森見登美彦作品が大好きな僕が待ち望んでいたことが、ついに実現しました…
それは… ペンギンハイウェイのアニメ映画化 です!
彼の作品はほとんど読んできたし、アニメ化された作品もずっと観てきました。志望校を京大に入学したのも少なからず『夜は短し歩けよ乙女』の影響がきっとあったはず!
そこで、このめでたい “ペンギンハイウェイのアニメ映画化” について、映画を見る前にぜひ知っておいて欲しいことなどをまとめてみました!
ネタバレ等はないように努めましたが、万が一「コレはまずいだろ!」というものがございましたら他の方のためにもご一報ください!
では、ペンギンハイウェイ を見る前に知っておきたい10のことを紹介していきます!
目次 (クリックでジャンプ)
あらすじ
まずは、『ペンギンハイウェイ』のあらすじをざっくりと紹介します。
“ぼくはまだ小学校の四年生だが、もう大人に負けないほどいろいろなことを知っている。
毎日きちんとノートをとるし、たくさん本を読むからだ。
ある日、僕が住む郊外の町に、突然ペンギンたちが現れた。
このおかしな事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知った僕は、その謎を研究することにした。
少年が目にする世界は、毎日無限に広がっていく。”
原作より
んー、コレだけでめちゃめちゃワクワクしますね!時間のある方は、Youtube の予告動画も見てみてください!
作者は誰?
先ほど冒頭でちらりと触れましたが、『ペンギンハイウェイ 』の作者は森見登美彦氏です。
京都大学の農学部に在学中に執筆した『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、以来数多くの作品を執筆し続けています。
今回映画化が決まった『ペンギンハイウェイ 』の他にも、『四畳半神話大系』や『有頂天家族』がアニメ化、『夜は短し歩けよ乙女』が劇場アニメ化などメディアミックスも積極的にされています。
この森見登美彦は、「冴えない男子大学生」を書かせたらピカイチと言われていて、独特な言い回しと超個性的なキャラクターが好きな人にはものすごくたまらない、という印象です。
映画を観に行く前に彼の作品を読んでおくのも楽しみ方の一つだと思いますよ!
原作について
原作の『ペンギンハイウェイ』は2010年の5月に角川書店から刊行されました。
第31回日本SF大賞を受賞しています。
公開日は?どこで見れるの?
公開日は8月17日といい時期ですね!ちょうど学校や会社が休みになる人も多いと思うので見にいくチャンスはあるでしょう!
上映される劇場は、TOHOシネマやイオンシネマなどです。詳しい情報は公式HPか、各劇場の公式WEBサイトをご覧ください!
キャストについて
このペンギンハイウェイでは、キャストにも注目が集まっています。
主役のアオヤマ君役には、「ドラマ24「バイプレイヤーズ ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」でジャスミン役を演じた北香那が大抜擢されました。今まで声優の経験はないそうですが、オーディションで主役の座を勝ち取ったその実力には期待が持てそうです。
また、物語にも深く関わってくる、歯科医院のお姉さんには蒼井優が演じます。彼女は『鉄コン筋クリート』や『花とアリス殺人事件』で声優経験があり、アニメファンからの評価も高いです。
制作スタッフについて
『ペンギンハイウェイ』の制作は、「スタジオコロリド」というアニメーション制作会社が務めます。
もしかしたら ”スタジオコロリド” の名前を聞いたことない人もいるかもしれませんが、マクドナルドやパズル&ドラゴンズなどのテレビCMを目にしたことのある人は多いはず!
ちなみに “コロリド” とはポルトガル語で「色彩に富む」という意味だそうです。素敵ですね!
主題歌について
主題歌は宇多田ヒカルの7th アルバム、「初恋」に収録されている『Good Night』という曲です。
この曲は、『ペンギンハイウェイ』の原作を読んで書き下ろしたとされていて、作品の雰囲気にぴったりだと思いました!
ちなみに、宇多田ヒカルが映画の主題歌を担当するのは2012年に公開された「エヴァンゲリオン新劇場版 Q」の「桜流し」以来、実に6年ぶりとなります。
作中の名言
では、ネタバレなしで作品の名言を少し紹介したいと思います。
作品を全くの先入観なしで観たい人は、ここからは観ないほうがいいかもしれません!
パラソルが作る日陰は、世界の日陰というものの中で最もステキなものの一つであることをぼくは知った。
「怒りそうになったら、おっぱいのことを考えるといいよ。そうすると心が大変平和になるんだ」
他人に負けるのは恥ずかしいことではないが、昨日の自分に負けるのは恥ずかしいことだ。一日一日、ぼくは世界について学んで、昨日の自分よりえらくなる
注目したいポイント
ズバリ、お姉さんとペンギンとの関係 です!
最後に
さて、ペンギンハイウェイ を見る前に知っておきたいことを僕なりにまとめてみました!個人的にかなり注目度の高い作品で、期待度だけで言えば一昨年の「君の名は」と同じくらいだと思っています。
楽しみです!今からワクワクが止まりません!
あなたもぜひ劇場まで足を運んでみてください!