こんにちは! 京大生ブロガーのいぶきです。
この記事は、最近よく耳にするようになった、「ウタマロせっけん」について。『赤すぐキッズ』『ビーイング』などの雑誌にも取り上げられたり、アメトーーク!の『家事大好き芸人』でも紹介されていたそうです。
この石鹸、とにかく汚れがよく落ちる。そしてやすい!ついでに衛生的!
そんなウタマロせっけんですが、実は僕は中学の頃からお世話になっていたんです(ドヤァ)。よくサッカーのユニフォームについた泥をこれで落としたものです。
というわけで、いちウタマロユーザー、ウタマロファンとしてウタマロせっけんの魅力と使い方について紹介できればいいなと思っています。後半の方では、ウタマロせっけんの歴史などにも触れているので時間がある方はぜひ!
目次 (クリックでジャンプ)
特徴
まずは、 “ウタマロせっけん” がどんな特徴を持っているせっけんなのかをご紹介します。
頑固な汚れに強い
ウタマロせっけんの1番の特徴は何と言っても「ガンコな汚れに強い」ことです。野球などで泥だらけになったユニフォームや黄ばみやすい襟元、醤油のシミなどありとあらゆる汚れが取れてしまいます。
他の石鹸では無理だったという汚れも、この石鹸ならきっと落としてくれるでしょう。
手や肌に優しい
「汚れに強い石鹸は手肌に弱い」、というのがそれまでのせっけんの常識でした。確かに、強いせっけんを使うとすぐに手が荒れてしまったり、肌の弱い人は使うのが難しい印象がありました。
しかし、ウタマロせっけんは何度も開発、改良を重ね”汚れに強く、肌に優しい”せっけんを実現しました。
環境に気を使っている
せっけんの材料というのは、主に脂肪酸と呼ばれる油の一種です。ウタマロ石鹸は、外食産業で使用済みとなった油が再度精製された回収リサイクル油を使っています。
その理由は2つあります。1つ目は、昔から「料理の後に余った油から作られる廃油石けんは汚れ落ちが良い」と言われるくらい汚れ落ちの良いものができること。そしてもう1つは環境を考えてのことです。環境のことを考えて作られているので、包装も華美なものではないですが、その実力は折り紙付きなのです。
ウタマロせっけんの基本的な使いかた
では、早速基本的な使い方をみていきましょう。
基本の使い方
汚れているところならどこだって活躍しますが、主な使われどころとしては、
えり そで くつ下 スニーカー ユニフォーム 軍手 など
です。
①汚れた部分を水で濡らす
まずは汚れた部分を水で濡らします。ユニフォームなどの泥はこの段階で落としておくと洗いやすいです。できれば水よりもぬるま湯の方が後で泡立ちやすくなります。
②ウタマロせっけんをこすりつける
次に、汚れている部分にウタマロ石けんをこすりつけます。目安は、ウタマロせっけんの緑色が見えるくらいまで。ここではまだ泡は立てなくても大丈夫です。
滑りやすい!という人は、せっけんをたてに半分に切って使うのがおすすめ。柔らかいので包丁で”にゅーん”と切ることができます。使わない方はラップに巻いたり、ビンに詰めたりして保存しておきましょう。
③軽くもむ
その後、汚れが落ちるまでもみ洗いをします。丈夫な布ならゴシゴシしちゃっても大丈夫です。②でこすりつけた緑色落ちるまでゴシゴシしましょう。
石けんが泡立ってくるとさわやかなハーブ系の香りが漂います。この瞬間はなんか気分がいいですよね?
これで汚れが落ちないようなら、軽くすすいで②→③を繰り返します。
⓸せっけんをつけたまま洗濯
最後は、せっけんをつけたまま洗濯します。
アイデア満載の使い方も
他にも、つけ洗いにして使ったり、当て布をしてゴシゴシしたりと様々に使えます。
主婦の皆さんは色々な使い方をされているみたいですね…
例えば次のような使い方ができます。
- 細かく砕いてお茶パックに入れて使う
- たてに割いてラップを滑り止めにして使う
- ブラシに塗りつけて布をこする
他にも色々な使い方ができそうです。特に、せっけんが大きくて握りにくいという人は縦にスパッと切ってしまって、ラップで巻いて使うとゴシゴシしやすいです。使わない方はジップロックに入れて保存するのがオススメです。
また、用途も様々で、上履きや布を洗ったり、選択できない靴やアウトドアグッズを洗う人もいるみたいです。勉強になります(>人<;)
みんなの声
使っている人の声です。ほとんどの人が使ってよかったといってますね。リピーターが多いというのも頷けます。
父の帽子を手洗い中。ウタマロせっけんすごいな。皮脂汚れめっちゃ落ちる…!
