【現役京大生が教える】受験生の9割が知らない “試験に合格する” 勉強法

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いぶき
こんにちは、京大生ブロガーのいぶきです!

僕は立場上、受験生と接している機会が多いのですが、最近よく気づくことがあります。

それは、「受験生なのに、受験のための勉強をしている人が意外にも少ない」ということです。

 

勉強をするのは、もちろん「知的好奇心を満たすため」とか、「単純に楽しいから」という理由もあると思います。でも、受験生なら「受験のため」というのがホンネのはずです。

 

それなのに、試験に合格するための勉強ができていないのです。

 

そこでこの記事では、「試験に合格するための勉強法」について書いていきたいと思います。

受験生や試験のために勉強をしている人、必見です。

 

もちろん、知的好奇心のためとか、単純に勉強が楽しいから勉強する、というのでも構いません。ただ、それは大学で勉強すれば良いと個人的には思っています。

 

受験勉強で大切なことは計画の立て方

受験勉強で大切なこと、それは「勉強の計画の立て方」です。

ほとんどの人が計画を立てずに、もしくはなんとなく「これをやろう」と決めてやっているかもしれませんがそれではダメです。

 

試験のために良い勉強ができるかどうかは、この「勉強計画」が握っていると言っても過言ではありません。

いぶき
しっかりと計画を立てれば、効率の良い勉強につながります!

 

ただ、計画は大切だという人は多いのですが、「実際にどのように勉強計画を立てれば良いか」について教えてくれる人はなかなかいません。

そこで、ここでは僕がやっていた計画の立て方を紹介したいと思います。

ぜひ参考にしてみてください!

 

1. 具体的な目標を決める

まずは目標を決めましょう。あなたはどんな目標を持って試験に望んでいますか?

第一志望の大学に合格することですか? それとも定期テストでいい点を取ることでしょうか?

 

上のような「ざっくりとした目標」でも良いのですが、おすすめなのはもっと具体的な目標を立てることです。

  • 第一志望で上位20%に入って合格する
  • 定期テストで前回よりどの教科も10点高い点数を取る

 

こうした具体的な目標を持っていると「何をしなければならないか」がより明確になります。

これからも色々計画の話がありますが、全てにおいてポイントは具体的に落とし込むことだと思ってください。

いぶき
具体的でればあるほど良いですよ。

 

2. 自分の位置を正確にを知る

さて、ゴールを定めたら次にしなければならないことは現在地を知ることです。

現在地がわかれば、ゴールがそれほど遠くないのか、それとも相当頑張らなければならないのかがわかるようになります。

 

勉強での現在地というのはやはり自分の実力です。できるだけ客観的なデータが望ましいので、大学受験であれば模試を、定期テストでは前学期のテストの出来などから判断しましょう。

これも「目標まで結構頑張らなきゃいけない」とかではなく、「数学だとあと5点必要」とか具体的な自分の評価をしましょう。

 

 

注意点、というかこれは個人的な意見なのですが、これを読んでいるあなたはぜひとも先に目標を決めてください。「いまの実力でいけそうな大学」や「そこそこの点数」を狙うのはいつでもできます。

それよりも大事なのは、あなたがどんな大学に行きたいか、どういう点数を取りたいかです。モチベーションにも繋がってくるところなので必ず目標を先に決めましょう。

 

 

計画は長期・中期・短期の順で立てる

目標が決まって、自分の位置がわかったら、そのあとにすべきことはズバリ「計画を立てる」ことです。これができる、できないであなたのこれからの伸びは大きく変わってきます。

 

まず第1に、長期的な目標を立てましょう。長期的な目標は大学受験だとしたら1ヶ月 ~ 3ヶ月程度が目安です。そんなに時間がないよ!という人は中期の計画からスタートしてください。

長期的な計画で最も重視すべきは「勉強の大まかな方向性」です。例えば数学でいえば得意な関数をやるのか、それとも苦手な微分積分を克服するのか、そういった大雑把な計画を立てます。

 

長期目標でどうなりたいかを決めたら、次は何をやるかです。これが中期目標。だいたい1週間~1ヶ月くらいごとの目標です。

これはわかりやすく、僕だったら「チャート式を240ページまでやる」とか、「単語帳を一冊終わらせる」など問題集のどこどこまで終わらせるといった感じにします。

 

