大学3年生や大学院の1年生になると、インターンにいく人も多いと思います。
特に、最近は不況の影響などで選考が厳しくなってきているので、インターンに行って少しでも就職に有利になるようにと思っている人も多いのではないでしょうか?
僕も、この前インターンの説明会に行ったのですが、そこでこんな話を耳にしました。
かなり面白い話だったので、先輩の経験談なども踏まえながらこの6つの特徴を解説していきたいと思います!
先にあげると、その特徴とは次の6つです!
- 志望動機がはっきりしていない
- 企業研究・業界研究をしっかりとしていない
- アピールできる業績や活動がない
- コミュニケーション力が足りていない
- 企業が求める人物像と合致していない
それぞれ説明していきたいと思います!
コロナウイルス(COVID-19) の影響で、22卒の人はかなりしんどい状況になってきましたよね…
僕もその時期に就活になると思うので、みんなで頑張って乗り越えましょうね!
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志望動機がはっきりしていない
まず、いちばん大事なのがこの「志望動機」です。ほとんどの人は、この志望動機がめちゃめちゃ薄いらしいです。
でも、例えば志望動機に関して
「御社の〇〇というサービスを実際に使ってみて、とても将来性を感じました。これからも世の中に必要とされるサービスと確信したので、それに携わりたいです」
という学生と
「なんとなく、有名なので志望しました。」
という学生がいたら、どちらが採用されるかは一目瞭然ですよね。
これはかなり極端な例ですが、こういう学生は非常に多いみたいです。特に、ES(エントリーシート)を何枚も書いたりするうちにテキトーになってしまうことが結構あるみたいです。
忙しい大学3年生や大学院1年生にはちょっと難しいと思うかもしれませが、全部丁寧に考えてみましょう!
全部イチから作る必要はありませんが(特に、趣味や特技などの欄は共通で構いません)、志望理由などはオリジナルのものを用意した方がいいでしょう。
企業研究・業界研究をしっかりとしていない
インターンに落ちる人の特徴でもう一つありがちなのが、「企業研究や業界研究をしっかりとしていない人」です。
もちろん、アナリストのように細かい数値を覚えたり、競合企業の業績をチェックしたりする必要は全くありませんが、インターンを志望する企業の業種や業績などはしっかりと抑え方がいいでしょう。
特に、志望する業種がしっかりと決まっている場合には、いくつかの企業を同時に見ることによって業界全体を捉えることができます。
時間の無駄にはならないので、企業研究や業界の分析などはしっかりと行ってください!
また、業種研究だけでなく、いわゆる「自己分析」がしっかりとできていない人も多いようです。
面接官は、これまで何千人、何万人という学生を見てきたので、たいていのことはバレてしまいます。
なので、
- 適当にごまかしで語る大学生にがんばったこと
- 大して興味ないのに「好きだ」と語ること
- ごまかしで語る、自分の強み、アピールポイント
みたいなのはあっさりと気づかれてしまいます。
ただ時間をかければいいというものではありませんが、自分が自信を持てるくらいにまで考えを練り上げてから面接に臨むようにしましょう!
アピールできる業績や活動がない
インターンの面接は、本番の面接よりも時間が少ないことが多いです。
最近では、1人の面接に10分やそれ未満ということも少なくありません。
そういう面接においては、「短時間にいかに印象に残るかが」勝負の鍵を握っています。
多くの人は、そういう「掴みのあるエピソード」を用意できません。
なので、
- 世界一周旅行をした人の体験談
- 部活で全国優勝をしたエピソード
- アルバイトで1日で2000個の苺を売り捌いた話
- ヒッチハイクで日本縦断した苦労話
みたいなのに、遅れをとってしまうのです。
あなたがまだ大学の1, 2年生なら、これからそういうエピソードをもっともっと作ってみてください。
いつか絶対に活きる時がくると思いますよ!
もう時間がない… というそこのあなた。
あなたにも、先ほどの例と同じくらいのインパクトを残せる話題の選び方を特別に教えちゃいたいと思います。
その話題選びとは… ズバリ、「失敗談」です。
面接では、失敗したことよりも成功したことを話したがる人が多いです。なので、失敗談は結構目立ちます。
そして何より、「その失敗を自分がどう思ったか」や、「自分がそこから何を学んだか」というストーリーを作りやすいです。
ぜひやってみてください!
コミュニケーション力が足りていない
インターンに限らず、面接で落ちてしまう人の特徴として、よく言われるのが「コミュニケーション力不足」です。
“コミュニケーション力” と言うと、どういう印象をもつでしょうか?テニスサークルの人が高めているやつ、という印象の人が多いのではないでしょうか?
でもそれ、ズバリ「正解」です。面接で大切なのは、ノリと勢いです。
もちろん、「相手の意図をしっかりと理解して、自分の意見をわかりやすく伝える」という、本来の意味のコミュニケーションの能力ももちろん大事です。
でも、それ以上に、「ノリ」のようなものが必要になってくることがわかります。
これは僕の友達が言っていたのですが、インターンに参加すると異様に「エネルギーが高い」人がいるみたいなんです。
そして、そういう人がグループディスカッションなどで好成績を収めるみたいなんですよね。
理系の僕からすれば、「テニスサークルのコミュニケーション力が大事!」というのはちょっと言いたくないのですが、大切だというのは事実みたいです。
企業が求める人物像と合致していない
最後のポイントは、「企業が求める人物像と合致していない」ことです。
これに関しては、改める必要は特にないのではないかと思っています。単に、相性がよくなかったという、それだけのことです。
でも、どうしても合格を勝ち取りたい面接があるとします。
そういう人には、先輩の面接メモなどを見るのがいいと思います。ちょっとセコいですが、「どういう人物像が理想か」がわかれば、その人物になりきることはできますよね。
あとは、OB訪問もいいと思います。その職場にいる人たちは面接に合格してきた人ばかりなので、どういう人が理想とされているのかがわかります。
あまりやりすぎると、今度は「自分の芯がぶれてしまう」ので、注意が必要です。
最後に:どんな風にESを書けばいいの?
以上、インターンを受ける人が知っておきたい、「落ちる人の特徴」でした。
当たり前のことも書きましたが、インターンの面接で落ちる人の多くはこの「当たり前」のことができていない人も多いので注意してみてください!
また、インターンの面接まで行けないという人は、ESや履歴書での自己アピールが足りない・やりすぎているのかもしれません。
そういう人は、先輩にどうやって書いているのかを聞いてみたり、過去にその会社に合格した人がどうやってクリアしたのかを調べてみるといいでしょう。
この記事にも書きましたが、先輩のESなどが見れるサイトもあります。ぜひ活用してみてください!