みなさん、お酒好きですか?
酒が好きな人なら、誰しも一回はやってみたいこと。それは…
自分でお酒を作ること!
とは言っても、実際に作るとなると酒税法やらなんやらに引っかかってしまいます。それに第一、手間と時間がかかります。
今回紹介するのは、梅酒の作り方です。
梅酒なら、あまり用意するものがなく、手軽にできちゃいます。
しかも、この作り方さえマスターしてしまえば、カリン酒やキンカン酒などにも応用できてしまうのです!
というわけで、早速作り方をみていきましょう!
目次 (クリックでジャンプ)
梅酒を作ってみよう
梅酒は、作り方と注意することさえ頭に入れれば、簡単に作ることができます。
今回は梅酒作り歴10年の友達に手伝ってもらいました。
彼の家は兼業農家らしく、毎年梅酒や梅干を漬けていたみたいです。頼もしい(笑)
作り方自体は色々なホームページやらで紹介しているので、ぜひそれらとこのページを見比べながら、色々な方法を試してみてください!
友達の自家製梅酒の作り方
- 青梅 1kg
- 氷砂糖 0.4kg〜0.7kg
- ホワイトリカー 1.8L
- 3Lくらいのビン 1つ
- キッチンペーパー
- 竹串
そのほか、大きめのボウルがあると梅を洗うときに便利です。
ビンやホワイトリカー、氷砂糖は重いので通販で買うことをオススメします。
ビンならこんなのとですかね。
氷砂糖とかはあまり違いがないので安いやつで大丈夫だと思います。
6月くらいにスーパーに行くと格安で売っているのでそれを買ってみてください。
ホワイトリカーはネットで買った方が安かったです。こんなのが使いやすいと思います。
梅は、時期になるとスーパーで安く手に入りますが、もし激安で買おうと思ったら楽天でダンボール1ケースを注文するといいと思います。
梅園とか持ってる人がいたら、僕に連絡ください!!
作り方の手順や注意点など
以下、作り方です。
しっかり乾かそうと思ったら3時間くらいかかるかもです!
1. まず、梅を水につけて丸洗いします
ここで大切なポイントは、しっかりと乾燥させることです。
2. 梅のヘタをとります。
竹串をヘタに突っ込んでくるっと回すと取れます。
意外と簡単にくるっと取れます。
慣れてくるとホイホイできるので思ったよりも早く終わりますよ!
3. ビンを消毒します。
熱消毒→ホワイトリカーを含ませたキッチンペーパーで拭く というふうにするのがいいです。
※しっかり乾かさないとカビが生えて失敗します
(おまけ) 消毒のやり方
梅酒を自家製で作ろうと思ったら、一番大切なことは “消毒” です。
手とかは何度も洗い直して、そのあとアルコール消毒。
また、瓶などを拭くときもなるべくアルコール度数の高いホワイトリカー(30度以上)を使っていください。
瓶が煮沸消毒できるものならば必ず熱湯で消毒、できないのならば漬け込む用のアルコールをキッチンペーパーなどに染み込ませてよく拭きましょう。
そして、しっかり乾燥させてください。
この乾燥がしっかりできていないと、後で泣きます…
4. ビンに梅→氷砂糖→梅→氷砂糖 と段々に重ねます。
この段々に重ねた層が、梅酒を漬けているうちにどんどんなくなっていくのがとても面白いですよ。
ちなみに、当たり前ですが氷砂糖は砂糖なので食べ過ぎに要注意です!
5. ホワイトリカーを注ぎます。
結構なみなみと注いでしまって大丈夫です。
空気が入らない方がいいのですが、あまりギリギリを攻めると蓋のあたりに水分ができてしまうのでほどほどのところでストップしましょう。
梅が浮いてしまって沈まないことがあるのですが、ちょっとすると沈んでいくので問題ありません。
友達曰く、しっかりと消毒してあるのであれば品質的にも問題ないそうです。
6. 気長に待ちます(半年くらい)
以上です!あとは気長にできるのを待っておいてください。
目安としては、氷砂糖が溶けて、ホワイトリカーが黄金色になってきたくらいから飲むことができます。
あとは、いつ飲むか、いつ梅の実を取り出すかなどは基本的には個人の自由なので、お好みで調節してみましょう。
“消毒” にだけ注意しましょう!
梅酒作りで注意するべきことはたった一つです。それは…
です。なので、乾燥と消毒だけは徹底してください。
かびてしまうと、そのビンまるまるダメになってしまうので、非常にショックです。
2ヶ月待って、あれー!というのもままあるみたいです。
逆に言えば、それ以外の失敗はあまりありません。
氷砂糖が少し多かったり、ホワイトリカーではなく適当な焼酎を使ってもできてしまいます。
あとやることとしては、氷砂糖が溶けるまでは3日に一回くらいの感覚でビンを揺すって混ぜてください。早ければ2週間程度で氷砂糖は全て溶けます。そのあとは風通しの良く、温度変化の少ない場所に保存してください。
どれくらいで飲めるようになるの?
気になるのは、どのくらいで飲めるようになるか、ですよね。
目安として、だいたい3ヶ月くらいすれば飲めるようになります。琥珀色になって香りがつくのがちょうどそのくらいです。ですが、1年から3年おいておいた方が風味や程よい渋みが出て良いと言われています。
今、うちのがちょうど3ヶ月ですが、こんな色です。
しっかりと混ざると、こんな風に実が沈みます。
ここからは腐らせたりしない限り、何年でもつけておくことができます。
マニアックな人の中には、子供の誕生日と同じ日につけ始めて、その子が成人する日にお祝いとして開けて飲む、と言った粋な人もいるみたいです。かっこいいですね!
最後に:自宅で梅酒を漬けてみる楽しさ!
いかがでしたか?
毎年つけていれば、好みのつけ具合や氷砂糖の量の好みなどが自然とわかってきます!自分にあった世界に一つの梅酒を作ってみてください!
うちは、ラベルも自作して雰囲気を出しています。
また、はちみつを入れてはちみつ梅酒など、オリジナルのカクテルにするのもアリです。
梅の代わりにキンカンなどの果実を混ぜてもいいですし、焼酎をホワイトリカーから芋煮したり、氷砂糖を多めにして甘くまろやかにしたりと、アレンジの組み合わせは無限大!
忙しいのは一日だけですが、奥が深いので忙しい人の趣味としてもオススメです。
ってカッコよくないですか?
ただし、
- 梅を漬け込む焼酎のアルコール度数が「20%以下」の場合
- 米、麦などの穀物を漬け込む場合
- ぶどう・山ぶどうなどのぶどう類を使用下場合
などは酒税法違反となるのでそこだけは注意してくださいね!
ちなみに
酒類の製造免許を受けないで酒類を製造した場合は、10年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられるほか、製造した酒類、原料、器具等は没収されることになります。
引用元:国税庁
当ブログは一切の責任を負い兼ねますので…
では、Let’s sake Life!
追記: 写真が暗いですね。ごめんなさいm(; _ ;)m
うちで作っていた梅酒ですが、この前美味しくいただきました!
ホワイトリカーで作っているので、アルコール濃度がかなり高かったです。
梅酒のロックは12度くらいですので、3倍希釈でやっと市販の梅酒レベルになります。
濃さは各自で調節を!