ポイントは、

 

  • 具体的な参考書名を出すこと
  • 中期目標を達成できたら長期目標へ近づくかを考えること

 

です。

 

最後に短期目標です。

短期の目標としては1日、もしくは1週間ごとの勉強量です。これも「重要問題集を1日5ページづつ進める」など具体的に立てましょう。

 

計画はこまめに修正する

計画を立てる上で非常に重要なのが、「こまめに修正する」ことです。

もちろん、立てた計画どうりに勉強が進めば良いのですが、滅多にそんなことはありません。

 

その週はたまたま忙しくて予定どうりに進まなかったり、逆に思ったよりも勉強が捗って計画を追い抜いてしまったりします。

そうした時には、また新たな計画を立てましょう。特に短期の目標は1週間ごとに見直し、前回の反省を踏まえて量を調整すると良いでしょう。

 

計画を立てる大切さについて

なぜ勉強をするのに計画を立てたほうが良いのでしょうか?それは、計画を立てることで勉強の量と質を高めることができるからです。

 

個人的に、僕が勉強で一番苦労したのは、「ダラダラしたりぼーっとしたりする時間をいかになくすか」でした。

現役時代、僕は毎日10時間くらい机に向かっていましたが、実際に集中していたのはその半分から7割くらいだと思います。

 

そんな風にしていたので、試験はあっという間にきてしまいました。「そのうち自分は勉強するだろう」と考えている人は要注意です。そういう人は傾向から言って、試験1週間前になっても、1日前になっても勉強できないのです。

 

そこで、浪人の時にどうすれば「勉強の量、質を高められるか」を先生に相談したところ、教えてもらったのがこの「勉強計画」の立て方です。現役時代も計画を立ててはいたのですが、ほとんど適当にやってました。

 

それから、毎週計画を立てるようにしました。最初はイヤイヤやっていたのですが、途中から、計画を立てること自体が楽しくなってきました。そのうちに成績の方も伸びて言って、大学に合格することができました。

もちろん、計画を立てることが絶対ではないですが、「何をどのくらい勉強するか」を具体的に決めることは非常に有効な手段ですし、実は大学生になった今でも使っています。

 

経験上、勉強計画をしっかり立てることは「絶対に覚えられる暗記術!」や「みるみる成績が上がる勉強法!」とかよりもよっぽど役にたつと思うことが多いのでぜひお試しあれ!

 

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受験生が知っておきたい勉強法について

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では、ここからはお待ちかねの勉強法について書いていきたいと思います。

当たり前のことも多いかもしれませんが、多くの人が口を揃えて言うということは、それだけ重要だという証です。

 

ケメ子
しっかりと頭に入れておきましょう!

 

「毎日コツコツと」が基本

「勉強法」なのかはわかりませんが、僕が勉強をするにあたって一番気をつけていたことの一つが、毎日やることです。ただそれだけ。

 

もし、あなたがこれから何かを勉強するとして、そうしたら必ず毎日ひたすらにやること。これは勉強だけじゃなくて、部活の練習でも変わりません。

 

僕がサッカー部の時によく言われていたことですが、「練習を1日サボったら、それを取り返すのに3日はかかる」のです。常に時間との勝負である受験生にそんな無駄なことをしている余裕はありません。

特に英語については毎日30分でも15分でも良いから毎日触れてください。理数系の人も数学や化学が大変なのはわかりますが英語は欠かさずに取り組むことをお勧めします。

 

音読 & あとはひたすら書く

僕が何か一つ、最強の勉強法を選んでくださいと言われたら、絶対にコレだろうというものがあります。それは音読です。

音読は、書いてあるものを目で見て、口に出して、それを耳で聞くというプロセスを取っています。つまり3倍の効果!とまでは言いませんがとってもお得な勉強法であることは間違いないです。

 

これも英語でオススメ。特に復習の時にやりましょう。リーディング(目で見て)、スピーキング(声に出して)、リスニング(耳で聞いて)を合わせた最強の勉強です。

 

