【中学生・高校生向け】読書感想文におすすめの本20冊を京大生が選んでみた

いぶき
こんにちは。京大生ブロガーのいぶきです。

突然ですが、夏休みの宿題で最も「めんどっちい」のが、読書感想文だという人は多いんじゃないかと思います。

まぁ、気持ちはわからなくもないです。

僕も、中学校の頃までは読書がニガテでした。

 

でも、どうせ読書感想文をやるなら、面白くて、ワクワクして、(そして読書感想文がめっちゃ書きやすそうな)、そんな本でやりたいですよね!

そこで、この記事では自称「読書感想文家」の僕が、中学生~高校生の読書感想文におすすめの本を30冊セレクトしてみました。

 

かなりスタンダードなものから、「こんな本で読書感想文書けるの?」という本までたくさん紹介したいと思います!

ぜひ参考にしてみてください!

 

ちなみに、「こういうポイントに気をつけて書いてみたら?」というアドバイスというかヒントみたいなのもちょろっと書いてるので、それも参考にしてみてください!

 

読書感想文の書きやすい本のポイント

she-is-reading

それでは、「おすすめの本」を紹介する前に、読書感想文の書きやすい本とはどういう本か、ということを簡単に説明したいと思います。

なぜかというと… 「読書感想文というのは、本を選ぶ時点で8割決まっている」、と言ってもいいくらい、本のセレクトが重要だからです。

これは、感想文を書くときに考えたいポイントと直接関係があることばかりなので、ぜひ頭に入れておいてください!

ポイントは次の4つです。

 

読書感想文のおすすめ本
  • 知名度
  • 適度な長さ
  • 結論がわかりやすい
  • 主人公の年齢が近い・季節感がある

 

そこそこ有名である

まず、大事なポイントなのが、「知名度」です。

例えば、あなたが読書感想文を書こうとしている本が、「南米奥地の主婦の書いた日記が原作の本」とかだったらやっぱり感想って書きにくいですよね。

 

「誰?」ってなるし、他にその人の本を読もうと思ってもなかなか難しいです。

なので、そこそこ有名な作家さんとか、名前を聞いたことがある人の方が感想文は書きやすいし、評価されやすいです。

 

適度な長さ (300ページくらい)

本の長さが短い方が早く読み終わって感想が書きやすいと思っている人もいますが、それは違います。

適度な長さがないと、逆に「書くべきこと」が見つからなくて、時間がかかってしまいます。

 

目安としては、単行本で300ページくらい。標準的な長さです。

本を読む速さにもよりますが、「読む」ことも立派な勉強なので、ちょっとづつ分けて、1週間くらいかけても良いと思いますよ!

 

結論がわかりやすく、かつ白黒ついていない

一番大切なのが、「結論がわかりやすい」ことです。その上で、「Aも正しいけど、Bの考え方もわからなくない」みたいに白黒はっきりしてないのがベストです。

 

この終わり方だと、「わたしはAだと思います。その理由は…」という方向に持って行きやすいからです。

 

また、結論がいい感じにわからないと、「こういうことを言いたかったのかな…」というもっていくこともできます。

この辺りは、読解力だったり作文力とセットになるので自分が読めそうな本をセレクトしてみてください。

 

主人公の年齢が近い・季節がわかる

主人公の年齢が自分と近いと、共感ポイントがたくさんあって感想文が書きやすい、ということはよく言われます。

自分の経験に照らし合わせたりすることができるので、内容を深めやすい、ということもありますね。

 

また、これは個人的な意見ですが、「季節がはっきりとわかる」ことも感想文を書きやすいポイントではないかと思っています。

特に、夏休みの読書感想文は、夏の物語がぴったりだと思うので、その辺りもぜひ考えてみてください。

 

 

それでは、ここからおすすめの本を紹介して行きます。

僕が考えたポイントに星もつけたので、それも参考にしてみてください。

 

スポンサーリンク

『西の魔女が死んだ』梨木香歩

有名度 ★★★★★
長さ(体感) ★★☆☆☆
楽しいか ★★★★☆
書きやすさ ★★★★☆

 

タイトルのインパクトが抜群のこの作品は、夏の読書感想文の代表選手と言ってもいいかもしれません。

内容は、はっきり言って「わかりやすい」。難しい言葉が使われているわけでもないし、途中で大事件が起こるわけでもありません。

 

それなのに、読んでいてめちゃめちゃ面白い。ドキドキしてページを繰ってしまいます。

テーマも普遍的で、大人になっても、読み返したくなる作品です。

 

ひとことポイント

誰しもは、いちどは経験したことのある「いじめ」や「死」などのテーマと、それに対して西の魔女(おばあちゃん) が主人公のまいに対してどのようにアドバイスをするのか、それを自分はどう思ったのか、など書くことはたくさんありますね!

