高校生で部活はいっている人は受験に有利?浪人するのはアリ?

いぶき
こんにちは!京大生ブロガーのいぶきです!

 

高校で、先生がよく「部活に入っている人は受験でもガッツを出せる」というようなことを耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか?

でも、それって本当なのかというと、ちょっとアヤシイですよね?

 

そこで、この記事では

  • 高校で部活に入ると受験に有利なのか?
  • 部活をやるメリットは他に何か?

ということについて紹介していきたいと思います!

ちなみに、僕自身は

  1. 高校2年生の冬まで、朝と放課後の週6で部活動をしていた
  2. そこから1浪して京都大学に合格

という感じです。

 

結論からいうと、受験生は “粘り強い”

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結論から書きたいと思います。

受験や勉強において、部活動をやっている人がどう強いかというと、ズバリ「粘り強い」です。

ケメ子
具体的には、体力があるし、追い上げがめっちゃ凄いって感じ!

 

これはデータもあると良かったのですが、100人単位で受験生を見てきた訳ではないので、あくまで経験ベースのお話になります。

 

でも、部活動を頑張っていた人たちはとにかく諦めが悪い!(褒め言葉です)

模試でD判定を取ろうが、1ヶ月の勉強で全く成果が出なかろうが、とにかくなんかがむしゃらに、それこそ死に物狂いで勉強をしてきます。

 

これは結構驚異的なことで、帰宅部の生徒なんかは、めっちゃそのことを気にしている子もいました。

 

この「粘り強さ」のおかげで、最初の方には遅れていた人でも、受験の最後の方には帰宅部組と肩を並べていることも多いです。

 

 

ちなみに、これから紹介するのはかなり僕の個人的な部分が強いです。

でも、僕の周りの人が言っていることもけっこう似通っているので、そんなにおかしいことは言ってないと思います!

 

 

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部活動をやることのその他のメリット

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そして、それ以外にも様々なメリットがあります。

ケメ子
例えば、こんな感じ!

 

受験における部活動のメリット
  1. 体力・集中力がハンパない
  2. 基礎の大切さをわかっている
  3. 自分に足りないものをしっかりと自覚している
  4. 追い上げる方は意外と楽

 

特に、普通の人には2番の「飽きないで基礎をコツコツやる」というのが意外とできないものです。

それに比べて、運動部などの人は基礎練の大切さが身にしみているのか、英単語や文法などを毎日30個づつなどひたすらゴリゴリと勉強してきます。

 

こうした人はとても強く、ちょっとの差ならあっという間に逆転してしまう可能性があります。

 

また、一瞬の集中力を高めるということも実は誰にでもできることはありません。

部活をやっている人は、自分が思っている以上にすごいポイントがあるのです。

 

なので、受験にとって有利な点はたくさんあると思って良いでしょう。

 

確かに、部活動にはデメリットもある

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ただ、メリットだけかと言われるともちろんそんなことはありません。

かなりはっきりとしたデメリットもあります。

 

部活動に入ろうか迷っている人や、いつ辞めると言い出そうか悩んでいる人にとってはこちらの方が重要かもしれないので、ちょっと詳しく説明します。

大きなデメリットは次の3つです。

 

部活動のデメリット
  1. 体力が持たない、時間がない
  2. 受験のスタートが遅くなる
  3. 自分の位置がうまくつかめない

それぞれについて説明していきたいと思います!

 

1. 体力的・時間的に勉強できない

まず、現役の人で一番悩むのはここだと思います。

特に、運動系の人や体力を使う部活動の人は、かなり悩まされている人が多いのではないでしょうか?

 

僕も、サッカー部で朝練、夜練があるようなところだったので、部活が終わったらヘロヘロで勉強どころではありませんでした。

家に帰るのは20時過ぎ、ご飯食べて風呂に入ってをしていると、家での勉強はせいぜい2時間が限界でした。

 

これはかなりのデメリット、というかもう仕方がないところですね。部活動をやる上でどうしようもないと割り切っていました。

これに関しては、「時間がないならばどうするか?」を考えて、対策を取る以外はないのかな、と思っています。

 

2. スタートがどうしても遅くなる

2つ目のデメリットは受験のスタートの遅さです。

普通の受験生なら3年生の春あたり、進学校の生徒なら2年の夏あたりから受験を意識し始めると聞きます。

 

それに対して、部活動をやっていると引退が3年生の夏あたりだとすると、スタートが半年から1年も遅れてしまいます。

 