— むいむい(青) (@mumumuii) 2017年11月15日
赤子のうん漏れ対策にTwitterで評判のウタマロせっけんを買った。3年近く育児して今更…。もっとはよ買えば良かった
— 犬 (@inutikushou) 2017年11月14日
襟の黄ばみにはウタマロせっけん
— ツインテール今村 (@KYK_twintail) 2017年11月5日
しごとのいくら洗濯しても落ちなかっためちゃくちゃ汚れてるのを半信半疑でウタマロせっけんで洗ったらほんとにきれいになった…なめててすみませんでした
— ワズカ (@wzzc) 2017年10月28日
ウタマロがとっても愛されているようで嬉しいです!
ウタマロせっけんはどこの会社が作ってるの?
気になって調べてみました!
ウタマロせっけんとは、株式会社東邦が販売している石鹸です。江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿がネーミングの由来だそうです。
元々は昭和32年(1957年)に宮井産商株式会社と東邦油脂株式会社が販売を開始しましたが、バブルの折に宮井産商株式会社が廃業してしまいました。ウタマロ石鹸はもうこれまでかと思われていましたが、主婦たちからの強い要望によって販売は継続。そして現在、ウタマロ石鹸は社名を株式会社東邦と変えて、全国に向けて販売されています。
ウタマロせっけんのこだわり
原料、製法
せっけんの原料は簡単に言ってしまえば油です。しかし一口に油といっても、その種類は託さなり、またそれらを量を調節して何種類も配合するとなると組み合わせは無限大です。また、せっけんの製法もその配合ごとに違ってきます。
原料、製法でせっけんの良し悪しは決まるといっても過言ではないですが、ウタマロ石けんは売り上げ開始から50年の歴史をもち、常に開発と改良を続けてきました。
その甲斐あって、今では国内でも有数の石鹸を作れているのです。
レトロな感じ
個人的にウタマロせっけんを気に入っているのは、そのレトロなデザイン。なにか特別な要素があるわけではないみたいですが、販売当時からあまり変わらない様子。
フォントや、ロゴに書かれている絵も可愛いです。
緑色の理由
これは不思議に思って調べてみたのですが、ウタマロせっけんが緑色なのは、「どこにせっけんをつけたかがわかるため」と、「その石けんが消えるまでもみ洗いをするための目印」だそうです。
ウタマロ石けんの緑色は2つのサインの役割を果たしています。
1つは汚れた部分にしっかり石けんが付いているか確認するため。
そして、ついた石けんの緑色がなくなるまでしっかりもみ洗いをします。
もう1つのサインはこの緑色がなくなった時、しっかりもみ洗いできたサインとなります。
なるほど、そういうわけだったのですね。
注目の新商品
新商品といっても、2012年から発売されている商品ですが、汚れと戦い続けて半世紀のウタマロがついに食器用洗剤やクリーナーなどを発売しました!ウタマロファンならぜひ知っておきたいですね。
ウタマロキッチン(食器洗い洗剤)
ウタマロがついにキッチンにも!ガンコな汚れは何も衣服だけではないですよね。食器の汚れにもウタマロは大活躍します。お皿の汚れはもちろん、鍋の焦げ付きやお弁当の油汚れなどもすっきりと落としてしまいます。さらにはなんとスポンジ雑菌まで!
キッチン洗剤できになるのは、汚れ落ちともう1つ、肌への優しさですが、そこはさすがのウタマロなのでご安心ください。詰め替え用があるのも環境を意識したウタマロらしい配慮ですね。
ウタマロクリーナー(住宅用クリーナー)
しつこいお部屋の汚れにはウタマロクリーナーがおすすめ。ガスコンロまわりの油汚れも、お風呂やトイレにもこれ一本で対処できます。
使い方は簡単。汚れにスプレーして拭き取るだけです。これでもかというくらい汚れが取れるのでぜひ試してみてください!
ウタマロリキッド(部分洗い用液体洗剤)
ウタマロの、部分洗い用の液体洗剤 です。リキッドタイプなので、今までウタマロでゴシゴシすることをためらっていた布地や、色のついたものはこちらで落とすことができます。ファンデーションなどのメイク用品にも使えます。
ふつうのウタマロとの違いは、中性で無蛍光なこと。生地がダメになることなく、色落ちもしません。なのに洗浄力は確か!ぜひ試してみてください。
最後に
サッカーのユニフォームを洗っていたあのウタマロで、食器を洗うなんて想像もしてなかったなぁと思ういぶきです。
販売開始から50年もたっているのには驚きました。もしかしたら親子孫の3世代でウタマロファンの方もいらっしゃるのでは?
よく、「ウタマロ欲しいんだけどなかなか売っていない」という人を見かけますが、探してみると近くのドラッグストアにポンと置いてあったりします。よく平積みになってるイメージです。
どうしても見つからないよという人はネットで買ってみるのもありです。3個セットだとお買い得のお値段ですよ!
一度使えばあなたもウタマロファンになること間違いなし!騙されたと思ってぜひ使って見てください!