プログラミングを学ぼうという意欲を持ったのはいいけど、
どうやって勉強したらいいのかわからない!
という人は多いと思います。
僕も、プログラミングを独学で始めたのですが、その時にどうやって学んでいけば良いのかわからなかったので多少時間を使ってしまいました。
そこで、この記事ではプログラミングを学ぶなら「本・オンラインサイト・スクール」のどれが良いのか?ということについて色々書いていきたいと思います。
結論はシンプルで、
- 圧倒的に早いのは、プログラミングスクール
- コスパがいいのは、オンラインサイト
- 安い・学問的にやるなら、本
という感じかなと思っています。
目次 (クリックでジャンプ)
速攻でマスターしたいなら、プログラミングスクールがイイぞ
プログラミングを速攻でマスターしたいなら、プログラミングスクールがオススメです。
プログラミング スクール |
オンラインサイト | 本 | |
---|---|---|---|
習得するまでの時間 | 2~3ヶ月 | 3ヶ月〜半年 | 半年以上 |
プログラミングスクールは、多くのところが2,3 ヶ月 で集中的にやっています。
それはなぜかというと、短期間に浴びるように集中的にやった方が覚えられるし、伸びるからです。
また、わからないことがあった時にすぐにメンターに聞くことができるので、わからないことがあっても速攻で解決することができます。
逆に、デメリットはというと「お金がかかる」こと。
プログラミング “スクール” なので、結構しっかりと学費がかかります。
なので、通っている人はプログラマーに転職を考えている人や、本気でプログラミングをしたいという人がほとんどのように感じています。
お金があれば全然いいんですけど、そうでない人は選びにくい選択肢かもしれません。
英語学習に例えてみるととてもわかりやすいのですが、英語でいうとプログラミングスクールは「留学」に近いというイメージでOKです。
プログラミングが英語学習に近いのは偶然でもなんでもなくて、新しい技術を身につけるためのステップとして似ているという意味です。
数学や国語と違って、英語ってみんな中学校で0から始めるものなので、プログラミングにとっても近いのです。
また、プログラミングも 文法を覚えたり単語を覚えたりして、”言語” を書くという点では、それも英語に似ている気がします。
コスパのバランスが良いのは、オンラインサイト
さて、英語の例でいうと、オンラインサイトは “チャットで海外の人と喋る感覚” が一番近いような気がします。
プログラミング スクール |
オンラインサイト | 本 | |
---|---|---|---|
コストパフォーマンス | △ (長期でみれば◎か?) | ◎ | ◯ |
今では無料のプログラミングサイトがあって、それでいろんな学習ができるので、お金はほとんどかからないところも多いです。
また、スクールほどではないにしても、そこそこ早い段階で実践レベルまでプログラムを組める可能性もあります。これは本人の努力次第ですが、初心者、独学で2ヶ月かからずに現場に投入された人もいるみたいです。
また、学習環境も整えやすいので、本当の初心者が「プログラミングってなんだろう?」と思ってカタカタ叩いてみるというのにもいいと思います。
ここまで聞くと、いいところばかりのように感じるかもしれませんが、デメリットもあります。
それは、「オンラインサイトがやっていることしかできない」ことです。(当たり前ですが…)
例えば、自分で「こういうサービスを作りたい!」と思ったとしても、それに近いオンラインの学習方法を見つけなければいけません。
それに、全く同じものというのはないので、ある程度勉強したら、あとは独学が必要になります。
また、マニアックな言語を学ぼうとしたり、専門的な知識が必要になるような領域のことは無料ではなかなか見つけられないという点も挙げられます。
なので、「そこそこ簡単なことを、ある程度までできるようになる」にはコスパがとってもいいので、個人的にはオススメです!
知識が広がるのは、圧倒的に本や書籍
最後、本についてですが、これはいろんな本があるので入門編と発展編についてそれぞれ分けて説明したいと思います。
- 入門編:いわゆる「プログラミングをやってみよう!」みたいな本
- 発展編:オライリーなどの本格的な書籍
どちらも基本的には、
すぐには必要にならないような知識をつけるのには良い
という感じです。
プログラミング スクール |
オンラインサイト | 本 | |
---|---|---|---|
知識面 | 実践的 | サイトによって偏る | 網羅的 |
入門書は一通りやっておくのがオススメ
まずは入門書。有名なところでいうと、この『猫でもわかる』シリーズだったり、『苦しんで覚える』シリーズですね。
こうした入門書をやっておくと何がいいかというと、
プログラミングでできることがざっくりとでもわかる
ことです。
例えば、リスト構造なんてのがありますよね? (初心者の人は聞いたことないかもしれませんが…)
普段あんまり使わないのでスクールやオンライン講座ではかなりのスピードで突っ切ることも多いのですが、書籍だと1章まるまる割いてあったりします。
そこで例えばデータ構造の基礎が書いてあったり “こういう使いかたをすると便利だよ!” ってことが書いてあったりするのです。
極端な話、スクールやオンラインサイトでは「役に立つこと」や「やれるようになったらいいこと」しか教えてくれないので横方向にあまり知識が広がっていきません。
なので、一番最初は書籍で、端から端までざっくりとできることを学んでいくやり方はとってもオススメです。(僕もこの方法でやりました。)
そして、その後で2つ目の言語をやりたくなったり、もっと実用的な技術を身につけたくなったら他のやりかたを探してみるといいんじゃないかなと思います!
専門書は、必要になったら買い足しながら読む
どこからが専門書なのかはビミョーなのですが、ここではオライリーのようなものをイメージしていただけるといいと思います。
プログラミング初心者がこれを読むことは、はっきり言って100% 無理です。僕も、オライリーはそこまで読めません。
これは当たり前で、こうした書籍はプログラミングのプロだったり、専門職の人が読むものだからです。
その分、詳しい内容が書いてあったり、より踏み込んだことが書いてあります。
今ではなんでもネットに情報があるように思っている人もいますが、全然そうではありません。オライリークラスになってくると、ネットで調べるよりも本を買って読んだ方が早いこともよくあります。
「なので、調べても全然出てこないや…」という時には本を買うという選択肢を常に持っておくと良いと思います。
なので、専門書はある程度できるようになってからでオッケーです。
自分のやりたいことや興味のある分野、壁にぶち当たった時など、必要になったら順次買い足していくと良いでしょう!
自分のやりたいことは何かを考えよう
以上がプログラミングを学ぶ上で、本・サイト・スクールの選び方でした。
それぞれに長所があるので、自分にあったものを選んでみるようにしてください。
- プログラミングスクール:3ヶ月で実践レベルに手が届く
- オンラインサイト:コストパフォーマンスが高い
- 本:最初にオススメ、広い知識がつく
また、このうちのどれが良いという訳でもなく、それぞれを使い分けることができると最高です。
ぜひ全部のいいとこ取りをしてみてください!