留学生と話したい人が知っておきたいことは3つだけ。断言します。

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留学生とコミュニケーションを取りたいけれど、うまくいかないという人は意外にも多いのではないでしょうか?僕も、そうでした。

僕が通っている京都大学は外国人留学生の受け入れ人数が日本で8番目に多い大学です。そのため、留学生と話す機会がとても多いのですが、正直、最初は全く喋ることができませんでした。

 

しかし、これから紹介する3つのことに気をつければまるで嘘みたいにコミュニケーションがたくさん取れるようになりました。

そこで、この記事では留学生と話すための “3つ” の気をつけたいことを紹介します。ぜひ参考にしてみてください!

 

留学生と話すときに気をつけたいのは3つだけ

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留学生と話すときに気をつけたいことは、以下の3つだけです。

留学生と話すときには…
  1. 話しかける のは失礼ではない
  2. 標準語・丁寧・ゆっくり
  3. 相手との共通点を探る

それぞれ詳しく説明していきますが、基本的には文字通りの意味なのでそのまま覚えて帰ってもらえれば明日からスッと話せるようになります。

 

詳しくは、これから説明していきます。

 

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1. 話しかける のは失礼ではないから、どんどん話しかけよう!

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日本で長く生活していると、日本の慣習というのがもはや当たり前になってきます。もちろん、それはいいことでもあるのですが、時として「そんなの必要ない!」ということにこだわってしまう可能性があります。

その1つが、「話しかける=失礼、恥ずかしい」みたいな感覚です。

 

日本では、初対面の人に話しかけるとき、「初めまして…」みたいにかなり丁寧にいきますよね?そして、ある程度仲良くなってから親しい口調になります。

ですが、英米なんかでは特に、大学生の挨拶は「Hi!」から始まります。日本語でいうと、これは「やあ!」みたいなテンションです。

要するに、かなりフランクなんですね。大げさにいうと、地球に住んでいる人はみんな友達みたいな感覚で話しかけてくるのです。

 

他にも、ブラジルやアルゼンチン出身の人と話したことがあるのですが、南米の人たちはなぜか踊りながら近づいたりしてきます。初対面の相手にですよ?

このように、海外では「知らない人に話しかける = 恥ずかしい」とか言った感覚が全然ないんですね。(東アジアではそれなりにあると聞きますが…)

 

なので、話したい時は、こちらから積極的に行くようにしてみましょう。

留学生も、少なからず日本に興味を持って来日しているはずなので、あなたに興味が全くない、なんてことはないはずです。

すれ違っても構わないので、どんどんコミュニケーションをとっていきましょう。

 

2. 標準語・丁寧・ゆっくり 話す

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僕の周りにいる、留学生と会話ができない人の特徴を色々調べてみると、意外なことに「大阪人」が多いことがわかりました。

よーく考えてみると、それは当たり前で、なぜなら次の3つの要素が欠けているからなのです。

大阪人に欠けている3要素
  1. 標準語で話す
  2. 丁寧に、相手のことを思いやる
  3. ゆっくりした聞き取りやすさ

いや、これは決して大阪の人をディスっているのではありません。これらの要素は日本の人と日本語でコミュニケーションを取る上では非常に役に立つものです。

しかし、留学生との会話の際には障壁になってしまいます。

 

なぜかわからない人は、例を考えてみるといいと思います。

例えば、あなたが必死に標準のイタリア語を覚えて留学したとします。でも、留学先で話されていたのは

  • めちゃめちゃ訛りの強い方言
  • イタリアンな省略や現地のルールを強めに喋る
  • マシンガントーク

みたいな状況だったら、もう絶望ですよね?

 

大阪人がやっているのが、まさにこんな感じなのです。きっと留学生も、「日本語学校で習ったのとは違うぞ?」となってしまいます。

なので、やるべきことはまさにその逆。標準語で、丁寧にゆっくり話してあげるといいでしょう。

 

特に、指示語( “これ” とか “それ” とか) をなるべく減らして、きちんと名詞を使うだけでめちゃめちゃコミュニケーションが取れるようになるのでぜひやってみてください!

 

ただし、「丁寧に喋る」のと「甘えた日本語を話す」のは全然違います。留学生は多少なりとも日本語の習得を目標にきているので、過度に優しくするのは逆に失礼です。

3 会話が続かない人は、相手との共通点を探る

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留学生との会話の内容に困っている人は、これが一番大切です。

相手との会話の始めには、”共通点” がキーワードになってきます。

よく、アメリカに行ったジャパニーズにアメリカ人が良く言う「サムラーイ、ゲイシャ、フジヤーマ」とおんなじことです。

 

例えば、とあるイタリア人と仲良くなった時の会話はこんな感じでした。

イタリア人
Hi!
いぶき
はーい。君、パスタの国から来たんだって?
イタリア人
そんなこと言うのは君が初めてだよ。(←苦笑い)
いぶき
あー、でもあれだろ? イタリアにはナポリタンってないんだろ?
イタリア人
ナポリタンってなんだい?
いぶき
ええっとね… スパゲッティをケチャップで炒めて…

 

こんな感じ。だいたい食べ物の話題でいけますね。

他にも、例えばサッカーが好きだったらどこどこのファンだとか言う会話ができますし、読書が趣味ならその国の作家などのことを話せるかもしれません。

 

とにかく、相手との共通点を見つけ出して、それを膨らませる。これが王道です。

とくに、自分の知っていることなら言語が怪しくても大抵意図が伝わるので、おすすめです。

 

話すときに注意したいのは “個人的” なこと

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今までは「話せるようになる」ことを中心に書いてきましたが、では注意したいのはどんなことでしょうか?それは、次のようなことです。

 

話す時に気をつけたいこと
  • 年齢
  • 政治・宗教
  • 体型

 

こんな感じの、いわゆるパーソナルな部分です。

 

例えば、ジェンダーの会話や宗教・教義の会話って日本人は慣れてないんですよね。ズケズケと切り込んだり、「そんなの〇〇じゃん!」みたいに気軽に受け答えするのはマズイです。

出来るだけ、注意しましょう。

ただ、一番最初にも書いた通り、これを恐れて「話しかけない」というのは元も子もありません。

 

まず、とにかく喋ってみる。まずはそれからです。

どれだけ注意しても、意識しないで失礼なことを言ったりしてしまうのですが、そうした時はきっちりと反省をすることが大切です。
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最後に:留学生は特別じゃない

以上、留学生と話したい人が知っておきたいことを紹介してきました。コミュニケーションで悩んでいる人は自分がどうしたら良いかわかったでしょうか?

気が付いたかもしれませんが、紹介してきた3つのこと、「気さくに話しかける」、「丁寧に」、「ゆっくり話す」ことは何も留学生だから必要なのではありません。普通に日本の友達と話す時にも大切なことです。

 

留学生 = トクベツな人という思い込みを捨てて、気軽にコミュニケーションをとってみるようにしてみてください!

 

英語で留学生とコミュニケーションをとる場合には、何と言っても “語彙” が必要です。逆にカタコトでよければ語彙力があれば通じます。

語彙は英語学習でもかなりネックになってくるのでぜひマスターしてみてください!

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