 

『夜のピクニック』恩田陸

有名度 ★★★★★
長さ(体感) ★★☆☆☆
楽しいか ★★★★☆
書きやすさ ★★★☆☆

 

タイトルの『夜のピクニック』とは、「全校生徒が夜の間ずっと、80キロ歩き続ける」という、主人公が通っている高校の伝統行事のこと。

青春の甘酸っぱい感じと、キラキラした感じは読んでいて胸がギュッとします。

 

恋愛小説は感想文が書きにくい気がしてしまいますが、この作品は恋愛以外にも、例えば男女の考えの違いや青春の葛藤など抜き出せるポイントがたくさんあるので大丈夫だと思います。

個人的には、文章による表現力の高さが見所の1つです。

 

ひとことポイント

自分の普段考えていることが、どこかに言語化されているはずです。それをピックアップしてみて、どう思ったのかなどを書いてみると原稿用紙もすぐに埋まってしまいます。

 

『舟を編む』三浦しをん

有名度 ★★★★☆
長さ(体感) ★★★☆☆
楽しいか ★★★★☆
書きやすさ ★★★☆☆

 

ストーリーを一言でいうと、「主人公が辞書編集部に異動し、辞書を作る」というお話。

感想文というと、どうしても国語の先生がみると思うので、その点ではめちゃめちゃウケがいいと思います。

 

普段、何気なく使っている辞書が、実は途方もなく長い時間と手間をかけて作られていることがわかります。

しかも、作者が三浦しをんさんということもあって、ストーリーとしても面白く描かれています。

 

ひとことポイント

「何気なく使っているけど長い時間と手間がかかっている」ものは、この世界にはいくらでもあります。この本を読んだ後では、それらに対する見方が変わってくる… はずです。

 

『昨日のカレー、明日のパン』木皿泉

有名度 ★★★☆☆
長さ(体感) ★☆☆☆☆
楽しいか ★★★☆☆
書きやすさ ★★☆☆☆

 

多分、ここで紹介する中で最も「感想文」らしい感想文が書きにくい作品だと思います。

簡単にストーリーをまとめると、「まだ若い夫(一樹)を亡くした嫁と、彼の義父が一緒に生活をする」という物語。2人をつないでいたはずの一樹がいなくなって7年経っても、まだ彼らは共同生活を続けています。

 

あったかくて、ほっこりするような作品です。読書感想文を書くためじゃくても、読んで欲しいです。

 

ひとことポイント

ストーリーの起伏は緩やかですが、所々に「これは…」と引っかかるポイントがあるはずです。それをうまく拾って言語化できるかが鍵だと思います。

 

スポンサーリンク

『夏の庭』湯本香樹実

有名度 ★★★★★
長さ(体感) ★☆☆☆☆
楽しいか ★★★☆☆
書きやすさ ★★★★★

 

小学校6年生という、多くのことを感じる時期に、「死」というテーマと向き合った少年3人組のお話です。

読書感想文としては、ものすっごい書きやすい本なのではないかなと思います。

 

「だれだって死ぬのに、どうしてこわいって思うんだろ。やっぱり、死ぬまでわかんないのかな」(114頁)

 

こういう、実直な言葉を、ひとつひとつ丁寧に読み進めてみて欲しいなぁと思います。

季節は夏。長さもそこまで長くない。おすすめです。

 

ひとことポイント

3人組の男の子たちが、夏の前と後でどういう心情の変化をしたかがポイントです。自分の夏の経験と照らし合わせたりすると深みが出てくるでしょう。

 

『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎

有名度 ★★★★☆
長さ(体感) ★★★☆☆
楽しいか ★★★★★
書きやすさ ★★☆☆☆

 