また、音読は国語の勉強にも良いです。普段は文を飛ばし読みしてしまうという人はいませんか?音読だと、わからないところでつっかえてしまうのでスラスラ読めない人は自分がどこで「読めていないか」が手に取るようにわかります。

音読と並んで良いと思うのはひたすら書きまくることです。こちらはどちらかといえば数学などの分野です。

 

僕は受験生の時は、「手が覚えている」というところまで書いて書いて書きまくれ!という精神でして。これは少し大げさかもしれませんが、書くことで得られるメリットはいくつもあります。

一番のポイントは「なんとなくわかった」ということがなくなることです。ぼーっと参考書を眺めるだけの勉強をしている人はぜひ紙に書き写してください。

 

復習は最強の勉強法である

音読と並んで僕が最強の勉強法だと信じているのは、復習です。

あなたは、一度といた問題を完璧に自分のものにすることができていますか?

 

もしできていないのなら、それは非常に勿体無いことです。誤解を恐れずにいえば、「全くあなたの身になっていない」ということになります。

 

僕が先生から復習の大切さを教わったときは先生はこんな例え話をしていました。

教科書などで新しい考えを学ぶということは、畑を耕すようなものです。

そして、参考書の問題はその畑に作物を植えるのに似ています。問題を理解し、解けるようになるということは植えた野菜や果物を収穫するとイメージしてください。

 

復習をしないで次々に問題を解くことをするのは、作物を植えたまま収穫せずに次の畑を耕して行くことに似ています。せっかくタネを蒔いたのに、これではいつまでたっても成長することはできません。

 

なかなか興味深い話ですよね。

受験には、出題される問題はある程度決まっていて、それほど大きく変わったりはしません。

そして、時間は有限です。以上のことを考えると新しい問題に手をつけるよりも復習に時間を割いたほうが賢い勉強と言えるでしょう。

 

問題の本質を見ぬく力を養う

かなり抽象的ですが、問題を解くときは必ず「この問題は何を聞いているんだろう?」ということを意識してください。

問題には、出題する意図というものがあります。「受験生はこの公式の使い方がわかっているか」、「英語のこの文の構造は取れているか」など問題のキモというか、ポイントが必ずあります。

 

それがわかっているとなぜ良いかというと、その「ポイント」を抑えた回答というのはかなり模範回答に近くなるからです。

これは出題者の意図なので当然といえば当然ですよね。

 

また、問題の本質が何かということがわかればその問題の理解もスムーズに進むことがあります。受験では枝葉末節が語られることも多いですが、小手先のテクニックではなく問題に対するどっしりとした理解こそ大切にしたいものです。

 

過去問が全て

受験勉強において、1番参考になる問題は何と言っても過去問題。これは定期テストでも同じことです。

流石に過去問が全てとは言い過ぎかもしれませんが、そのくらい大切だということです。

 

過去問でチェックすべきは

  • 問題の出題傾向
  • 本番の時間配分、ペース配分
  • 目標点を取るために落とせない問題
  • これから勉強が必要な分野や問題群

などまだまだたくさんあります。

特に大学受験においては過去問を使いこなせるかどうかが非常に大きな鍵を握ることになります。

 

オススメの使い方などを紹介したいのですが、それはまた別の機会に。もし赤本や青本を使っているのなら最初の方にちょっぴり使い方が書かれているのでそれを参考にしてください。

 

必ず「時間」を意識すること

試験は時間との勝負です。試験の日にちは決まっていて、あなたはその日時をずらすことはできません。

だからそれに向けていかにうまく時間を使うかということを改めて考えたほうが良いでしょう。

 

そのためにも、まずは計画の重要性の話をしました。しかし、まだまだできることはあります。

 

例えば、隙間時間に勉強をしたり、きちんとしたリズムで生活することなどです。

こうした小さな積み重ねは「そんなに勉強に関係ない」ように思われるかもしれませんが、毎日5分でも10分でも有効活用できれば1ヶ月もすれば大きな差になります。

 

また、時間との戦いなのは試験中も同じことです。試験終了までの時間をどううまく使って自分のいまの実力をテスト用紙に書き込むことができるかをしっかり考える必要があります。

