浪人時代に辛かったこと7つと、それを乗り切るたった1つの方法

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浪人生は辛い!ということは聞いたことがあるかもしれませんが、どのように辛いのかという具体的なイメージを持っている人は少ないはず。

 

そこで、この記事では浪人生の何がどれくらい辛いのかということを書き出して見ました。そして、僕自身も浪人を経験したので、その経験を踏まえて最後に浪人を乗り切るためのアドバイスをしたいと思います。

 

では、いきましょう!

 

浪人時代に辛かったこと

 

1. 孤独との戦い

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受験は団体戦ですが、浪人は、個人戦です。

 

今まではいた「友達」という概念は根底から崩れ去ります。

 

塾で友達を作ることができても、それは勉強や成績を通じてのことが多いので、知り合い程度にとどまります。僕は、浪人時代の友達と、大学に入ってからあっている人をみたことがありません。

浪人すると、ご飯を食べる時も、参考書を買う時も、自習をする時も、基本一人ぼっち。模試にいく時も、模試の返却の時も、何もかも全部一人です。

 

たまに話すのは家族だけ。秋ごろになってくると、だんだんと独り言が増え始めます。たまに人と話すと、嬉しくってつい勢いよくしゃべってしまいます。

そんな生活、耐えられますか?

 

ちなみに、僕は浪人時代は人となるべく話さないようにしていました。おかげでクラスで名前を覚えている人は0人です。つい何年か前に、1年間も同じ教室で授業を受けていたのに…

今考えると、恐ろしいことですが、浪人生の中ではこんなこと特に珍しくもないと思います。

 

 

2. 伸びない成績

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「浪人したから成績が伸びる」と思っている人は、すぐに改めたほうがいいでしょう。

 

浪人するということは、「勉強する時間を作る」ことができるだけであって、「それで成績が伸びる保証」はどこにもないのです。

そこらへんを勘違いしていると、夏の終わり頃には伸びていく後輩たちにどんどん追い抜かされていって、結局最後は鳴かず飛ばずに終わってしまいます。

 

また、それでも変わらない成績だといいのですが、中には点数が現役時代より下がってしまう人もいます。

 

せっかく浪人したのに、蓋を開けてみれば現役でもいけていた大学に入学していて、時間とお金を失っただけというプレッシャー、あなたは背負うことができますか?

 

 

3. のっぺりとした毎日

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浪人生は、高校生と違って刺激の少ない毎日です。

 

そもそも授業内容だって1回どこかで習ったことがあるようなものばかりなのに、それを毎日、毎週、毎月同じようなルーティーンの中で生活しなくてはいけません。

最初は毎日が夏休みだとでもいうような感覚にドキドキしていたのに、気がつくと学校が恋しくなっています。そのうちに、曜日感覚を忘れてきたらあなたはもう立派な浪人生です。

 

過ぎていく日々はただ平凡で、成績も伸びていないのに、「早く終わってくれ」、「退屈だ」などと思うようになります。

ここで止まれば良いのですが、最悪の場合はその単調な毎日を壊す人が出てきます。やめとけばいいのに…

 

そういう人は、ろくに勉強もしていないのに、やれ休憩だ、気分転換だといって夜更かししたり、映画に行ったり、麻雀を始めたりします。

 

特に最近はネットがあるので、スマホでなんでもできますからね。ゲームしたり、ツイッターしたり、漫画読んだりと時間を潰せる道具はたくさんあって、どれにしようか迷ってしまいますね。

 

そうこうしているうちに、秋が来て、着るものが増えて、やっとこさ現実に目を向けたときにはもうときすでに遅し。

もう一浪、しますか?

 

 

4. 友達から聞く大学生活

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友達から、大学生活を聞いた時の辛さといったら…

大学1年生は、大抵は楽しいものです。サークルにコンパ、高校では習わないような専門の勉強。コマ数の計算とか、学食の話では完全に蚊帳の外です。

 

たまに、「大学生ってそんなに面白くないよ」というテイストの話をしてくるやつもいたりするのですが、それはそれで、「じゃあ自分はなんのために勉強しているんだろう…」などと考えてしまいます。

他には、無理に気を使われたりするのが苦しかったりします。

 

浪人してるという理由で同窓会に誘われなかったという友達の話を聞いてみると、「その方が逆に辛い」ということでした。

みなさん、もしこの中に同窓会の幹事の方がいたら、浪人生にも連絡だけはしてやってください。

 

 

5. リアルにわかるお金の話

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浪人をしていると、お金の話がつきものです。

 

まず、授業料などの話がとってもリアル。このコースだと何十万、これをこっちに変えると何万円安くなるという話がバンバン飛び交います。

特にそれが顕著なのが夏期講習や冬季講習。ひと講座あたりいくらと計算できるので、もう自分の夏の勉強にいくらかかっているかが丸わかりになってしまいます。

 

だいたい浪人は100万円かかると言われていますが、それを実感を持って体験することは全くの別物です。

例えば時給1000円のバイトをするにしても、100万円稼ぐためには1000時間の労働が必要で、これって一日におよそ3時間くらい。働かなくちゃいけない…と考えると、自分一人では到底叶いません。

 

だから浪人期には親に頼らなくちゃいけない。高校までも当たり前のように親のお金で学校や部活をさせてもらっていたということが身にしみてわかります。

これを経験すると、もうホント親に頭が上がらなくなります。ありがとう、ありがとうと思いながら勉強するようになります。

 