個人的に、伊坂幸太郎作品の中で最も好きなのがこの『ゴールデンスランバー』。

2008 年の本屋大賞を受賞している作品で、読みやすくて面白いです。

 

主人公はとある事件の濡れ衣を着せられてしまい、追手から逃げるのですが…

 

読むのは楽しいのですが、感想文にするとちょっと難しい気もします。

 

ひとことポイント

例えば、「自分が主人公の立場になったら、どのようにするか」などを書いてみたりするととても面白い感想文になるかもしれません。

 

スポンサーリンク

『キッチン』吉本ばなな

有名度 ★★★★☆
長さ(体感) ★★★☆☆
楽しいか ★★★☆☆
書きやすさ ★★★★☆

 

ただ一人の肉親であった祖母を亡くして、新しく “他人” と住むことになった主人公の、気づきや葛藤などがストレートな表現で描かれている作品です。

日本でも有名ですが、それよりも海外で高い評価を得ている印象で、僕も留学生から「読んだことある?」と聞かれました。

 

他にも、『TUGUMI』など、吉本ばなな作品は読んで面白く、考えさせられるものはたくさんあります。

ぜひ読んでみてください!

 

ひとことポイント

僕がもし『キッチン』で読書感想文を書くとしたら、どこか一文を切り取って、それについて深く深く掘っていく、というやり方をすると思います。

これは他の本でも使えるテクニックです。

 

『何者』朝井リョウ

有名度 ★★★☆☆
長さ(体感) ★★☆☆☆
楽しいか ★★★☆☆
書きやすさ ★★★★☆

 

若い人たちに圧倒的な人気があるのが、朝井リョウです。著者がこの本を書いた時、まだ20代でした。

この物語は、就職活動をしている大学生をメインに描いています。

高校で就職する人がどのくらい多いかは学校によって違うと思いますが、自分に関係のある言葉はいたるところに見つかると思います。

 

タイトルの通り、自分は『何者』なのか、それをどうやって見つけるかを考えながら読むといいでしょう。

 

ひとことポイント

例えば、自分の思っていた「就活」のイメージとの対比や、自分はどうしていきたいか、理想と現実のギャップなど、書きたいことは山ほどあると思います。

 

『桐島、部活辞めるってよ』朝井リョウ

有名度 ★★★★☆
長さ(体感) ★★☆☆☆
楽しいか ★★★★☆
書きやすさ ★★★★★

 

朝井先生の本から、もう一冊、こちらも有名な作品ですよね。

バレーボール部のキャプテン、桐島が突然部活を辞めてしまいます。それに呼応するように、色々なことが巻き起こります。

 

中学生・高校生なら部活動をしている人も多いと思いますが、その中での葛藤などがキレイに描かれていると思います。

 

ひとことポイント

主人公が高校生たちなので、自分の方に引き付けて書きやすいと思います。自由な発想で、思ったことを書いてみるといいと思います。

 

『ランナー』あさのあつこ

有名度 ★★★☆☆
長さ(体感) ★★☆☆☆
楽しいか ★★★★☆
書きやすさ ★★★★☆

 

こちらも、陸上部に所属する高校生が主人公のお話です。部活にガッツリスポットが当たっているわけではありませんが、楽しく読めると思います。

主人公の内面の葛藤など、国語の教科書に載ったりテストに出たりしても全くおかしくないと思います。

 

ちょっと長いですが、同じ作者の『バッテリー』も青春全開で面白いので時間があったら読んでみてください!

 

ひとことポイント

「なぜ主人公がその行動を取ったのか?」ということを考えさせるようなシーンがいくつか見つかると思います。それを自分の言葉で書けば、立派な読書感想文です。

 

『こころ』夏目漱石

有名度 ★★★★★
長さ(体感) ★★★★☆
楽しいか ★★☆☆☆
書きやすさ ★★★★★

 

高校の教科書にも載っているので、一部を読んだことはある、という人は多いかもしれません。

本作品は上・中・下に分かれていて、前後半で主人公が違います。

 

そのため、1巻全て読み終わったら、様々な人の感情や葛藤がぐるぐると渦巻いている様子がわかると思います。

考えさせられる、名作です。

 

ひとことポイント

書きたいことは色々あると思いますが、全部書こうとすると薄くなってしまいます。書くことを絞って、そこを深く追求してみるといいと思います!

