高速バスは、安さや車内泊ができることが魅力ですが、残念なのが「寝れない」ことですよね?
僕も、最初はほとんど眠れず次の日ずっとぼーっとする羽目になったりしていました。
しかし、旅行や就活イベントに行く際に夜行バスを何度も使ううちにだんだん「夜行バスでも眠れるコツ」がわかってきました。
そこで、この記事では 夜行・高速バスで眠るために ぜひ試してみてほしいことを書いていきたいと思います。
目次 (クリックでジャンプ)
1. 3列シートがベスト
高速バスで眠るための戦いは、予約の段階ですでに勝負が始まっています。
まず、気をつけたいのは「4列・5列」のシートは寝るのが本当に大変だということです。5列とかになってしまうと隣が気になったり前との距離が狭すぎたりして本当に窮屈です。
4列にしても、【4列ゆったり】ならともかく、そうでない場合は狭く感じるかもしれません。
確かに、コレらのバスは料金が安いのが非常に魅力的ですが、それにばかり目がいって次の日の体調がすぐれないことほど残念なことはありません。
できれば3列を、もしダメでも4列ゆったりを予約しておくと快眠度が爆上がりしますよ!
2. 座席の選び方
バスのどの座席に乗るかというのも重要なファクターです。
例えば、ここは避けた方がいい!というのはこんなところです。
- 乗車口の近く
- タイヤの上
- エンジンの近く
- トイレの近く
こうしたところは人の行き来が多いので寝るには向いていません。
また、中央の列よりも窓側の方が寝やすいという人は多いです。窓側のメリットは、以下のようなものがあります。
- 持たれかかって寝れる
- カーテンがあれば1人きりになれる
コレらの寝やすい席は、予約の最初の方に埋まってしまうことが多いですが、安いバスでこうした席が余っていた場合はすぐに押さえにかかった方がいいですよ。
3. 耳栓・アイマスクは必須
僕がバスで一番気になるのが、「周りに人がいる」という緊張感とバスの「ゴーッ」という音です。コレがあるので眠れないという人は多いのではないでしょうか?
そんな時に役立つのがアイマスクと耳栓です。
耳栓があれば音はそれほど気にならなくなりますし、アイマスクがあるとトイレ休憩などで明かりがついた時にもぐっすり寝ることができます。
また、ずーっとうるさい音を聞き続けていると耳にも良くないです。なので耳栓をつけることは健康的にもいいことです。
もし、「普段と違うものをつけると眠れない」という人は、夜行バスに乗る数日前から耳栓とアイマスクをつけていると慣れますよ。
おすすめは、「ちょっといいやつ」を買うこと。
僕も以前は100均のやつを使っていましたが、ちょっと値段を上げてコイツを買ったら満足度が段違いでした。
4. ゆったりした服装を心がける
高速バスで眠れない理由の1つが、服装です。高速バスだとパジャマを着るわけにもいかないですが、できるだけゆったりした服を着ることをオススメします。
その理由は、「締め付けがあると寝にくいから」です。キュッと締め付けた感じがあると心理的にどうしても緊張してしまうために落ち着かないのです。
また、ジーパンやタイツなどを着用していると血行が悪くなるなど健康面の被害もあります。
だから、できるだけゆったりした服装がいいのです。
靴を脱いだり、靴下を脱ぐのも効果大です。サンダルなどの履物をしていくといいでしょう。
とにかく寝やすさを心がけましょう。
5. クッションやネックピローなどを使う
クッションやネックピローなどを持って行く人は少ないかもしれませんが、僕は結構使っています。
特にクッションは枕にも、お尻に敷いたりもできるのであるととっても便利です。
僕のオススメはこんな感じのビーズクッションです。軽くてそこまで大きくないものだとそこまで荷物にならないので買っておくといいと思います。
また、こうしたものを持っていく余裕のない人は、タオルなどをカバンから出しておいてそれをうまく使うといいと思います。
6. シートは全部倒す (←これ大事)
たまに、「シートを全部倒すと相手に迷惑だろう…」と思ってしまって途中で止めてしまう人もいます。
ですが、周りの人はそこまで気にしないです。もちろん、一声かけるなどの配慮は必要ですが、シートは全部倒した方が寝やすければぜひそうしてください!