そうすると、半年でその遅れを取り戻さなければいけません。

そうしている間にも他の受験生はスパートをかけるので、実質、他の受験生の3倍濃縮くらいの勉強時間・質が必要になってきます。

 

先ほどは「部活動組は粘り強い」と書きましたが、それでも追いつけないこともしばしばあります。

 

僕個人は、高校2年の秋頃に部活を “辞める” という形で終えて、受験に専念しましたが、それでも1浪してようやく京都大学に合格できました。

 

それに関して、「もう少し早く始めていれば…」という後悔がないわけではありません。

 

3. 勉強における自分の位置がわからなくなる

そして、1番気がつきにくいポイントがここです。

どういうことかと言うと、「周りが勉強を始めているのに、自分は焦りもしていない」ということです。

いぶき
ここで言う “周り” とは、全国の受験生のことです!

 

高校は、高校受験のせいもあってか似たような偏差値の人が集まりがちです。

なので気がつきにくいのですが、受験で戦う相手は全国にいる受験生です。

 

例えば、受験日当日に机を並べる相手は、有名進学校の生徒だったり、2浪して猛勉強を重ねた受験生だったりするかもしれないのです。

 

考えてみれば当たり前のことですが、部活勢はそのことに気づきにくいのです。

 

これは僕の個人的な経験でもあるのですが、僕はクラスで上位だったことで浮かれていた時期がありました。

でも、模試を受けてみると偏差値は50あたり。つまり、”ちょうど真ん中” だったのです。

 

それから焦り始めたのですが、もしそのままのペースで勉強を続けていたら、結果は違っていたと思います。

 

この「勉強における自分の位置」を知るには、とりあえずでも模試を受けてみるといいと思います。

模試は解けなくても、自分の大体の順位を知るために重要です。

 

関連記事:模試って受けた方がいいの? 模試のメリットや活用法をご紹介!

 

部活をやっていると浪人する人は多い?

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辛く険しい道もあなたの糧になると信じて

ちなみに、「部活動をやっている人は浪人する人が多いのですか?」という話もよく聞きます。

ケメ子
それは、人や地域によるのでなんとも言えませんが…

 

まぁ、僕もそのうちの一人だし、確かに京大生の中には「部活が高校3年生まであったので、浪人してた」という人はいました。

多いかと言うのはよくわかりませんが、いることは確かにいます。

 

ただ、それを考えて部活に入ることはあまりオススメしません。

なぜなら、その可能性を考えて勉強してしまうと、どこかで「来年もあるや…」という思考が働いてしまうからです。

 

部活をやるのと、浪人するのは全く別だと、僕は思っています。部活のせいにしてしまうくらいなら、どちらかを選んだ方がいいと、個人的には思っています。

 

だから、ひとまずは考えない。やることをやって、「どちらか」を選ばなければいけないと考えるタイミングがあれば決断すればいいし、そうでないならまずは全力を尽くしてみてはどうでしょうか?

 

個人的には、部活動は大切な思い出

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以上が部活動のメリットやデメリットでした。

はい、じゃあここからは完全に僕の個人的なお話です。

 

ここまでは、ずっと部活動を「メリットやデメリット」で語ってきたけど、それだけでいいのかといえば、そんなことはないですよね?

 

僕は、サッカー部に所属していたのですが、それは単純に強豪校でサッカーがしたかったからです。

その「やりたい」と言う気持ちさえ持っていれば、それで十分ではないのかと思います。

 

高校生というのは、いろいろ大変な時期だと思います。

ただ、一生のうちに一度の高校生活でもあるのです。

 

そのことをよく考えて、進路は選んでみてください。

 

ちなみに、サッカー部に入ったことは全く後悔はしていませんが、それでも「もし帰宅部だったら、どうなっていたかな…」と考えることはあります。

 

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最後に:しっかり悩むといいですよ

以上が、高校で部活に入ることのメリットやデメリット、その他のいろいろな言いたいことを書いてきました。

いぶき
いかがだったでしょうか?

 

言いたいことをいろいろと言ってきましたが、最後に決めるのはあなたです。よく考えて、結論を出してみてください。

 

この「よく考える」ということが大切で、その決定に自分自身がひとまず納得ができれば、覚悟を決めることができます。

 

部活に入るにせよ、そうでないにせよ、ぜひ最高の高校生活を楽しんで(勉強して) くださいね!







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