大学生にもなると、自分たちで旅行をしようという話も増えてくると思います。
その時に多くの人がためらうのが、レンタカー旅ではないでしょうか?
なぜかというと、免許を取ってから一度しか運転したことがなく、まさにペーパードライバーだったからです。
でも、一度レンタカーで旅をしてからは楽しさに目覚めてしまい、その後何度も車を借りて旅をするようになるほどハマってしまいました。
そこで、この記事では「大学生の運転初心者がレンタカーを借りる前に絶対に読んでほしい記事」を書いてみようと思いました!
大学の2年生だった当時の僕が読んでわかりやすいように書いたつもりです。ぜひ参考にしてみてください!
目次 (クリックでジャンプ)
レンタカーの旅ってどうなの?
最初に、レンタカー旅のメリット、デメリットを簡単に紹介してみたいと思います。
- 結構好きなところにバンバンいける
- スムーズに移動できる
- 移動中も騒ぎ立てることができる
- 運転しなきゃいけいない
- 事故を起こすと後処理とかが面倒
レンタカーを借りるメリットとして一番大きいのは、やはり「ちょっと遠いところに足をのばすことができる」という点です。
例えば、5km ごとにある観光スポットに行こうと思ったらバスか電車だと思うのですが、それでは1日のうちに2つか3つが限界だと思います。
でも、レンタカーならば余裕で回ることができます。しかも、どこにどれだけいてもスケジュールがそんなに狂いません。
また、車の中でカラオケのように騒いだりゲームをしたりすることもできます。男女のグループで行ったりすると特に盛り上がりますね!
デメリットとしては、やはり運転手がどうしても必要になってくる点です。
運転が好きな人がいてくれれば良いのですが、そうでないと譲り合いになってしまいます。
また、事故を起こした時は旅行どころではなくなってしまう危険性もありますね。
レンタカーの旅で事故を起こしたKさんの話
これは友人に聞いた話です。
ある日、男女4人組のグループがレンタカーで旅行をしていたところ、後ろの車に追突されるという事故を起こして1日中身動きが取れなかったそうです。
幸い、保険に入っていたのでお金がなんとかなったのですが、旅行の計画は潰れてしまったのだとか。
こういうケースは珍しいとはいえ「全くない」ということもないので、注意して運転するようにしましょう。
レンタカーの具体的な借り方
えー、ちょっと暗い話をしたところで、次はレンタカーの具体的な借り方について紹介したいと思います!
僕はこれまで5回以上レンタカーを借りて来ましたが、一般的な流れとしてはだいたいこんな感じでした!
1. 予約をとる
レンタカー会社を見つけ、ネットでレンタカーの予約をします。電話でもできますが、最近はほぼネット予約です。
予約の際に必要な情報は、以下のようなものです。
- 車のサイズ
- 予算 (高くても良い or なるべく安い)
- 借りる日程
- 乗車人数
- レンタルするお店の場所
これさえ決まっていれば、なんとなくでも車種を選べると思います。
例えば4人でそこそこの車を3泊で借りようと思ったい、TOYOTAレンタカーなどでは次のような選択肢があります。
- プリウスPHV
- ピクシス エポック X SA
- 86 GT リミテッド
この中でいえば、ピクシスがワンボックスなので荷物が入れやすい、プリウスが”普通” 、86 GT が高級っぽい感じですね。わかりやすくいうと、キャンプならピクシス、デートなら86 GT、それ以外ならプリウスって感じです。
レンタルするお店によって借りることができる車が違ってくるので、注意してしっかりと調べるようにしてください!
ネットで予約をすることができれば、あとは当日の指定した時間に車を取りに行くだけです。
2. 車を取りに行く
車を指定した日時にレンタカー会社のところに取りに行きます。
レンタカーは駅近だったり大学のそばにあったりするので、電車やバスで取りに行きましょう。
レンタカーを借りる前に、保険に加入するかどうかなどを確認されます。ネットで申請していれば速攻で終わるところもあります。
また、ETCやスマホの音楽を流す用のケーブル、それに初心者マークの貸し出しも行っているところがあるのでオプションは気にしてみるといいでしょう。
必ず持っていくといいものは、次のようなものです。
- 運転免許証
- 学生証
- (印鑑・ハンコ)
学割が効くところであれば、学生証がないといけないので持っていくこと。あと、たまに免許切れてたりすることもあるので期限などを確認しておいてください。
旅行開始!
いざ、旅行開始です!
