「東大合格生のノートは必ず美しい」という本のタイトルを聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?
コレ、実際ほんとらしいんですよ。東大生のノートは、めちゃくちゃ綺麗らしいです。
では、なぜ勉強ができる人のノートは美しいのかを考えてみた事があるでしょうか?そして、どうしたら美しいノートを取れるようになるのでしょうか?
この記事では、そんな疑問に答えるために
- なぜデキる人のノートは美しいのか?
- キレイにノートを取れる3つのコツ
- ノートを取る時の注意点
について説明していきます!
最後まで読めば、あなたも綺麗なノートを取れるようになっているはずです!
目次 (クリックでジャンプ)
なぜデキる人のノートは美しいのか?
突然ですが、あなたは「なぜ授業中にノートを取るのか」ということを考えたことはありますか?
もしかしたら、「先生がやれって言っているから」、「ノート提出で成績がつくから」という理由で、いやいやノートをとっているかもしれません。
ですが、それでは良いノートを書くことができません。理由は簡単で、あなたが何にも考えずただ板書を書き写しているからです。
それでは当然自分の実力に繋がりません。また、たとえキレイなノートができても、勉強ができるようにはならないのです。
ノートを書く時は、「ノートを書く理由を考えて」書くようにしましょう。そうすると、良いノートが何かということがわかったり、なぜノートを綺麗に取らなければいけないかということに気が付いくようになります!
ノートを取る理由とは?
では、ノートはなんのために書いているのでしょうか?
ノートを取る理由を僕なりに考えてみました。
①先生の言っていることを理解するため
人間は、ぼーっと聞いているだけでは頭に残りません。だから、理解したり、記憶したりするためには手を動かして覚える必要があるのです。
書いていると、集中力を保つことができます。また、一度先生が言ったことを自分の手で書き出すことでもう一回復習することができます。
綺麗にノートを書けば、それはあなたの理解に繋がります。逆に、ごちゃごちゃで何書いてあるかわからないようなノートでは頭はぜんぜん整理されてくれません。
②あとで自分の復習に使うため
人間は忘れる生き物です。だから、復習が大切なのですが、復習のためにはどこかに書き写しておかなくてはなりません。
そこで、ノートが必要なのです。ノートがあれば、後から見返したときに先生が何を言っていたか思い出したり、自分のわからなかったポイントを見返すのに役に立ちます。
綺麗なノートほど、あとで見返したときにわかりやすいです。一方、どこに何が書いてあるかわからないようなノートでは… 復習しにくいですよね?
勉強ができる人のノートが美しいのは、こうした理由をしっかり意識して書いているから美しいのです。
②について、僕が先生に言われてハッとした言葉を紹介します。
「今、あなたがとっているノートは、学期末の自分が手にする参考書だ!」
ノートをキレイに取ることの重要性がわかると思います。
- 先生の言っていることを理解するため
- 復習のときに見直すため
ノートをキレイに取るポイント
では、ノートをキレイに書くことが大切だとわかった上で、「どうやったらキレイにノートがかけるのか?」について説明していきたいと思います。
ノートが綺麗に見えるポイント
あなたは、綺麗なノートを取るためには次のようなことが必要だと思っていませんか?
- 字の綺麗さ
- 先生のノートを綺麗に書き写せるか
これらは、もちろん必要です。しかし、こうしたことは「ノートが綺麗に見える」だけであって、決して勉強ができるようになるノートではありません。
だから、字の綺麗さは最低限で構いません。究極的には自分が読むことができればなんの問題もないのです。
それよりも重要なポイントは次のようなことです。
- インデント
- 余白
- イラスト(図解)
1つずつ説明していきたいと思います。
その1. インデント
インデントとは、日本語でいうと字下げのことです。上のような写真をみるとわかると思います。
これがなぜ必要かというと、書いていることの階層構造が明確になるからです。
それぞれの言葉がどのような関係性を持っているかを知ることで、理解がしやすくなり、暗記も大変楽になります。
今まで字下げをしていなかった人はぜひチャレンジしてみてください。
その2. 余白
ノートが見にくい人の特徴として、余白が全然ないことが挙げられます。あなたのノートはどうでしょうか?
また、ノートのスペースは、見やすくなること以外にも様々なことに役立ちます。例えば、あとで自分で足りないことを書き足したり、例題を解いたときに注意点を書いておいたりすることができるのです。
よく、「余白はを空けるなんてもったいない!」という人がいますが、僕は高校生に、「余白を取らない方がもったいない!」といつも言っています。
その3. イラスト(図解)
イラストや図は、特徴を理解しないと描く事ができません。つまり、図を描く事でその図の性質をつかむ事ができるという事です。
特に、時系列に沿った矢印や、数学で目にする問題の図を丁寧に描く事ができるとそれだけでノートはとっても見やすくなると思います。
別に、下手な絵でも構いませんが、適当に書くのはやめた方がいいでしょう。線は定規を使って書くとそれだけでも立派に見えますよ!
ノートを取る上での注意点
ここからは、ノートを取る上での注意点を書いていきたいと思います。どれか一つでも覚えて、自分のノートテイキングの参考にしてみましょう!
書くばっかりになってはダメ
「ノートをしっかり書かなきゃ!」ということばかりに注意がいってしまい、先生の説明や雑談をしっかり聞いていない人がたまにいます。
ノートを取る目的を思い出して見てください。ノートは、取ることに価値があるわけではなかったはずです。
だから、授業中はなるべく「話を聞く」ことにも力を入れたほうがいいでしょう。
問題は解く。汚くなるのが嫌なら別のノートに
授業中に、「ではこの問題を解いてみましょう」というとき、あなたはちゃんとその問題をノートに書いていますか?
たまに、「先生は当ててこないし…」と思ってぼーっとしている人がいますが、成績をあげたいならそうした問題は絶対に解くべきです。
理由は簡単で、授業の理解の確認になるからです。
そして、そうした問題はやはりノートに書き写しておくべきです。そうすることで、自分はこの問題を解けたのか、間違えたとしたらどこで間違ったのかを知る事ができます。
ノートが汚くなるから嫌だという人は、問題専用のノートかルーズリーフなどに書いておいて保存しておくと良いでしょう!
マーカーを引くのは最低限
マーカーをノートにいっぱい引いている人も要注意です。
ノートに書くことは、基本的にあとで見返したり、大切なことだけにしておくのが基本です。
ただまぁ、そこらへんは個人の好みというものがあります。僕も教科によってはマーカーでラインを引いていた科目もありましたし、赤で塗りつぶしてシートで隠すこともしていました。
だから、注意するべきは「マーカーを引いて終わりにしない」ということですかね。大切だなと思ってマーカーを引いたところは復習するなりしてきちんと覚えるようにしましょう。
最後に
以上、ノートを取る時のコツや注意点についてでした。ノートを綺麗に取るコツをまとめると、
- インデント
- 余白
- イラスト(図解)
でしたね?
これらのことに注意してノートを取ると、あなたのノートはもう一段階うえのステップにつながるはずです!
ぜひ試してみてください!