アコギ初心者の方にとって1番の難関はバレーコード(セーハー) だと思います。Fが弾けないから1度は挫折したという話はよく聞きますよね?
しかし、それだけで諦めるのは勿体無い!世の中には、FもBマイナーもできなくても弾ける曲はたくさん有ります。
この記事では、そんなバレーコード無しで弾ける定番曲を20曲紹介していきたいと思います。しかも全曲tab譜つき!
まずはカポ(カポタスト )無しで弾ける曲からどうぞ!
カポ無しなので、これらの曲はギターを買ったその日から練習することができます。もしかしたら1週間以内に弾けちゃう人もいるかも!
目次 (クリックでジャンプ)
ヒカリへ / miwa
コード(U- felt): http://www.ufret.jp/song.php?data=969
ご存知、miwaの『ヒカリへ』です。miwaの曲の中でもとても有名な曲で、この曲で第64回のNHK紅白歌合戦にも出場しました。
女の子の中には、miwaに憧れてアコギを始めたという人も多いのではないでしょうか?そんな彼女の人気曲が簡単だというのは嬉しいですね。
途中、Cadd9というコードが出てきて少し苦戦するかもしれませんが、G→Cadd9 という流れなら割と簡単にできると思います。(何を言っているかわからない人はぜひコードをみてみてください。)
I remember you / YUI
コード(U- felt): http://www.ufret.jp/song.php?data=419
miwaより前の世代で「女性のアコースティックギター」といえば、多くの人がYUIを推すのではないでしょうか?ちょうど僕が中学生くらいだったでしょうか?
YUIは高校を中退し、ストリートライブをしていたところ、注目されライブハウスに出演。その後オーディションに合格しデビューが決まるという壮絶な来歴を持っています。
ラスサビの前のCメロでFが2回出てきますが根性で頑張りましょう(無責任… ごめんなさい。省略コードとかでなんとかしてください。)
曲自体がとてもスローテンポなので弾きやすいと思います。しっとりした弾き語りになるように練習を重ねましょう。
純恋歌 / 湘南乃風
コード(U- felt): http://www.ufret.jp/song.php?data=1089
湘南乃風の「純恋歌」も、ほぼバレーコードなしで弾くことができます。この純恋歌はカラオケで歌われることも多いので、「出し物などでアコースティックギターを弾きたい!」と考えている人にはいいかもしれません。
Fが2回登場しますが、それよりもFadd 9 が厄介かもしれません。これも練習あるのみです。また、リズム感がとても難しいかもしれないので最初は曲をかけながら練習するといいでしょう。
We Are Ever Getting Back Together / Tayler Swift
コード(U- felt): http://www.ufret.jp/song.php?data=4824
こちらもテイラー スウィフトの有名な曲なので、聞いたことがある人も多いはずです。日本では恋愛テレビ番組の『テラスハウス』の主題歌に起用され、話題になりました。
この曲もそこまで難しいコードは登場しないので “ある程度” の曲に仕上げるのはそこまで苦労しないはずです。ただし、洋楽の独特のリズム感などを完璧にマスターするのは非常に難しいかもしれません…
ちなみに、タイトルの “We Are Ever Getting Back Together” は日本語では “私たちは絶対にヨリを戻したりしない” と訳されます。
I’ve Got a Feeling / The Beatles
コード(U- felt): http://www.ufret.jp/song.php?data=21440
ご存知、ビートルズの「I’ve Got A Feeling」です。ビートルズのラストアルバムである『Let it Be』に収録されている楽曲で、ファンの人気も高いです。ジョンレノンとポールマッカートニーの合作とされていて、それぞれ両者が作った別々の2曲が組み合わされたものとのことです。
この曲はほとんど AとD、それにEm とGのコードでで進行するという珍しい曲ですが、それゆえにその人の個性が出る曲だと、個人的いは思います。
Love Me Do / The Beatles
コード(U- felt): http://www.ufret.jp/song.php?data=26489
ビートルズからもう一曲、『Love Me Do』をご紹介します。こちらはビートルズ1枚目のシングルで、ハーモニカのイントロが特徴的ですね!
こちらもコード自体は難しくはないので一番はじめの練習曲にはもってこいかもしれません。
続いては、カポ有りでバレーコードなしで弾ける簡単オススメ曲 です。
めちゃくちゃ簡単にいうと、「バレーコードを弾かなくてもいいようにするやつ」です。
これがあると弾ける曲がグンと広がるので持っていない人はぜひ買ってみてください!
それでは、カポがあるとどんな曲が弾けるようになるのかを見ていきましょう!