まずやるべきことは… ドア、イス、ミラー、シートベルトの確認。そして、カーナビに目的地をセッティングすることです。
複数人いれば公道に出てからでもいいですが、少人数なら先にやっておくと便利です。
道に出たら、まずは肩慣らしのために、近くの道や空いている田舎道を10分ほど走ってみるといいでしょう。
それができたら、あとは普通の旅行です。
返却をする
あとは、最後に返却をするだけです。
返却の時に気をつけたいポイントは、3つです。
- ガソリンはできるだけ満タンに
- 時間に間に合わない時は連絡は必須
- 汚れなどがないようにする
「ガソリンは満タンにして返せ」と言われることが多いと思うのですが、そうしないと料金が余計にかかったりする場合があります。
なので、近場でガソリンを補給する余裕を持って帰りましょう。
また、時間に間に合いそうにない時はとにかく電話あるのみです。経験上ですが、そこそこ必死に弁明すれば、多少遅れてもマケてくれます。(もちろん、時と場合によりますが…)
最強にコスパの良いレンタカー会社3選
という人のために、簡単におすすめのレンタカー会社を紹介します。
大学生向けということで、ズバリ「コスパ重視」の会社ばかりです。
スカイチケット レンタカー
公式URL:スカイチケットレンタカー
スカイチケットは、全国のカーレンタルサービスの中から一番安いレンタカー会社を選ぶことができるサービスで、最近では当たり前のように使われています。
メリット:スマホから簡単予約、全国で安い会社の車を探せる
デメリット:見た目重視ではないので古かったりダサかったりする
タイムズ カーレンタル
公式URL:タイムズカーレンタル
あの駐車場サービスの大手、タイムズがやっているカーレンタルサービスです。
メリット:学割がかなり効く、カーシェアリングできる
デメリット:車種が少ない、田舎には少ない
トヨタレンタカー
公式URL:トヨタレンタカー
トヨタや日産がやっているような、普通のレンタカーです。トヨタが好きなので。
メリット:どこにでもある、生協と提携している
デメリット:値段は普通
それぞれのメリットやデメリットを比較検討して決めてみるのがいいと思います。
ポイントとしては、基本料の安さだと思います。保険の内容や値段ではそこまで差がないと思うのでとにかく快適さと安さにこだわってみてはどうでしょうか?
大学生がレンタカーの旅で注意すべきポイント
ではいよいよ、レンタカーの旅で注意すべきポイントをざっと書いていきたいと思います。
と思うこともあるかもしれませんが、大切なポイントだったりするのでじっくりと読んでみてください!
保険にはしっかりと入っておく
まず、声を大にして言いたいのが、「保険には入ってください!」ということです。
自動車の事故の額は、一般の大学生の手に負えるようなものではありません。500万円とか、1,000万円とか、絶対に払えませんよね?
それに、事故を起こされた時も治療費などがかかるので保険は入っておいたほうがいいです。
2,000円やそこらをケチらないようにしましょう。
運転のできる人を複数人連れていく
これ、マストだと思います。運転のできる人が2人以上いるといいです。
なぜかというと、運転できる人が1人の場合は危ないからです。
- 休憩できないのでしんどい
- 怪我・風邪ひいた時に帰れない
- 酒飲めない
運転できる人が2人いると、助手席に座ってもらえるだけで多少安心しますし、緊張も和らぎます。
慣れてきたら良いのですが、最初のうちは、免許を持っている人を誘って旅行に行きましょう!
高速道路は怖くない? 使った方が絶対にオススメ
よく、「高速道路は怖いから、ルートから外そう」とする人がいますが、やめたほうがいいです。
理由は2つあります。
1つめは、高速道路は乗ってみると楽な場合が多いからです。最初だけはしんどいかもしれませんが、慣れれば圧倒的に楽。
逆に、一般道に降りて乗っていたほうが疲れも出るし、危ないことのほうが多い気がします。
2つ目の理由は、「それだけ旅行の時間が短くなってしまう」」ということです。運転も楽しめれば良いのですが、せっかくの旅行なので、旅先を満喫したいなら高速に乗ってしまったほうがいいです。
もちろん、個人の好みもあるので絶対ではないですが、嫌ではないなら使ってみてはいかがでしょうか?
雨、雪の日はなるべく運転はしない
交通事故の多い時の状況には、次のようなものがあります。
- 運転者が疲れている時
- 知らない道を走っている時
- 雨、雪など天候が悪い時
気が付いた人もいるかもしれないのですが、旅行の時とかぶる場合が多くないですか?
なので、この中では唯一避けることのできる、「雨、雪」の日には運転をしないほうが無難でしょう。
まぁ、そうは言ってもスケジュールというものがあるので、おそらく運転はすると思うのですが、その時は安全運転を心がけてください。
また、雨はいいとしても初めて雪道を走る際などには十分注意するようにしてください!
適度に休憩をとる
運転免許を取った時に耳がタコになるくらい言われたかもしれませんが、適度な休憩を取るようにしてください。
特に、運転に慣れていない人にとって、ハンドルを握ったり周りを確認しながら運転するのは予想以上に疲れがたまるものです。
なので、必ず適宜休憩をとりながら運転するようにしてみてください!
目安としては、一般道を走る場合、4時間に30分以上は休憩したほうがいいとされています。
初心者なら、2時間に1度くらいの休憩をとりながら(もしくは交代で)走ってみると楽に行けるのではないでしょうか?
最後に: 旅を楽しもう!
以上、「大学生の運転初心者がレンタカーを借りる前に絶対に読んでほしい」記事でした。お得な情報や注意点などを説明してきました。
色々書いてきましたが、最後に伝えたいことは、
ってことですね。せっかくの旅行なので、運転も含めて楽しい旅行になればいいんじゃないかなって思います。
別の記事で、車の中でできるゲームなどの記事も書いてみたので、是非読んで見てください!