高校生が勉強する意味ってなんだろう? って言う疑問に、京大生が答えてみる

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いぶき
こんにちは。京大生ブロガーのいぶきです。

突然ですが、皆さんはなんで自分が勉強しているか(もしくはしていたか)を考えたことはありますか?

 

僕はあります。だって義務教育なのは中学校までだし、別に今の世の中本当に勉強ができなきゃ生きていけないわけでもない。それでもみんな高校に通って勉強してる。

「こんなに勉強してなんの意味があるんだろう…」
「みんなが遊んでいる時になんで僕は勉強しなくちゃいけないんだろう?」
特に大学受験の時や浪人の時はこんなことをずっと考えていたように思います。

その当時は、「入りたい大学があったから!」という理由だけで死に物狂いで勉強していました。東大入るぞー!(当時の志望校は東大だったのです)というただそれだけで勉強していました。

 

そんなこんなで、めでたく京都大学という、まあ日本の中ではトップクラスと言われるような大学に合格できて…

 

そんな今、改めて高校生が勉強をする意味を考えてみると、思うところがいろいろ出てきたのでこの際考えをまとめる意味でも文章の形にしてまとめてみたのがこの記事です。

 

人はなぜ勉強するのか?

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人はなぜ勉強をするのか?いきなりこの問いに答えるのは難しいかもしれません。そこでこの記事で勉強科目ごとになぜ学ぶのかを考えて見ました。

 

なぜ国語を勉強するのか?

なぜ国語を勉強するのかと言われれば、これは日本人が生きていく上で大切なことだからだと考えます。国語の技能を大きく分けると、「読む・聞く・話す・書く」ですが、このどれもが私たちが生活する上で必要になって来ます。

 

例えば、漢字の書き取りなどは仕事をする上でも必要になってくるし、小説の登場人物の気持ちを推測することは実生活でも応用が効きます。また、俳句や隠喩の理解、敬語など国語の技能は生活のあちらこちらで見え隠れしています。

なので国語を勉強することは「生きていく上で必要だから」ということで良さそうです。

 

なぜ英語を学ぶのか?

英語も国語と同じ「言葉」である以上、やはり「読む・聞く・話す・書く」を理解することの重要性が挙げられます。

しかし、なぜ海外の言葉を勉強するのかについてはもう少し考えてみる必要がありそうです。

海外の言葉を勉強する一つの理由として、私は「文化の相互理解」の入り口になるからと考えています。

 

皆さんも経験があるかもしれませんが、英語の授業はただ英語を読んだり書いたりするだけでなく、英語圏の文化やそこに住む人々の生活、文化を知るきっかけにもなっていました。海に囲まれた日本においては、海外というのは殊に異質なものです。そういった人々知ることのきっかけとして英語を勉強するのではないかなと思います。

あとはやっぱり単純にコミュニケーションができる人が増えるというのもいいものです。

 

なぜ歴史を勉強するのか?

歴史も言語と同じように比較的わかりやすい「理由がある」と思います。

私たちが生きているこの世界には、正解なんてものはありません。過去の状況と全く同じようなシチュエーションもなければ、模範解答もありません。そんな中で”正しいと思える”判断をしていくには過去から学ぶしか方法はありません。歴史とは、いわばこれまでの経験で、それを生かすために私たちは勉強をするのです。

 

「歴史は繰り返す」とよく言われます。過去を学べば、未来が見えてくる。一言で言えばそれが歴史を学ぶ意義だと思います。

 

なぜ理科を学ぶのか?

さて、数学(算数)と並んでなぜ勉強しなければならないかと聞かれて多くの人が頭を悩ますのがこの理科。特に文系就職する人にとって、「物理」や「地学」がなんの役にたつかと言われれば難しいところです。

よく言われるのが、言い方は悪いですが「騙されない能力」をつけるため。例えば最近話題の「水素水」がありますが、あの効果について科学的なギモンの目を持つことは生きていく上では役にたつかもしれません。(水素水についての個人的な意見とかは置いておいて…)

 

しかし、最近の科学や物理は最先端すぎて、その筋の人もよくわからななくなっています。例えばSTAP細胞の小保方さんの時もいわば世間みんなが騙されていた状態だったのに誰も気がつきませんでした。そんなことがあったので文系の人が理科を学ぶ必要性は難しいです。

理科系の人はなぜ勉強するかについてはわかりやすいですよね。この世界は物理と化学が支配しているし、将来の研究に必要なので!と言えばそれまでです。

文系の人も、そのほんの少しを理解するために勉強するのかもしれませんね。

 

なぜ算数(数学)を勉強するのか?

なぜ勉強をするのか本当にわからない科目No.1 といっても差し支えないのが数学。特に、四則演算くらいまでは日常で使うのでできたらいいかもしれませんが2次関数や因数分解、sin cos tan がどこで役にたつかわからない!という人は多いのではないでしょうか?

ではなぜ数学を勉強するのでしょうか?僕なりの答えは、
「論理的な思考を身につけるため」
だと思います。

例えば、

5-2=3

という数式は、「5から2を引いたら3だな!」という理解ですが、ここで大事なのは答えが3だということではなく、5から2を引いたら3になったということです。

 

よく、難しい計算や丸暗記を強要させられる複雑な公式のせいで見えにくくなっていることも多いですが、数学は本来「論理(ロジック)の学問」です。それこそ、人間が発明した数学の記号という言語を使って理路整然と道を作って進んでいくのが数学です。

これを日本語でやろうとするとどうしても主体性が出てしまったり解釈が曖昧になってしまいます。数学の良さは、誰がどこからどう見ても1+1は2であることなのです。(初等教育までかもしれませんが…)

 

ここまでのまとめ

なぜ勉強するの?

