大学生になったら、クレジットカードを持つようになる人は多いと思います。
でも、クレジットカードって持ったこともないからよくわからないし、そもそも大学生でもカードって持つことができるの?と疑問に思っている人も多いと思います。
僕も、申し込む時はかなり不安だったのですが、いざ作ってみてからはこの楽天カードを一番使っています。
そこで、この記事では楽天カードに興味のある思っている人に向けて、ゼロから楽天カードのメリット、作り方などを説明していきたいと思います。
目次 (クリックでジャンプ)
クレジットカードってそもそもなに?
まずは、「クレジットカードってそもそもなに?」という話からです。
と思う人はさっと読み飛ばしてみてください。
クレジットカードとは、一言で言うと「後払いでモノやサービスを買いたい時に使う」カードです。
簡単に図にしてみました。こんな感じです。
- 利用者はクレジットカードで支払いを済ませる
- お店はクレジットカード会社から料金をもらう
- 利用者は、後でクレジットカード会社へまとめて支払う
このような仕組みにすることによって、早く・より便利にお買い物ができると言うわけなのです。
また、クレジットカードを使うとお得なポイントをもらえたり、カードの様々な特典を使用することができるようになります。
普通はカードを作るのにいろんな審査が必要
と思うかもしれませんが、そうはいかないのです。その理由は、ズバリ「利用者がお金を支払わずに逃げたら大変だから」です。
クレジットカードのお金の流れは
- 利用者が買い物をする
- お店がカード会社からお金をもらう
- 利用者がカード会社にお金を支払う
と言う流れになっています。このため、3番をしないまま利用者に逃げられてしまったらカード会社は損だらけになってしまいます。
そうしないためにも、カード会社は色々な制約を作っているのです。例えば…
- ブラックリストに入っている人はカードを持てないようにする
- カードを作ろうとしている人の年収などを審査する
- 1ヶ月間に使用できる限度額を決める
このようにして、「キチンとお金を払ってくれる人しかカードを作っちゃダメだよ」と言うルールを作っているのです。
だから、学生でカードを作れるカード会社と言うのは実はかなり少ないのです。
そこでおすすめなのは、楽天カードです。楽天カードは満18歳以上の人なら学生でもカードを作ることができるようになっています。
楽天カードが大学生でも作れるわけ
ここから楽天カードの説明を始めてもいいのですが、
と疑問に思う人がいるかもしれないので、一応説明しておきます。
かなりぶっちゃけた話になるので注意してください。
親が保証してくれるケースがほとんど
一番の理由がコレです。「大学生なら、もし学生が逃げても親が払ってくれるやろ…」と思っているのです。
このため、楽天カードの申し込みの際には「世帯年収」といって家の収入を書く欄があります。
大人になってからも楽天を使ってくれる
大学生の頃に使っていたクレジットカードを大人になっても使うという人は多いです。
そのため、「早いうちから楽天カードを使ってもらおう!」と言う楽天のマーケティング戦略という見方もできます。
いずれにせよ、こうした理由があるので別にいきなり取り立てに来るとか変なことは起きないので安心してください。
楽天カードのメリットを徹底紹介!
では、ここからは楽天カードのメリットを徹底紹介していきたいと思います。
年会費が無料
まず大きなポイントは、年会費が無料な点です。
とびっくりした人も多いと思いますが、普通はかかるんですね。例えば、楽天カードに次いで大学生に人気の「三井住友VISAカード」は中くらいのランクのカードで3,000 円くらいかかるんです。(学生は別ですが)
しかーし、楽天カードは年会費が無料。ずっと無料。素晴らしい。
海外旅行傷害保険が利用付帯
楽天カードには、「海外旅行損害保険」が次いています。簡単にいうと、海外旅行に行った時の保険で、最高補償額はなんと 2,000 万年です!
