最近の大学生の就活で欠かせないのが、webテスト。中でも、「SPIテスト」に苦労している人は多いのではないでしょうか?
僕も、最初はSPI にめちゃめちゃ戸惑ったので苦戦していたのですが、対策本を何冊か活用するだけで圧倒的に点数が取れるようになりました。
そこで、この記事ではSPI テストの対策本・参考書の中で、使ってみてよかったおすすめの3冊を紹介したいと思います。
目次 (クリックでジャンプ)
SPIのことをよく知ることが大切です
いきなりおすすめの参考書を紹介する前に、SPI について知っておきたいことをざっくりと紹介したいと思います。
「敵を知り、己を知れば百戦危からず」と言います。SPIについてはぜひとも次のようなことを知っておいて欲しいところです。
SPIテストは「SPI総合検査」というテスト
SPIテストは、正式名称を「SPI総合検査」と言います。これはもともと、リクルートが開発したテストになります。
最近では、多くの企業が採用していて、受験者は189万人にのぼるとも言われています。
このSPIテストは、主に書類審査とともに提出するため、結果によっては「面接まで進めない」ということにもなりかねません。
大学生の皆さんにわかりやすいようにいうと、SPIテストは「センター試験」に似ています。
1つ1つの問題の難易度はそれほど高くありませんが、時間の制限が厳しい、ということが多いです。
しっかりと対策をして臨まないと、「全然解けない…」という事態に陥ることは間違い無いでしょう。
SPIテストには3種類あるので注意して
SPIテストには、次の4つの種類があります。
- SPI – H:高卒(高校生) を採用する時に使われるSPIテスト
- SPI – U:大卒(大学生) を採用する時に使われるSPIテスト
- SPI – G:中途採用をする時に使われるSPIテスト
- SPI-R・SPI-N:事務職・一般職応募者向けのSPIテスト
これらは、難易度や出題範囲が若干違います。
これから紹介するSPI 対策の参考書は、全て大学生向けの「SPI – U」の本になります。
ほとんどの問題集がSPI – U 向けですが、間違って別のものを選んでしまわないようにしましょう!
対策本を選ぶ時に注意しておいて欲しいポイント
それ以外に、気をつけたいポイントは次の通りです。
- 発行年が最新のものか
- 実際のSPI テストの形式が使えるか
- 受験形式(ペーパーもしくはウェブ) はあっているか
- 問題の数や種類は十分か
特に、SPI テストはある程度の問題をこなしていかなければ身につかないので、問題数が十分にあるものを選んだ方がいいでしょう。
また、実際のテスト形式があるものが望ましいですが、なければ滑り止め気分で1社多く受けてみて、テストに慣れる、ということもできます。
これが本当のSPI3だ!
問題量 | ★★★★☆ |
---|---|
わかりやすさ | ★★★★☆ |
真面目さ | ★★★☆☆ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
1つ目のおすすめは、洋泉社の『これが本当のSPI だ!』です。
なんと、この1冊で主要なSPI の形式全てに対応してくれています。
また、解説がめちゃくちゃ丁寧で、イラスト付き。非言語の間違えがちなところも、一眼でパッとわかるようになっています。
言語に関しても、またたまに出る意地悪な問題なども幅広く対応しています。なので、基本的な対策としてはこれ1冊で十分では無いかなと思います。
解説が重視されているので、問題量がやや不安かもしれませんが、初めてSPI を受ける人や基礎から確認したい人に読んで欲しいおすすめの1冊です。
- 解説がどこよりも丁寧でわかりやすい
- 主要な3方式全てに対応している
- 問題量は少なめ〜並
これが本当のSPI3 テストセンターだ!
問題量 | ★★★★★ |
---|---|
わかりやすさ | ★★☆☆☆ |
真面目さ | ★★★★☆ |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
先ほどの『これが本当のSPI3 だ!』の姉妹本です。
何が違うかというと、先ほどの本は主要な3方式に対応していました。
✔︎ テストセンター (専用の会場で、用意してくれたパソコンで行う)
✔︎ ペーパーテスト (企業の指定した会場で、マークシート方式で行う)
✔︎ WEBテスティング (自分の家で、パソコンやスマホで行う)
これに対して、この本はテストセンターのみに特化しています。なので、
全部の方式を受ける人 → 先ほどの『これが本当のSPI3 だ!』
テストセンターだけの人 → 『これが本当のSPI3 テストセンターだ!』
をおすすめします!
- テストセンターに特化している
- イラストがついていて、パッと見て理解できる
- 問題量は少なめ〜並
史上最強 SPI &テストセンター 超実践問題集
問題量 | ★★★★★ |
---|---|
わかりやすさ | ★★☆☆☆ |
真面目さ | ★★★★☆ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
最後は、ナツメ社の『史上最強 SPI &テストセンター 超実践問題集』です。
この参考書は、問題がたくさん載っているタイプです。なので、演習をバンバンしたい方はおすすめです。
他の参考書と違う点は、SPI3 とテストセンターの全問題パターンを収録しているところ。なので、効率的に問題対策をすることができます。
また、難易度も割と高めなので、解説書などで一通りの傾向がわかったという人は、これで高得点を狙うための練習をしてください。
個人的には、この参考書に載っている問題をすらすらと解けるようになれば、本番で「解けない…」と立ち止まってしまうことはほとんどなくなりました。
最終的に、量をこなすのはとてもいいトレーニングなので、ぜひやってみてください!
- 問題をゴリゴリに解いていきたい人向け
- SPI で他の人と差をつけたい人におすすめ
- Amazon の口コミもかなり良い
SPI テストは繰り返しが基本です
以上が、SPI テスト対策のための問題集・参考書でした。
この3冊(実際はほとんど2冊みたいなものですが…) 以外の参考書を選んだりするのは、はっきり言って「時間のムダ」だと思います。
そんな時間があるなら、しっかりと問題を解いて、間違えた問題を復習するようにしましょう。
最初にも言いましたが、SPI テストはセンター試験みたいなものです。
なので、
- 間違えた問題をメモして、何回も解き直す
- 時間配分に注意して、自分で模試をやってみる
ということを積み重ねるのが、高得点へのいちばんの近道です。
ぜひ頑張ってみてください!