  • 国語、英語…生きていく上で必要だから(文化の理解に必要だから)
  • 数学…論理的な思考を身につけるために必要だから
  • 理科…騙されない能力を身につけるため
  • 社会(歴史)…過去を学べば、未来が見えてくるから

ここまで考えてきて、なぜ勉強するかという問いには、将来役にたつからという答えがぴったりなような気がして来ました。なぜ勉強しなければならないか?という疑問が頭に浮かんで来たら、上に書いた項目を思い返して見てはいかがでしょうか?

 

また、ここでは触れませんでしたが、お金というのは勉強をかがえる上で非常に重要なファクターです。将来食うのに困らないために勉強するというのが一番正解に近いのかも…

 

いぶき
結局は、世の中お金か…(いや、違うと信じたい。)

 

 

勉強してよかった点

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それでは、ここからは勉強をしてよかった点、メリットについてあげていきたいと思います。実際に気になるところだと思いますが、コレは個人の見解として理解してください!

 

学歴

いきなり身も蓋もない話をすると、勉強ができるといい大学に入れます。(何を持っていい大学かどうかはおいておいて。今のところは世間的に?)

そして日本においてだけかもしれないけれど、いい大学を出ればある程度の確率でいい暮らしができるようになります。

 

「今は学歴なんて関係ないよ!」という意見もあるかもしれませんが、残念ながら全く関係ないなんてことはないのです。あくまで確率的な話ですが、日本の大学の偏差値と生涯年収はそこそこ相関があるように思えます。

このような「偏差値至上主義」は僕自身はあんまり良くないことではないかと常々思っています。悪く言えば、大学入試でどれだけ頑張ったかがその後の人生を決めかねないからです。

 

しかし、しかしですよ。大学でその後の人生が変わるとわかっていて大学入試を頑張らないのも勿体無いと思いませんか?変な話、逆にいい大学い入ってしまいさえすればある程度の生活が保証されるようなものです。

それならば、「学歴主義反対!」と叫ぶより、頑張って勉強して”いい大学”にいく方がよっぽど賢い生き方だと思います。制度を変えるってことは本当に難しいですからね。

 

ゲスな考えかもしれませんが、勉強をする理由としてはこれが1番わかりやすい。

Q. なぜ勉強するか?
A. いい大学に行っていい暮らしをするため

 

選択肢を持てる

下衆な話の次は少し真面目な話。先ほどは高校からの進学を前提として話を進めていましたが、次の「選択肢を持てる」というのは誰にでも当てはまる話です。

 

さて、例えばですがあなたが高校からの進路を考えるとして、たくさんの希望があるとします。進学や就職、留学なんてのもいいかもしれません。それらの希望が叶うかどうかは、金銭的な問題もあるかもしれませんが、1番は学力の問題が立ちはだかると思います。

最近は問題になっていますが、最悪お金は借りて返せばいいのです。しかし、学力がないと選べる選択肢が限られてきてしまいます。極端な話をすれば、英語が日常会話レベルまであるだけで英語圏の進学、就職を視野に入れることができるのです。

 

人生において「勉強ができる」ということは様々な機会を得ることができるに等しいのです。勉強ができないとそもそもスタートラインに立つこともできないということが大人になったら出てくることがあります。(例えば就活とか。)

選択肢は少ないより多い方がいい。同じ理由で勉強もできないよりできる方がいいと思います。

 

自分を知ることができる

勉強をしていると否応なく自分と向き合うことになります。

例えばそれは一生懸命になれる自分。あるいは意外とサボり症の自分だったり、テスト前の緊張しいの自分だったりします。

この自分を知るというのは結構大きいです。例えば僕の場合、勉強していて見えてきたのは”面倒くさがりや”だということ。

 

なので勉強する時は必ず「やらなくてもいいこと」を早めに終わらすようにしました。そしてそれは大学生になって一人暮らしをするときも同じ。夜に掃除をしたら多分寝てしまうので朝起きたらすぐにやろうという風になりました。

高校生までは自分を知る機会というのがなかなかありませんが、勉強をしていればいやが応にも自分が見えてきます。そんな自分とどう向き合うことはあなたの人生にとって大変意味があることと思います。

 

学び方がわかる

最後に、学びについてです。

僕が高校生の時は、「大人は勉強しなくていいなぁ」と思っていましたが、そんなことはありません。大人だって勉強しているのです。

ただしそれは教科書とにらめっこしながら黒板に書かれた文字をノートにとるような勉強とは大きく異なります。

 

あるときはwebで検索して、ある時は本を何冊も読んで…そうして仕事や生活に必要な知識を文字どうり学んでいくのです。

そうした学びを訓練するために中学・高校の勉強が必要なのです。

 

僕も、大学生になって高校の時みたいに勉強することはなくなりましたが、あの時身につけた”勉強法”は今でも役に立っています。

別の言い方をすれば、学び自体に価値があるとも言えます。勉強すること自体が目的ということです。

 

まとめ

後半の、勉強をするメリットをまとめてみると、

  1. いい大学、いい暮らしを得ることができる(確率が上がる。あくまでも確率が!)
  2. 広い選択肢を持つことができる(大学だけでなく、広く人生において)
  3. 自分を知ることができる
  4. 学びかたがわかる

と言うことだと思います。

 

最後に

なぜ高校生が勉強をするのかと言うことと、勉強をするメリットなどについてまとめてきました。ざっくりとした理解、納得はできたでしょうか?

 

高校生のうちから「勉強をすることの意義」が捉えられる人と言うのは決して多くはないと思います。僕も全然わかりませんでした。

 

でも、考えておくことは大変重要だと思います。この記事が、その思考の萌芽となってくれれば幸いです。

いぶき
以上、京大生ブロガーのいぶきがお送りしました!

 

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