海外は医療費が日本と比べてバカみたいに高いので、保険をかけないといざという時に、それこそ1,00万円以上の 負担になってしまいます。
しかし、海外保険もだいたい 2,000 円 ~ 3,000 円するので、「まぁ、いっか…」となってしまう人が多いのが現状です。
しかも、そういう書類は申請がめんどくさい。旅行の準備でバタバタしている時に締め切りが来ていた… ということはよくあります。
楽天カードを持っているとそんな時でも安心して旅行に行くことができます。大学生なら留学や旅行などで海外に行く機会も増えると思うので、あると大変便利です。
ポイントがたまるのでいろんなところで使える!
嬉しい点の3つめはポイントが貯まることです。
楽天ポイントを使っている人はわかると思うのですが、楽天はとにかくポイントがザクザク貯まります。
そのポイントを使えばかなりお得に買い物ができたり、クーポンなどと交換できるようになります。
また、”毎月5と0が付く日はポイントが5倍になる” などのキャンペーンも盛りだくさんなので、ぜひ使ってみてください。
楽天カードを作る方法【学生の場合】
では、楽天カードの作り方を駆け足で紹介します。詳しいことは、公式HPに書いてあるのでそちらをじっくりご覧ください。
1. 公式サイトから申し込みをする
楽天カード公式サイトの、「カードを作る」をクリックします。この前に楽天会員になっておくとあとあとスムーズにいきます。
2. 国際ブランドやデザインを選ぶ
国際ブランドやカードデザインを選択します。ブランドは「VISA、MasterCard、JCB」の3つのブランドの中から選ぶことができます。
また、デザインは銀色の「通常デザイン」の他にもお買い物パンダデザインや楽天イーグルスデザインなどの複数の選択肢から選ぶことができます。
楽天は日本のクレジットカード会社なので日本国内でしか使えません。しかし、今ではVISAなどの国際的な会社と提携しているので、海外でも使えるようになっています。
このように、国際ブランドとは、海外でも使えるように提携した提携先のことを言います。
3. 基本情報を入力する
氏名や性別・電話番号・住所などを入力します。ネットなのでサクっと終わるところがいいですね。
このとき、大学生、もしくは専門学生なら職業を「学生」とすると審査が通りやすくなります。
また、口座振替の銀行口座は後から登録もできますが、あとあと面倒になるのでこの時点で登録を済ませておくことをお勧めします。
4. 入力情報の確認をする
入力内容を確認し、同意すればこの時点で申し込みは完了します。
登録した直後に来る「申し込み完了メール」は登録が完了した訳ではなく、申し込みを受け付けただけということに注意してください。
5. 審査結果のメールが届く
早ければその日のうちに審査結果が届きます。このスピーディーな感じがいいですよね。
この時点で審査に落ちてしまった人は、「審査に落ちてしまったらどうすればいいの?」を参考にしてみてください。
6. クレカが自宅に届く
1~2週間ほどしたら、クレジットカードを受け取ることができます。受け取りは原則、本人確認が必要です。
受け取ったら、その日からカードを使うことができるようになります。
楽天カードの受け取りに必要なもの
楽天カードの受け取りの際、もし引き落としの口座を設定していなければ、本人確認のための身分証明書が必要になります。
身分証として使えるものは、以下の通りです。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- マイナンバーカード (通知カードはNG)
学生証は本人確認の時には使えません。これらの書類を持っていない人は、必ず「引き落とし口座」を設定しておくことをお勧めします。
楽天カードを申し込む時に気をつけたいこと
カードを申し込む際に注意して欲しい点が2点あります。
- 自動リボ払いからチェックを外す
- キャッシングは申し込まない
楽天カードは審査が通りやすいので、「よくわからないまま、なんだかんだ通ってしまった」というケースが一番怖いです。
特に上に挙げた2点はお金の関係上、しっかり確認するといいでしょう。
自動リボ払いサービスには申し込まない
「リボ払い」と聞くと、なんだかとても良さそうなシステムに聞こえるかもしれませんが、コレが悪魔のシステムなのです。
リボ払いとは、正式名称をリボルビング払いといって、以下のようなシステムになっています。
リボルビング払い
毎月あらかじめ指定した一定額を返済してゆく方式である。回数指定の分割払いが各々の件に個別に指定するものであるのに対し、リボ払いでは各々の件に対してではなく残高全体について毎月返済することによって合計残高を減らしてゆく。
Wikipedia (リボルビング払い)
要するに、「毎月一定の額づつ支払うよ」という契約なのです。
これの何が問題かというと、ズバリ「長期間にわたって利子を取られてしまうこと」です。
例えば、10万円を1ヶ月借りたとしたら、返すときに何%か利子をつけますよね?