 

『図書館戦争』有川浩

有名度 ★★★☆☆
長さ(体感) ★★☆☆☆
楽しいか ★★★★★
書きやすさ ★★★★★

 

テーマは、ズバリ「表現の自由」です。

作品の中では、かなりフィクションの色が強く、誇張されていますが、現実でも重要な問題です。

作品の中で、それぞれの立場がどのように書かれているかに気をつけながら読み進めてみるといいでしょう。

 

また、本作は元々「ライトノベル」として出版されていたということもあって、めちゃめちゃ読みやすく、面白いです。

フツーに読むのもおすすめです。

 

ひとことポイント

現実に、「表現の自由」がどのように扱われているのかを調べて盛り込んでみるといいでしょう。

また、主人公ではなく、あえて敵側(表現の自由を規制する側) に立って書いてみるのもいいでしょう。

 

『ヘヴン』川上未映子

有名度 ★★★☆☆
長さ(体感) ★★★☆☆
楽しいか ★☆☆☆☆
書きやすさ ★★★★☆

 

かなーり重い作品です。読書が嫌いな人は、最後まで読めないかもしれません。

テーマも重く、「イジメ」だったり「暴力」だったりという内容が出てきます。

 

ただ、だからこそ「読書感想文に書くことが思いつかない…」ということにはならないと思います。

僕は大学生になってからこの本を読んだのですが、もっと早く読みたかった… と思いました。

 

ひとことポイント

主人公の周りの人たちは、それぞれ違った考え方をしています。それらの特徴をまとめ、主人公はそれぞれについてどう思ったのか、そして自分はどう思うのかを書くと厚みが出ると思います。

 

『さよなら妖精』米澤穂信

有名度 ★★★☆☆
長さ(体感) ★★☆☆☆
楽しいか ★★★★☆
書きやすさ ★★★☆☆

 

個人的に、僕が大好きな米澤穂信先生の『さよなら妖精』です。

割とミステリに寄っています。なので、ネタバレ防止のために内容にはあまり触れないでおきます。

 

文化的背景の写し方が素晴らしく、それだけで感想が書けてしまいそうです。

個人的オススメなので、ぜひ読んでみてください!

 

ひとことポイント

自分が知らなかったことを、調べてみるといいと思います。その上で、自分の経験などを合わせて書いてみるといいのではないでしょうか。

 

『龍馬がゆく』司馬遼太郎

有名度 ★★★★☆
長さ(体感) ★★★★★
楽しいか ★★★★☆
書きやすさ ★★★☆☆

 

なんと、全部で7巻もある、長編作品です。

「こんなので、読書感想文書けるの?」と思うかもしれませんが、大丈夫です。

 

いぶき
書けます!

 

なぜなら、面白いからです。

サクサク読めるし、割と事実に基づいている(らしい) ので、勉強にもなります。(多分)

 

一般的な坂本龍馬のイメージと違うところもあるので、そういうところを記述するなど、やり方はたくさんありますよね。

歴史モノなので、歴史が好きな人や伝記などが好きな人にオススメです。

 

ひとことポイント

歴史に名を残す人はここが違う!というポイントを拾ったり、令和と江戸でも共通するポイントを拾ったり、気になるところを深掘りしてみるといいでしょう。

 

『天地明察』冲方丁

有名度 ★★★★☆
長さ(体感) ★★★★☆
楽しいか ★★★☆☆
書きやすさ ★★★☆☆

 

歴史が絡むストーリーでもう1つオススメしたいのが、冲方丁の『天地明察』です。

時は江戸、正確な日本地図を描く壮大なプロジェクトが始まります。

 

歴史上、これを成し遂げたのは伊能忠敬と言ってもいいかもしれません。どこからがフィクションでどこからが歴史的な事実なのか、調べたりしてみると面白いでしょう。

 

ちょっと長いのが難点ですが、面白いと思う人にはさっと読めてしまうと思います!

 

ひとことポイント

史実とフィクションの対立だったり、当時の人のものの考え方だったり、書きたいポイントはいくらでもあると思います。

地図や科学をテーマにするのもありです!

