イヤホンやヘッドホンで音楽を聴くことが多い人もいると思いますが、たまに「片耳だけ聞こえづらい」と思ったことはありませんか?
もしかしたらそれは以下の3つのことが原因かも知れません。
- プラグ部分(差し込む所) の接触不良
- 機器の設定 がおかしい
- 断線してしまっている
せっかくなら音楽は両方の耳で楽しみたいですし、簡単に直るのならそれに越したことはないですよね?
特に、今までは聞こえなくなったらすぐにイヤホンを捨ててしまっていた人は必見です!
この記事では、イヤホンの片耳が聞こえないときの3つの原因と対処法について紹介していきたいと思います。
目次 (クリックでジャンプ)
1. プラグ部分の接触不良
イヤホンを差し込む角度なんかで聞こえ具合が変わるということはありませんか?そんなときは、プラグ部分の接触不良が原因かもしれません。
イヤホンやヘッドホンのプラグ(接触部分)にゴミがつくことがあります。これがオーディオ機器やiPhoneなどの機器からの信号を通さなくしているのです。
また、長年使っていると酸化膜ができて、接触部分に膜ができてしまうことがあります。
この対処法は簡単で、乾いたティッシュなどで拭いてやるだけです。これだけで聞こえがぐっと良くなる可能性があるので試して見てください。特に、ずっと使っているイヤホンはこれが原因であることが多いです。
オーディオ機器を拭くときは、必ず乾いた布やティッシュを使ってください。濡れた布やウェットティッシュで拭くと故障の原因になることがあります。
もしそれでも治らない場合は、接触復活剤を使うのも有効な手段です。
接触復活材とは、金属部品などの酸化膜を取り除き、スムーズに電気を通すためのものです。
使い方はとっても簡単で、プラグ部分に軽くスプレーして、グリグリするだけです。もし酸化膜があるとティッシュには黒い汚れがつきます。
終わって完全に乾いたらもう一度聞いてみてください!元に戻っているかもしれません。
また、この方法は「音質を元のクオリティに戻す」のにもオススメの手段です。音質が悪くなる原因がこの接触不良や小さなゴミだった場合、圧倒的に音がよくなります。
接触復活材は、ホームセンターなどだと車のメンテナスコーナーやスプレー類の所に置かれていることもあります。見つからなかったら店員さんに聞いてみるか、ネットで探してみるといいでしょう。
2. 接続機器の設定間違い
次に疑うべきは、機器の設定です。特にiPhoneを使っている人はデフォルトの設定がモノラル仕様になっていたりするので確認してみてください!
対処法は、以下の通りです。
確認すべきは、設定 > 一般 > アクセシビリティと進んで、その画面の中のオーディオバランスです。
設定 > 一般の画面
> アクセシビリティ
このバーを左右に調節すると、右と左のオーディオのバランスを調整することができるようになります。
イヤホンも、内部の抵抗線の違いや劣化具合などでどうしても左右の聞こえのバランスは狂いが出てきてしまいます。
そんなときはこの設定を使って調節してみるといいと思います。
ただし、イヤホンをいくつか使い分けたりする人にとっては、毎度毎度設定をしなおすのも面倒かもしれません。
iPhone 以外の人も、「オーディオのバランス」などを検索してみてください。
3. 断線してしまっている
最後に考えられる点としては、コードの断線や接触不良です。イヤホン内の抵抗線が一部ちぎれてしまったりすると左右の片方だけの音が聞こえにくくなってしまうことがあります。
また、内部が少し錆びてしまったりしても、音の聞こえは悪くなります。完全に聞こえなくなっているのではなくて、「片方だけ聞こえづらい」という人もこのパターンが多いようです。
断線の原因としては、イヤホンコードを強く巻いたり、ぐちゃぐちゃにしてしまっていたり、プラグの部分を角度をつけて折り曲げたりするとこうなってしまいます。
対処法は、
- 半田付けでコードをまた繋ぐ
- 修理に出す
という選択肢がありますが、半田付けは素人には難しいというのが現状みたいです。経験のある人はやってみたらいいと思います。
半田付のYoutubeを探せば動画解説なども上がっているみたいです。
一般的には、修理に出すのが良いと思います。特に、愛着のあるものや長持ちさせたいものであれば、修理に出せばほぼ確実に直って戻ってくるので安心です。
特にメーカー保証の期間内であれば無料で、そうでなくても500円 ~ 1000円くらいで修理してくれることがあるみたいです。ぜひ確認してみてください。
もし自分で半田付けや改造などをしていた場合にはメーカーに受け付けてもらえない場合があるので注意してください。
もしどうしても治らない時は…
以上のような、はっきりとした原因がわかっている時には、「こうしたらいい!」という対処法はあるのですが、たまに「なんかよくわからないけどスマホの不具合」みたいな理由で片耳だけ聞こえない時があると言います。
そんな時にするべきことは1つ。それは… 電源をOFFにする ことです。
スマホも電子機器なので、静電気が溜まっていたり、プログラムの不具合などの予期せぬトラブルがつきものです。
そうしたものが原因の場合、どうしようもなくなった時は一回シャットアウトして、少し時間を置いてもう一度電源を入れてみましょう。
この「一旦電源を切る」という対処法は、電化製品全般において有効であることが多いので、ぜひ試してみてください!
それでも直らなかったら買い替えどきかも
上記の方法をすべて試しても治らなかった場合は、単純に寿命ということが考えられます。イヤホンもAV機器なので、経年劣化を起こしますし、それなりにいいものでなければダメになってしまいます。
100均で買ったものや、ずっと音楽を聴いている人のイヤホンなんかは短くて半年くらいで聞こえづらくなったりするようです。
そうなった場合には、もう買い換えるのが一番スマートな解決策だと思います。色々悩んだり方法を考えるよりもすぐに新しいものを買ってしまった方が時間もお金もかからないものです。
今では、Amazonを除けば高性能で安いイヤホンはたくさんあります!僕が今使ってるコレなんかは、ノイズキャンセル、Bluetooth接続可能でこのお値段か!ってくらい安いです。
さらに追記ですが、この前、なんと憧れの「ワイヤレスイヤホン」を買ってしまいました。自分へのご褒美と言うことでちょっと値段はしましたが、ものすごく良い買い物をしたと思ってます!
リンクを貼っておくのでぜひ読んでみてください!
関連記事: アンカーのワイヤレスイヤホンが神だったのでレビュー【Anker Soundcore Liberty 2】
あとは、イヤホンに原因があるのではなく、あなた自身に原因があるのかもしれません。例えば、耳掃除をしてみると以外と聞こえが良くなったりすることもあります。
もしくは、若年性の難聴だったりストレスが原因で片側だけ聞こえないなんてことも実際には起こることがあるそうです。
そういう心当たりがある人はお医者さんへ行って診てもらってください。
まとめ:片側だけ聞こえない時は…
イヤホンの片側だけ聞こえなくなったら、
- プラグ部分の接触不良
- 機器の設定
- 断線
このどれかをまずは疑ってみてください。
そして、それでも治らない場合はあなた自身の問題であるか、劣化によってイヤホンの寿命がきていることがあります。
なのでそれぞれに対策をしてみてください!