そのためにも、過去問を解くときに時間を図ったり、参考書の問題を解くときも「この問題は20分で解こう」など常に時間を意識してみると良いでしょう。

 

そのための時計は受験生の必須アイテムとも言えるので腕時計か置き時計のどちらかは持っておくようにしましょう。

ちなみに僕は置き時計派でした。

 

 ↑他の受験生を威圧することができます。(冗談です)

 

知的好奇心を持つことが最強の勉強法である

あなたは、好きなことをたくさん覚えられませんでしたか?例えば動物の図鑑だったり、戦隊ヒーローの名前だったり、好きなアニメの声優さんだったり、野球選手の誕生日だったり。

人間は、自分の興味のあるものは簡単に記憶できるようにプログラムされている生き物なのです。

 

しかし勉強を好きになるというのはなかなかハードルが高いかもしれません。そんなときに僕がオススメしているのは、知的好奇心を持つことです。簡単にいえば、「なんでそうなるの?」という疑問を持つことです。

 

常に問題に対して「なんで?」を問いかけるようにしましょう。そうすればそれが問題の本質を見ることにつながることもあれば、新しい発見につながることもあります。

勉強を楽しめ!とは言いませんが、楽しんで勉強できるように努力することも大切なのです。

 

勉強をする上で注意すべき点について

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では、ここからは勉強で「これはやってはいけない」、「こういう勉強をしてはいけない」というような勉強をする上での注意点について書いて行きたいと思います。

 

勉強のための勉強をしない

あなたの勉強は、勉強のための勉強になっていませんか?もしなっているのなら、それは即やり方や意識を変えるべきです。

勉強のための勉強とはなんでしょうか?例をあげて説明します。

 

例えば英単語を覚えるとき。英単語を覚えるといっても色々あります。ただ単に単語を日本語に置き換えるだけでいいのか、それとも英文法で必要な知識を暗記するのか、英作文で使うときのために助動詞や前置詞などとセットで覚えるのか、さまざまな選択肢があります。

大切なのは、「明日のテスト」を目標に勉強しないことです。それだと勉強のための勉強になってしまいます。

 

定期テストや試験のための勉強は、決して明日のテストのためにしないようにしましょう。(もちろん、明日のテストのための勉強も大切ですが…)

 

計画から進みすぎないことも重要

最初に予定の計画を立てろという話をしました。計画から遅れたらその都度修正しろと書きましたが、では進んでしまったらどうすれば良いでしょうか?

個人的には、短期の目標を達成したら「もう勉強しなくて良い」と思います。

 

本来は、ギリギリ達成できるくらいの目標が良いのですが、予定外に暇になったりして1週間で立てた予定の範囲が終わってしまうこともありますよね。でもそこで無理にもうひと頑張りしてしまうと予定を守る意味がなくなってしまいます。

 

だから、毎日最低限の量をこなせば1週間の予定をクリアしたらあとは気楽に机に向かっても良いのです。

ただし、次の週はもう少し量を増やした計画を立てるなど臨機応変に対応しましょう。

 

最後に:受験生は合格を第一目標にしよう

以上、試験に合格する勉強法を書いてきました。お疲れ様でした。

ここで注意点を3点ほど書いておきます。

 

1点目は、これはあくまで僕の経験から生まれた勉強法なので「絶対」ではありません。

そもそも勉強法に絶対なんてないのです。だから鵜呑みにしないで他の情報と照らし合わせてみたり、これからも勉強法を見つける努力をして見ると良いでしょう。

 

2つめはいくら勉強法を知ったところであなたの成績は上がらないということです。勉強法はあくまでノウハウ。それを行動に移さなければ意味がありません。

だから、この記事を読んだ人はぜひ行動にまで移して見てください。何も全部やろうとしなくて良いので、最初は計画を立てるところから始めて見ましょう。

 

3つめは、結果が出るまではしっかりと続けることです。勉強は一朝一夕で結果が出るようなものでは決してありません。毎日の積み重ねがあなたのテストの結果を作ります。そのことを肝に命じておいてください。

 

では、あなたのこれからに期待しています。

以上、京大生ブロガーのいぶき(@ibuki_blogger )がお送りしました!

いぶき
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