普通だったら、コレを1ヶ月で返すのですが、リボ払いの場合は「1ヶ月に3万円づつ返すよ!」という具合に一定額づつ返済していくのです。
そうすると、利息は3ヶ月分支払うことになります。10万円ならまだ耐えますが、積み重なると、「利息を返すだけで精一杯」ということになります。
チェックは外しておきましょう。
キャッシングも申し込まない方が無難
「キャッシング」とは、カード会社からお金を借りて支払いをすることができる仕組みです。
クレジット払いを説明した図でいうと、こんな感じになります。
キャッシングだとクレジット払いを受け付けていないおお店で使うこともできますし、いざお金が必要になった時にすぐに使えるのは便利です。
しかし、キャッシングに申し込むとまずい点が1つあります。それは、審査の基準が高くなってしまうことです。
学生でもキャッシングは申し込めるのですが、現在の年収(学生ならアルバイトの年収) を記入する必要が出てきます。
「絶対にキャッシング機能が欲しい!」という人でなければ、審査落ちの可能性を避けるためにキャッシングはチェックを外しておくことをおすすめします。
審査に落ちたらどうすればいいの?
では、ここからは審査に落ちた時の対応を紹介していきます。あらかじめ知っておくと申請の時に注意できるのでぜひ見ておいてください。
入力内容を確認する
審査に落ちてしまう原因の中で注意しなければならないのが、「誤った情報を提出してしまった」というケースです。
わざとではなくても、住民票を移していたことを忘れていたとか、住所の記載を間違ってミスしたなどでも審査に通らないことがあります。
楽天は審査が優しいとはいえ、こういったことは調べればすぐにわかってしまいます。
下手をするとその後の審査が通りにくくなるだけでなく、最悪、カードの発行を拒否される場合があります。なので「入力内容の確認」はしっかりとするようにしましょう。
一度にたくさんのカードを申し込んだ
クレジットが信用で成り立っていることは先ほど書きました。このため、カードを一度にたくさん作ると
ということでカード会社から “待った” がかかる場合があるのです。
各カード会社は連携しているので、どれほど巧妙に隠そうとしても審査に引っかかってしまいます。
どのくらいのペースでカードを作ったら良いかという基準のようなものは公表はされていませんが、せいぜい1ヶ月に2件あたりが限度だと思います。
本人、もしくは親がブラックリストに入っている
「ブラックリスト」というとまるで小説の中に出てくる架空のもの… という印象を持っている人が多いかもしれませんが、実際にあるみたいです。
例えば、
- 以前借金を踏み倒した経験がある
- 水道、ガスなど未払い・滞納がある
- スマホの購入代金の支払いが遅れている
などでブラックリスト入りをするそうです。こうしたことは調べればわかることなので、もし思い当たる節があれば確認してみましょう。
奨学金は審査に関係があるのでは?と心配になるかもしれませんが、一応関係はないことになっています。
もし審査に落ちた場合は、他の原因を探してみるといいでしょう。
まとめ:楽天カードはクレカを持ちたい学生に最適です
以上、学生に最適なカード、”楽天カード” について説明してきました。
僕自身は、最初は楽天のサービスを全然使っていなかったので、「楽天かー… ちょっとめんどくさいかも。」と思っていたのですが、いざカードを作ってからは普通にいろんなところで使っていますね。
最近では楽天Pay などキャッシュレス化の流れもあり、これから確実に主流になってくると思うのでそうしたことも見据えて楽天カードを持っておくことはいいことだと思います。
あなたも是非使ってみてください。
詳しいことは、こちらの楽天公式サイトでご確認ください。