卒業 / 尾崎豊
コード(U- felt): http://www.ufret.jp/song.php?data=1298
尾崎豊といえば!という1曲ですよね。年代が上の人も弾けるので、この曲からギターを始めたという人もたくさんいるはずです。
途中にC# というコードが2回ほど出てきますが、極論をいえばCでも全然変な感じになりません。ここれへんは自分の実力と相談して決めるといいでしょう。
「この 支配からの… 」というタメが完成度を物語ると思っています。音の入りと切に注意したいですね。
卒業 / 荒井由実
コード(U- felt): http://www.ufret.jp/song.php?data=963
ユーミンの『卒業写真』です。荒井由実の代表曲で、作詞、作曲ともに荒井由実担当であり、日本でもっともカヴァーされている曲の一つでもあります。
尾崎の卒業も然りですが、昭和のノスタルジックな卒業関係の曲は簡単なコードが多いですね。強いていえば、C7に苦戦するかもしれません。
ちなみに、僕が一番最初に練習したのはこの曲です。今思うと… なんでだろうですが…
青空 / THE BLUE HEARTS
コード(U- felt): http://www.ufret.jp/song.php?data=10309
懐かしい曲が続きますね。THE BLUE HARTSの『青空』です。正式な読み方は「あおいそら」です。
この曲がリリースされた1989年といえばアフガン戦争が終戦を迎えた年でもあり、そういうことを考えながら聞くと歌詞がぐっときますね。
Bm が出てきますが、Bm7に代替することでかなり楽に弾ききることができると思います。最初はゆっくり初めて、慣れてきたら自分の好きなテンポで弾いてみるといいでしょう。
夏祭り / Whiteberry
コード(U- felt): http://www.ufret.jp/song.php?data=1577
元々はJITTERIN’JINNの曲でしたが、Whiteberryがカヴァーしたことで人気に火がつきました。累計売上では、こちらのヴァージョンがオリジナルを大きく上回っています。
この曲もかなり押さえやすいコードなのですが、問題はテンポが早いので手がついていかないことですね。しっかり音を鳴らせるようになるまでにはかなりの練習が必要だと思います。
季節感があって、ストーリー性もある曲なのでとても味をつけやすい曲と言えるかもしれません。
車輪の唄 / BUMP OF CHICKEN
コード(U- felt): http://www.ufret.jp/song.php?data=637
この曲、BUMPの中でも個人的に好きな曲だったのですが、2004年リリースなんですね…(年をとったなぁ…)
この曲は半音下げチューニングといってチューニングを少しいじらなければならないので少し手を出しにくいかもしれませんが、好きな曲はそんなの関係ないですよね!
「ツッター、ツタタ、ツッター、ツタタ」というリズムがとっても難しく、この曲もかなり練習した記憶があります。弾けると楽しいので個人的にはめちゃオススメです!
夢の中へ / 井上陽水
コード(U- felt): http://www.ufret.jp/song.php?data=36525
「さがしものはなんですかぁ〜、見つけにくいものですか〜」で有名な曲ですね。写真の陽水さんが若い!
このころの曲だとやっぱりアコギの良さが出るというか、弾いてて楽しいですよね。様々なCMで使われたり、カヴァーされたりしているので多くの人が楽しめる曲の一つだと思います!
100万回の I love you / Rake
コード(U- felt): http://www.ufret.jp/song.php?data=3622
「愛してるぅの〜、ことば〜じゃ〜、足りないくらいに君が好き〜」のやつです。
この曲ですが、いくらバレーコードがないとはいえかなりえぐいコード進行になっています。僕もまだちょっと弾けないかも…
少し慣れてきた人が、運指の練習するのにはいいかもしれません。
Stand By Me / Ben・E・KING
コード(U- felt): http://www.ufret.jp/song.php?data=1801
同名の映画とともに、世界的に有名な曲ですよね。
こういう曲は、まずあらかた弾けるようになった後は、いろいろなカヴァー曲のアレンジを聞いて自分なりに色々弾けるようになると面白いでしょう。
ストロークの感覚、リズムの取り方、指弾きとピックの音の違い、アルペジオを途中に入れるのかなど自分で「コレだ!」と思うものを見つけるまで練習すると、かなり勉強になると思います。
いいんですか / RADWIMPS
コード(U- felt): http://www.ufret.jp/song.php?data=1485
RADWINPSのラップ調の曲です。この曲も曲調的にかなり弾きづらいと思う人もいるかもしれません。
元々はバリバリのエレキギターなので、「いいんですか アコギ」などと調べてストロークやアレンジなどを研究してみることをオススメします!
Dragon Night / SEKSI NO OWARI
コード(U- felt): http://www.ufret.jp/song.php?data=18631
通称、「セカオワ」の、通称、『ドラゲナイ』です。個人的にはとても好きな曲なのですが、なんだかんだバカにされること多いような気がするんですよね… ドラゲナイ。
この曲も G→D→Em→D→C→G→C→D という比較的感なんなコードが、しかも繰り返して出てきてくれるのでオススメです。
個人的には、ギターを始めた頃にかなり練習していたので思い入れのある曲でもあります。
Hey Jude / The Beatles
コード(U- felt): http://www.ufret.jp/song.php?data=2889
最後はビートルズの「Hey Jude」です。Music videoでとても楽しそうに歌っている彼らが印象的ですよね。(個人的にはBeatlesが楽しそうに歌っている曲は少ない気がします…)
後半の「na na na nanana na…」と繰り返す部分は、循環逆四度進行という珍しいコード進行なのですが、何を言っているのかさっぱりわからなくていいと思います。
最後に:バレーコードもちょっとづつやろう!
以上、バレーコードなしで弾ける定番曲 20選を紹介してきました。気に入ったものはあったでしょうか?
ここまでみてると、聞いていると複雑そうに思えた曲も意外と簡単なコードでできているものがあることがわかると思います。
だから、「バレーコードが弾けない…」と暗くならずに「簡単な曲から練習しよう!」と明るく元気にやることが大切です。
何せ、「音ヲ楽シム」ですから!
これらの曲を全て弾いてみるのもいいですし、1曲だけ選んでみて完璧に弾けるようになるまで練習してみるのも面白いかもしれません。途中で書いたように、youtubeなどでアコギバージョンを調べて勉強するのもありです。
とにかく、弾いてみること。ただそれだけです。ぜひ楽しんで演奏してみてください