 

6. 日々強くなるプレッシャー

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長いと思って、短いのが浪人。

4月の頃は、「まだまだ全然余裕あるじゃん♪」と思っていても、受験はあっという間にやって来ます。

 

よく、浪人時代で一番辛いのは11月と言いますが、実際のところ、それは11月に突然やってくるのではなく、徐々に訪れます。

夏の終わり頃から、現役勢が伸びて来て、その手が自分に届いているのではないか、もう追いつかれているのではないかという不安と戦っているときが、辛いです。

 

模試の結果が出るのはだいたい受けてから1ヶ月後なので、自分の性格な立ち位置を知ることができるのは先になってから。つまり、自分が追いつかれた成績表が来たら、現時点では敗北が確定したも同然です。

 

そのため、「もう追いつかれたか」という疑念が頭を離れません。これは、最後の模試が返ってくる1月の頭あたりまで続いていくことになります。

 

 

7. 原因不明の不安

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一番辛いのは、なぜ辛いのかわからないこと。

浪人生あるあるとして、よく話題に上がるのが、この「なんとなく辛い」系の辛さです。

 

よくあるパターンとしては、ふっと、「自分は無価値な人間だ」と思ってしまうことです。自分の存在意義を考え始めたり、”どうしていま浪人してるんだろう…” という、誰に対してかわからない問いを立てたりしてしまいます。

 

夜寝る前、目を閉じても、眠れない日々が続きます。眠れないのなら、せめて単語でも覚えようと思って英単語帳を見ていたら、気づいたら朝を迎えています。

 

道ゆく人が、みな自分を笑っているように感じます。”あ、あいつ浪人生だなっ!” と何か陰口を言われたり、後ろ指を刺されているような気がしてなりません。

 

このまま、一生浪人生だったらどうしようと考え始めます。予習をして、授業を受けて、復習して、寝てを繰り返し、繰り返しして行く地獄に行き着いたような気がします。

 

こんなことがいくつもおきます。正直、折れてしまう人もいます。辛い、やめたい、耐えられない…夏が明けたら行方が分からなくなる人もいます。

これでも、浪人しますか?

 

 

浪人生に送る、たった1つのアドバイス

これだけ書いて終わるのもアレなんで、最後に1つだけ、これらの不安を断ち切る最強のアドバイスをしたいと思います。

 

それは…

勉強しろ!

 

勉強して、勉強して、勉強すればいいです。何もかも忘れるくらい!

 

  • 英語の勉強のしすぎで日本語で悩むことを忘れるくらい。
  • 化学式の書きすぎで、不安を感じる原因物質の構造に思いをはせるくらい。
  • 積分のしすぎで、物体を見たら反射的に体積を考え出すくらい。

 

もう不安が不安でなくなるくらい、勉強するしかないです。

僕も、何か色々不安やストレスを感じていましたが、それはだいたい机に向かって集中することで辛くなくなりました。

今、ツラいなぁとか、もう無理だぁとか思っている人は、ぜひしっかり勉強して下さい。

 

勉強したら、「絶対に志望校に受かる!」なんて無責任なことは言えないけれど、少なくともその勉強があなたの将来の糧になることだけは保証できます。

 

勉強が、本当の意味で “ムダ” になることはないのです。

 

これから浪人をしようかどうしようか迷っている人へ

 

正直、なんと言ったものか、というところです。

最終的には、自分で判断するしかないよ、という他ないのですが、それではあまりにも不親切なのでアドバイスを1つ。

自分が、どんな風になりたいのかを真剣に悩んで下さい。

僕の場合は、何か大きなことがしたかった。それにはヒト、モノ、カネが揃っているところに行きたかった。だから国公立を目指した。

 

もしこれが、安定した生活を望んで、とかだったら全然話が違うと思います。1年間浪人して、ワンランク上の大学に進むよりも、1年間必死にブログ書いていたほうが将来安定した収入を得ることができると思います。

 

浪人前に納得して進路を決めると、浪人の間は頑張ることができると思います。僕はそうでした。「こうなりたいって決めたから。」という気持ちで頑張れました。

だから、ぜひあなたも一度立ち止まる時間を作って、「自分の将来」について考えて見てください。

 

 

最後に

あとがきみたいなものです。

浪人生の頃、ふとこんなことを考えていました。

今、何か事件を起こしたら、なんて紹介されるのだろう…と。

 

もちろん高校生ではないけれど、かと言って大学生でもない。フリーターと呼ぶのは違うと思うし、ニート…でもない。浪人生は職業じゃないし、自分を表している気はしない。

という思考の結果、「無職の19歳」で処理されるんじゃないかと思ったんですね。

 

別に実際に法を侵したわけではないです。でも、やっぱり浪人生ってそういう、特殊というか、なにか流れから外れた位置にいると思います。

 

それは、オトナになったら普通のことなのかもしれませんが、18、19歳にとっては辛いと感じる人も少なくないはず。だからある意味、辛いと感じることの方が ”正常” なんだと思います。

ただ、だからと言って投げ出せないのも事実。 やーめた、は基本的にはできない行為です。

 

だから、僕に言えることは「頑張って」という応援の言葉だけです。でも、これであなたが頑張れるなら、僕は何度だって言います。

 

「頑張って!」

 

「がんばって!」

 

「ガンバッテ!」

 

「頑張りすぎないでね!」

 

「がんばって!」

 

最後にもう一度。

 

 

がんばって!!

 

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