自宅で勉強している人の一番の悩みは、「集中できない」ことではないでしょうか?僕も受験生時代は家で勉強するようにしていたので「ついサボってしまう」ことがよくありました。
しかし、だからこそ「家で集中して勉強するための方法」については数多く調べ、実践してきました。この記事では、その中から特に効果のあった7つの方法について紹介していきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
目次 (クリックでジャンプ)
「やる気スイッチ」を決める
まず紹介したいのが、勉強の「やる気スイッチ」を決めることです。
やる気スイッチとは、勉強を始める第一歩になるスイッチのことです。このスイッチをオンにするとぱちっとやる気が出てきます。
勉強のやる気って、一番最初が一番ハードルが高いんです。そして、一度やり始めたら案外めんどくさくてもやり続けることができます。
逆に、オフにしておくとリラックスしてきちんと休息を取ることができます。このスイッチをパチパチと切り替えることで「集中モード」と「リラックスモード」を両方使いこなすことができるようになるのでオススメです。
僕が実際に使っていた「スイッチ」を3つご紹介します。
勉強机の照明をつける
まさに「スイッチ」ですね。まず机に座って、それから勉強開始とともに机のスイッチをつけます。
机に電気がついている時はとりあえず集中を続けるようにします。トイレに行きたくても我慢です。
そして、休憩の時は照明を消しておきます。そしてもう一度やろうと思ったらスイッチをオンにします。
これだけでやる気の切り替えができるのでぜひ試してみてください!
服を着替える
大学時代になって机に照明がなくなってからやっているのがこの方法です。
部屋着でいると気持ちまでナヨっとしてしまうことって多くないですか?特にパジャマなどはすぐにベッドに入りたくなるので絶対にNGです。
なので、勉強しようとする時はわざとタイトな服を着たりおしゃれば服を着て寝転がれないようにするといいでしょう。中学生・高校生の人は制服のままやるのでもいいと思います。
家にデスクライトがない人はこちらの方法で試してみてください!
ただ、「勉強開始!」と叫ぶ
やる気スイッチは何も物理的なモノである必要はありません。ただ勉強をする際に「頑張るぞ!」と呟くだけでもいいのです。
これは、食事でいう「いただきます」と「ごちそうさま」に似ています。この掛け声によって他の時間と食事の時間を明確に区別するのです。
これはかなり簡単な方法なのでぜひ試してみてください!勉強が終わった時に「勉強終了!」の掛け声をお忘れなく!
毎日最低限やることを決めておくことで習慣を作る
勉強の「やる気」の最大の目標は “最初の一歩” という話をしました。これに関してもう一つ良い方法があるのですが、それは…
毎日最低限やることを最初にやること
です。例えば、僕は英単語を最低20コ覚えるようにしていました。これはどんなに忙しくてもやり続けるようにしたのです。
これをやる続けることで単語を覚えるのが僕の中で「習慣」になりました。
一度習慣になってしまうと、最初は辛いと思っていたことでも案外やり続けることができるものです。そしてそのうち、歯磨きのように「毎日やらないと気持ち悪い…」という気持ちが出てきます。
習慣化は勉強だけでなく趣味や仕事にも応用ができるので覚えていたい手法です!
生活リズムをしっかり決める
勉強ができない人の特徴として毎回挙げられるのが、「生活リズムが崩れている」人です。その理由はなぜかというと、ズバリ「だらしない生活リズムがだらしない勉強に反映されてしまう」ことです。
野球監督で有名な野村監督の言葉に、こんな言葉があります。(本来は、アメリカの哲学者、ウィリアム・ジェームズの言葉です。)
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
このように、習慣を変えると人生まで変わります。中高生の場合は変わるのは勉強の成績でしょうか?
部屋を片付け & スマホの電源を落とす
勉強が途中で中断してしまうのって、だいたい
- 部屋の掃除
- 部屋の漫画を手に取る
- スマホをいじる
- ベッドにダイブする
あたりではないでしょうか?僕はそうでした。
これをどうにかするために僕が行ったのが、「勉強の中断してしまう原因をできるだけ遠ざける」ことです。
具体的には、部屋を片付けたりスマホの電源を切ったりしていました。スマホは視界に入るのも嫌だったのでリビングに置いたりしていました。
これをすることで集中力は圧倒的に上がりました。あなたももし集中できない原因があるのならそれを遠ざけてみてはいかがでしょうか?
時間を短く区切って勉強する
あなたは、人間の集中できる最大時間を知っていますか?それは…
30分
と言われているのです。意外にも「短い!」と思ったのではないでしょうか?
これは、ずっと集中し続けることができる時間です。つまり90分ずっと集中し続けているつもりの人は、少なくとも3回は集中力が落ちている時間があるということです。
だから、実際は適度に休憩を取ることが望ましいです。上の30分毎にする必要はなくとも1時間に1回くらいは休憩を挟むといいでしょう。
また、勉強のテクニックとして、”集中する時間と リラックスする時間を短く区切る」という “ポモロードテクニック” と呼ばれる手法があります。これは科学的に効果が高いと証明されている勉強法なのでぜひ試してみてください!
勉強の具体的なスケジュールを決めておく
勉強に集中できていないという人は、単純に「何をやったらいいかわからない」という人も一定数いると思います。
あなたがもしそのタイプの人であるならば、ぜひやって欲しいのが「勉強の具体的なスケジュールを決める」ことです。
勉強のスケジュールを立てている人は多いのですが、「15時から17時まで国語、それから寝るまで数学」のようにかなり曖昧に計画を立てている人がほとんどです。でも、これだと机に座ってから「国語って言っても何やろう…」と考えるうちにやる気は逃げていってしまいます。
そこで、あなたがやらなければいけないことが、「国語はテキストを10ページ、そのあと数学は〇〇大学の過去問を1年分解く」というような具体的な勉強方法です。
このような詳細な計画を立てると、「やらねば!」と思って勉強のやる気につながります。
付け加えていうなら、計画を立てる際には
- 10ページや1年分など数字を使う
- 最低でもここまでは終わらせるというハードルを作る
- 余裕を持って臨機応変に対応する
に気をつけるといいものができますよ!
目標やスケジュールを部屋に貼っておく
やる気をあげたいのなら、目標を紙に書いて貼っておくことも1つの手段です。実際、僕も家に「京大合格!」という文字を紙に書いてでかでかと貼っておいた記憶があります。
目標はいつも目に知るところに貼ったり口に出していたりすると叶うと言われています。これが本当かどうかはわかりませんが、少なくともやる気は出てきます。
また、1日のスケジュールなどを目に見えるところに貼っておくこともいいでしょう。終わったら×をつけたりしていくのも効果的です。
このように、自分の頑張りを可視化することでやる気が出てくる場合もあります。目標を書き出すことは決して「スピリチュアル」ではないのでぜひやってみてください!
まとめ
この記事では、自宅で勉強をする際に集中する方法を紹介してきました。まとめると…
- 「やる気スイッチ」を決める
- 毎日最低限やることを決めておくことで習慣を作る
- 生活リズムをしっかり決める
- 部屋を片付け & スマホの電源を落とす
- 時間を短く区切って勉強する
- 勉強の具体的なスケジュールを決めておく
- 目標やスケジュールを部屋に貼っておく
以上です。このうち、気に入ったものや「自分に合っているな!」と思ったものをいくつか組み合わせてみることで集中できる環境を作り出しましょう!
また、「どれも微妙だな…」と思った人は、やる気の出る名言を見てみてください!手っ取り早く「やる気」が出てきますよ!