また、ただ仰向けになるだけではなく、少し横を向いてみたり足置きなどを出したりしていい姿勢を確保することも大切です。
先ほども言ったように、タオルなどを使って姿勢をキープしたり、まくら代わりにして使うとなお良しです。
あとは、荷物は足元に置かないなどスペースをうまく使う工夫をすることでわずかなスペースを有効活用することも大切です。
7. お腹は満たしておく
「バスは酔うから…」といってそこまできちんと食事をしないでバスに乗る人がいますが、コレも眠れない原因になってしまうかもしれません。
お腹いっぱいまで食べる必要もないかもしれませんが、少しは食べておくと眠りやすくなると思います。
また、お菓子やパンなどを持ち込んでおくとバスの中でお腹が空いても食べることができます。
僕はいつもチョコレートを持っていきます。チョコレートは安眠効果があったり気持ちを落ち着けてくれるのでオススメです。
ただ、歯磨きができないバスもあるので注意が必要です。
僕は、そういう時はノンシュガーの飴を持って行ったりして、なんとか気を紛らせています。
8. お酒の力を借りる
僕がやっている究極の睡眠方法は、このお酒。
バスに乗る前に少しだけお酒を飲んでおくと気持ち良く眠れることが多いです。このテクニックは夜行バスだけでなく飛行機で海外に行くときなどにも使うことができるのでぜひ覚えておいてください!
もちろん、飲み過ぎで周りに迷惑をかけるのはNGです! あとは、万が一のこともあるのでバスの発着地点についてからにした方がいいですよ!
9. 寝る直前はスマホやパソコンを見ないようにする
パソコンやスマホの画面から出る光は、脳を興奮させて睡眠を妨害してしまいます。
寝る1時間前くらいからスマホやパソコンを見ないようにしましょう。
といっても「それは無理!」と思う人もいると思うので、そういう人はブルーライトカット のメガネを買ってみるといいでしょう。
安いものは1,000円代から買えますし、普段の生活でも寝る前にスマホをみるという人は持っておいた方がいいと思います。
バスの暗い中でスマホを見るのは目にも悪いので、寝れなくてもぼーっとしておいた方が健康にもいいでしょう。
10. 何度も乗ると慣れる
最後は身もふたもない話ですが、高速バスで寝るのに必要なのは “慣れ” もあると思います。僕も、最初の頃は全く眠れず、目的地についたこともありました。
しかし、10回目くらいから高速バスでぐっすり眠れるようになりました。
しばらくすると、次の日もスッキリ朝を迎えられるようになると思うので、今は寝れない人でもぜひ何度も使ってみてください!
ちなみに、友達に聞いてみたところ、5回目くらいからが慣れてきて寝れるようになる人が多いみたいです。
個人差があるようですが、しっかりと対策をしていけば、徐々になれるようになるのでぜひこの記事で紹介した方法を試してみてください!
夜行バスで寝れるようになる対策まとめ
- 3列シートがベスト。(4列ゆったりも…)
- 座席は、タイヤの上、トイレの近くを選ばない
- 耳栓・アイマスクは必須
- ゆったりした服装を心がける
- クッションやネックピローなどを使う
- シートは全部倒す
- お腹は満たしておく
- お酒の力を借りる
- 寝る直前はスマホやパソコンを見ないようにする
- 何度も乗る
上記の方法は、いくつかを組み合わせて使うと大変効果的です。(例えば、寝酒+耳栓&アイマスクなど)
夜行バスは他の交通手段に比べてとにかく安いので、上手に使いたいところです。
しっかり眠ることができればこの移動手段は最強です。
ぜひここに書いた眠るためのテクニックを使って翌朝のスッキリを手に入れてください!