最近、Web界隈でよく耳にするようになった言葉といえば、そう「バズる」。
みたいな使い方をされることが多いのですが、ネットにあまり詳しくない僕からしたら、
- バズるってどういう意味なの?
- 炎上とは違うの?
っていうのは、ずっと気になっていました。
そこで、この記事では “バズる” の意味や語源、使い方について3分でわかるようにさくっと説明して行きたいと思います!
目次 (クリックでジャンプ)
「バズる」とは、Web上で多くの人に拡散されること
「バズる」というのは、一言でいうと「Web上で多くの人に拡散されること」です。
特に、Twitter やFacebook、Instagram、Tik Tok などのSNS(ソーシャルネットワーク) を介して一気に情報が広まっていくことを意味しています。
たとえば、これを見てください。
髪の毛が後退しているのではない。
私が前進しているのである。
RT @kingfisher0423: 髪の毛の後退度がハゲしい。— 孫正義 (@masason) 2013年1月8日
Twitter に投稿されたこのツイートは、なんと合計で4万リツイートもされています。
このように、Web 上で大きく拡散される現象を、「バズる」と言います。
明確な基準はないけど、勢いが大事
では、バズるとは、どのくらいの人に見られたら “バズった” って言えるのでしょうか?
これは、明確な基準というものはなく、集団のなかで爆発的に人気になれば、それをバズというそうです。
そして、今では「Web上で」の一文が抜けて、「多くの人に拡散される」ということだけでもバズるというみたいで
みたいな使い方もされているそうです。
それよりも、むしろ重要なことは
- 短期間に、ブームのように押し寄せる
ことみたいです。
「バズる」の語源は、ハチの羽音からきている
バズるの語源は、ハチの羽音だそうです。
英語の「Buzz」には、次のような意味があります。
- ハチの飛び回る音(日本語の「ぶんぶん」)
- そこから転じて、一箇所に群れることや、うるさいこと
そして、この2 の意味からさらに転じて、「口コミやニュースで話題になる」様子を表わすようになりました。
ちなみに、「バズる」と言っているのは日本だけのようで、英語では同じ意味で「Viral」と呼ばれています。
Viral(ヴァイラル) とは、「ウイルス性の」という意味で、SNS などの拡散によってまたたく間に広まっていく様子をウイルスに例えたものです。
ちなみに、この「バズる」という言葉はかなりポジティブに使われるようで、良い評判や単純に面白いものがガーッと広まることを指します。
他方、ネガティブな噂や批判・非難が拡散されることを、「炎上」と言います。
バズるために大切なこと 3選
せっかくなら、自分のツイートやFacebook などの投稿が「バズる」経験をしてみたいですよね?
そこで、ここから少し「バズる」ためには何が必要か、ということについて考えてみたいと思います。
バズるために大切なことは、以下の3つです。
- バズるためには、人に伝えたくなるようなものを投稿する
- 2次拡散されるかどうかがポイント
- バズりやすいカテゴリーを抑えておこう!
1. バズるためには、人に伝えたくなるようなものを投稿する
「バズる」の定義をもう一度確認すると、
バズるとは、Web上で多くの人に拡散されること
でした。
これは裏を返して言えば、バズるためには多くの人に拡散される必要があるということです。
だから、バズるためにまず必要なことは「人に伝えたい!」と思ってもらえるような投稿を心がけることです。
伝えたいと思うポイントの1つは、ずばり「パッと見て面白さがわかりやすいかどうか」です。
このツイートを見てください。
ポメラニアンを風呂に入れてたら、その光景が盛りつけたカツカレーみたいになってしまいました…。 pic.twitter.com/qLPsCjKQ
— yakisoba (@yakisoba) 2012年12月2日
この投稿者さんは、有名人ではありませんが、このツイートもなんと4万リツイートもされています。
これはなぜでしょうか?
その理由は、おそらく見た瞬間に「アハッ!」と笑えてしまうところだと思います。これは人に伝えたくなりますよね?
また、画像つきというのも大きなポイントだと思います。
このように、
- 友人や友達につたえたくなるようなものか?
- それは、パッと見て「何が面白いか」がわかるか?
ということに注意してみると、ずっと「バズり」やすくなると思います!
2. 2次拡散されるかどうかがポイント
バズるかどうかは、じつは運の要素も非常に大きいです。
それは、2次拡散をされるかどうか、ということが非常に重要になってくるからです。
2次拡散とは、「自分と直接関係ないひとが、自分の投稿を拡散してくれること」です。
これがなぜ大切かというと、「一気に多くの人に広まる可能性が高まる」からです。
たとえば、(あまりいい例えではありませんが)チェーンメールのように
というメールを、僕の友達10人に送ったとします。
そうした場合、このメールが多くの人に広まるかどうか、というのはどこで決まるかというと、「僕からメールを受け取った友達の誰かがそのメールを送るかどうか」で決まるのです。
絵を書いてみるとわかりやすいのですが、あるところから爆発的に人数が増えていくことがわかると思います。
なので、バズるかどうかは時の運や自分の友達によっても大きく左右されるのです!
3. バズりやすいカテゴリーを抑えておこう!
さて、それでは運の要素もあるものをどうすれば「バズる」ようにできるかというと、簡単で
のです。
もちろん、パクリはだめです。
多くのSNS には著作権があるので、注意してください。
そこで重要なのが、バズりやすいカテゴリーを抑えておくことです。
僕の長年の経験と観察に基づいた、「バズりやすいジャンル・カテゴリー」は以下のとおり。
- 動物系・いやし系の画像、動画
- 子どもの写真や動画
- 恋愛や失恋経験などのツイート
- オチが面白いもの、小噺など
- 「よく言ってくれた!」という投稿
1番と2番に関しては、いままでも多く目にしていると思います。かわいい猫ちゃんの動画とかはよく流れてきますよね?
また、3番の「恋愛系」に関しては、どちらかというと噂話に近い形で拡散していく傾向があるとおもっています。
僕の友達に、
という人がいましたが、まさにそれですね。
また、4番、5番のような投稿に関しては、「これ面白い!」と単純に伝えたいパターンと、「僕もこんなふうに思ってました!」というような意見の表明のパターンとがある気がしています。
このようなジャンルやカテゴリーは、Twitter, Facebook, Instagram などによらず、すべてのSNSで共通な気がしています。
むしろ、友達同士の会話などでも共通するものだと思っているので、ぜひこうしたジャンルの投稿をしてみてはいかがでしょうか?
「バズる」を覚えて、使いこなそう
ネット上で(良い印象のものが) 一気に広まること
今度、友達に会ったら、
と言ってみましょう。
バズについて、こんな書籍も発見したので気になる人はぜひ読んでみてください!