 

『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ

有名度 ★★★★☆
長さ(体感) ★★☆☆☆
楽しいか ★★★★☆
書きやすさ ★★★★★

 

言わずと知れた、ノーベル文学賞受賞者のカズオ・イシグロの代表作です。

提供者の介護をしている主人公ですが、次第にそれらの謎が解き明かされていきます。

 

じわじわと、謎が明らかになっていくところが読み応えがあります。

また、内容もフィクションではありますが、現実にも起こりそうと思えるほど考えさせられるようなものになっています。

 

ぜひ読んでみてください。

 

ひとことポイント

「運命」や「介護」など、のワードだけでなく、物語の全体像を把握して、そのどこで動きがあったのかを書いてみても面白いと思います。

 

『告白』湊かなえ

有名度 ★★★★☆
長さ(体感) ★★★☆☆
楽しいか ★☆☆☆☆
書きやすさ ★★★★☆

 

始めに言っておくと、読んでいて楽しくなるような作品ではありません。

「突然に亡くなった娘は、実は事故で亡くなったわけではない」、という主人公の女教師の告白から、物語は始まります。

 

主に語られるのは、醜い生徒たちの裏側や犯人の家族からの言葉。

これらのなかに、認めたくはないけれど、「自分もそう思う!」という一面があったりするバズです。

 

感想を書かずにはいられないと思います。

 

ひとことポイント

「〇〇はいけないと思います。」では感想文になりません。あえて悪い行動を肯定してみたり、なぜいけないのかを考えてみたりすると深まっていきます。

 

『海と毒薬』遠藤周作

有名度 ★★★☆☆
長さ(体感) ★★☆☆☆
楽しいか ★★☆☆☆
書きやすさ ★★★★☆

 

とても重いテーマを持ったお話です。しかも、調べてみるとわかるのですが、実話を元にしています。

命の重さやそれに対する価値観、罪とは、色々なテーマをみることができます。

 

中学生には難しいかもしれませんが、高校生にはぜひともチャレンジしてみて欲しい一冊です。

中編小説なので、分量自体はそこまで多くはありません。

 

ひとことポイント

率直な感想を述べるだけでも、立派な読書感想文になると思います。自分が大人になったらこういうことに直面した時はどうするでしょうか?

 

『1984』ジョージ・オーウェル

有名度 ★★★★★
長さ(体感) ★★★☆☆
楽しいか ★★★☆☆
書きやすさ ★★★★★

 

ジョージ・オーウェルの『1984』は、ぜひ読んでおくべき作品だと思っています。巷では、20世紀文学の最高傑作の呼び声も高いです。

テーマもわかりやすく、ラストは衝撃的。

 

しかも、ありがたいことに、読書感想文にかけそうな社会問題などもモリモリに盛り込まれています。

 

これは、読みしかないんじゃないかという本です。

 

もし僕が国語の先生なら、ジョージ・オーウェルを読んできたというだけで、もう満点上げたくなっちゃうくらいです。他の人と一線を画したい人にぜひオススメです。

 

ひとことポイント

現実にこういうこと起こってないかな、ということや、物語の構造など、触れるべきところはいくらでもあります。自由な発想でどうぞ!

 

最後に:読書感想文は本を選ぶとこから

以上、僕のおすすめする20冊でした。

最初にも言いましたが、読書感想文は本を選ぶところがスタートです。しっかりとした本を選んでみてください。

 

また、過去にはこんな記事も書いています。

【読書感想文の書きかた】オリジナリティが出るポイントを京大生がご紹介 (具体例あり)

 

これは、僕が読書感想文を書くとしたら、どんなものになるかを考えて、ちょっとした工夫や書き方などを具体例を交えながら説明したモノです。

特に、「オリジナリティ」の出しかたに重点を置いています。

 

もし気になる人は、ぜひ読んでみてください!

 







関連記事 & スポンサーリンク






自宅で勉強するのに最適
スタディサプリ

コロナウイルスが蔓延するこんな状況下で、非常におすすめなのが「スタディサプリ」です。

オンライン学習だからできる、史上最強の講師とレベルの高い学びを、あなたに。