなく問題として導出させたりするのでとにかく物理の”エッセンス”が身につきます。

物理の参考書を探しているのならまずはコレ!と胸を張っておすすめすることができるスタンダード。一回解いておいて、一通り受験問題が解けるようになってからもう一度戻ってきて解き直しても味があると思います。

ちなみに、僕は受験会場にそれぞれ各科目一冊ずつ参考書を持ち込んでいたのですが、物理ではこの物理のエッセンスを持って行っていました!

 

5. やまぐち健一のわくわく物理探検隊NEOシリーズ

 

こちらのやまぐち健一先生も東進ハイスクールの先生です。(今はわかりませんが…)特にやまぐち先生の授業を受けている人が使っていた印象がありました。

かわいいビジュアルとは裏腹に、この参考書が扱う問題はかなりハイレベルです。中盤ごろには早稲田、慶応レベルの問題も出てきます。しかし、そういった問題を基礎からしっかり解説してくれて最終的には「納得」して「理解」してしまうところは先生さすがと言いたいです。

講義形式のスタイルが気に入ったけど、はじていや面白いほどシリーズよりも少し難しい問題を解きたい!という人にはぜひおすすめです!

 

6. 基礎問題精講 標準問題精講

 

ご存知かもしれませんが、『問題精講シリーズ』。この参考書は数学や化学でも人気ですよね。僕が使っていた頃とは本のデザインが違っています。新しくなってスタイリッシュになりました。

本の中身も、割とシンプル。問題、解説、みたいな感じです。解説もかなり採点者側からの視点なので独学には少し辛いかもしれないというのが一般的な評価です。言うなれば前にあげた講義形式とは真逆のスタイルなのでシンプルな内容が好き!という人にはぜひおすすめしたいですね!

 

 

上級編 (難関私大 〜 国公立2次)の人はぜひコレを!

ここまで到達したあなたは、基礎的な理解はもう十分だと思います。あとは、問題に慣れること、そして新しい問題を見た時に対応力をつけることが必要になってきます。

 

1問に時間がかかるようになってくるのでなかなか進みづらいかもしれませんが、じっくりと付き合うことで確実にレベルアップしていきますよ!

 

7. 良問の風 名門の森

 

良問、名門の2冊です。名前から想像できるとうり、こちらもシリーズもので、河合塾から出版されています。解いてみるとわかるのですが、これらは『物理のエッセンス』の進化版と言った感じです。(物理のエッセンスも河合塾出版です。)

なので物理のエッセンスを解き終わった後に解いてみるとものすごくしっくりくると思います。解説のエッセンス調なのでわかりやすい!しかも、エッセンスの○ページに解説がありますと堂々と書いてある始末です。

エッセンスからいきなり名門の森に飛ぶと少々難しく感じる人もいるかもしれません。しかし、それは当たり前でいくら知識があってもそれを活かすことができないと点数は伸びていかないからです。

それを世間では応用力と言ったりしますが、『良問の風、名門の森』はその応用力をつけるにはもってこいの参考書です!

 

8. 重要問題集

 

やってきました!重問!(この参考書は通称「重問」と呼ばれています。)こちらも化学や数学の世界ではとても有名な本です。使っている人も多いのではないでしょうか?

この本の何が良いかというと、受験に必要な問題の解法やパターンが網羅的に構成されていることです。受験によく出てくるパターンが目白押しなので、この一冊に隅から隅まで目を通して置くだけで難関校でも高得点を期待できます。

ただ一つ難癖をつけるとしたら解説が少しシンプル。独学だときつい人も出てくるのではないでしょうか?

良問の風、名門の森とよく比較される重問ですが、個人的にはどちらもそれほど差はないと思います。なので物理のエッセンスが好きな人は良問の風を、さほどでもないという人は重要問題集をおすすめします。

大切なことは、ここら辺のレベルの問題は解説の回答をそのまま再現できるレベルで問題を理解するということです。もし参考書を2周、3周するのであれば、ただ正解するのではなく記述を含めて減点されるポイントはないかというところまで意識してみてください!

 

 

超級編 (国公立満点 〜 大学レベル)の人はやっておいてもいいかも

このレベルまでくると、もはや趣味の領域だと思います。だいたいの問題は当たり前に解けるかと思うので、さらに難しい問題を探したい人にはオススメです。

 

しかし、このレベルの問題は大抵の受験生は解くことができません。つまり差がつかないので他の教科に手を回すことも考えてみてもいいと思います。

 

9. 難問題の系統とその解き方

 

言わずと知れた、「難系」です。東大受験者のバイブルと言われてきました。

物理参考書業界では、もっともレベルの高いものとして自他共に認めているものと思います。

物理が好きで好きでたまらない人や、化学はほとんど意味不明だから物理で他の人の倍の点数を取らなきゃいけない!という人にはおすすめできますが、それ以外の人はいらないかも…

というのも、このレベルまでいくと「合否を分ける一点」がどうとかいう問題ではなく、単に物理の高みに行きたい人が勉強すると言った感じなのです。僕も本屋でちらっとみましたが「ここまではいいや…」という気持ちになりました。実際、やらなくても京大受かってます。

後問題が少し古いというのもあるかも…とにかく、もし手を出そうと思っているなら “いま自分はこれをやるレベルにあるのか?” ということを考えてみてからにしてください!

 

10. 新・物理入門 (駿台受験シリーズ)

 

駿台の講義を受けた人はわかるかと思いますが、駿台の物理は微分積分を使って問題を解いたり解説をしたりします。そしてその微積をオンパレードに用いた参考書がこの新・物理入門です。

受験の鉄則として、覚えることはなるべく少ない方が良いのですが、この参考書はその真逆をいくように新しく覚えなくちゃいけないことも多く受験生にとっては苦痛なだけかもしれません。

この本がおすすめなのは、大学で物理学を一通り学んだ人か、物理を数学で理解したい受験生ですかね…

本来物理学と微分積分は切っても切り離せないのですが、高校生にそこまで求めるのは酷かな…という気もします。興味のある人には面白いと思いますよ!

 

おまけ 志望校の過去問

 

最後は志望校の過去問です!これは言われなくてもわかっているとは思いますが、赤本は最高の参考書です!

赤本を一通り解くと、その大学の出題パターンがなんとなくわかってきます。例えば、京都大学の物理で言えば、大問は3から4つ。1つ目は運動方程式を変形させる問題で、大抵は導出がしっかりしている。3つ目は電磁気。4つ目は毎年原子と熱力学が交互に出ている、と言った具合です(あくまで例です)。

こういう出題パターンや問題傾向はいくらエッセンスや難系を解いたところで身につくものでありません。そしてここで自分のたりないところに気がつきまた参考書に戻ることでさらに点数を高めていくことができます。

東大、京大を始め、難関大学と言われる大学では、『〇〇大の物理25ヶ年』と言うとんでもなく恐ろしい赤本もあります。僕はこれを必死に解いていましたが量、質ともに申し分ないですよ!(そりゃぁ、過去問だもの…)

受験生にとって赤本はバイブルです!他の参考書を見るのもいいですが、決しておろそかにしないようにしましょう!

 

最後に

いかがでしたか?僕や僕の周りの人が使っていた参考書を中心に、ためになりそうで、しっかりとした物理の知識が身につく参考書をピックアップしてみました!学校の先生や塾の先生も納得してくださるラインナップになっていると思います。

 

繰り返しになりますが、最後の方にあげた『難問題の系統とその解き方』と、『新・物理入門』は京大生でもやっている人の方が少ないくらいですので、無理に手をつけないようにしましょう。大切なことは自分のレベルにあった参考書をやることですよ!

 

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