大学生がレポートを書く時になって毎回思うのが、
ではないでしょうか?
僕も何度そう思ったことか!
ということで、テンプレートを作ってみることにしました。
よければ使ってやってください。自己責任ですが、まだ「体裁に注意された!」などの苦情等は一度も来ていません。
↑クリックしてダウンロードです!
では、ここからはテンプレートについて詳しい解説をしていきたいと思います。
目次 (クリックでジャンプ)
表題・表紙の書き方
レポートでまず気をつけたいのが、表紙です。表紙は、いわばレポートの挨拶です。
挨拶がしっかりできる人は良い印象を持たれるように、表紙ひとつでイメージはガラリと変わります。
表紙がいらない人(専用の表紙がある人) は、無理に書かなくても大丈夫です。また、レポートの重さによっては、表題と名前、学籍番号を書いて書き始めても大丈夫なケースがあります。
表紙に書くこと
表紙に書いておくと良いのは、以下の項目です。これだけは必ず書くようにしましょう。
- 表題
- (授業名)
- (提出期限)
- 提出日
- 学部、学科名、学年
- 学籍番号
- 名前
()のやつは微妙です。指示があればその通りに、なければどちらでも大丈夫です。
表題のアドバイス
表題について、気をつけるところがあるとすれば、本文とのバランスです。
レポートの文章は、基本的には「~だ、~である」という文体を使うことになると思いますが、そういう場合には少しカタメの表現が良いと、個人的には思います。
例えば、「平安時代の最初の頃の生活の道具の特徴をまとめてみた」ではなくて、「平安初期の生活用品の機能的特徴ついて」という感じです。
また、一目見て何が書いてあるかがわかるようにすることも大切です。
オシャレにこだわるのではなく、あくまで学術的なものであることを意識しましょう)
書き出しについては、あまり気にしないのがベスト
レポートの書き出しは、あまり気にしない方が良いと思います。理由は2つあって、
- 小説のように、「書き出しが面白くないから」という理由で読まれないということはないから
- 時間と労力がもったいないから
です。
特に、序論では本文で述べることを簡潔に書くので、せいぜい3文程度。そのうち最後の1文は本文への導入であることを考えると、ほとんど選択肢はないと言ってもいいでしょう。
なので、色々考えるよりも「自然に?」書き出すことをおすすめします。
って意見もあると思いますが、おそらく探すよりも書き出した方が早いです。
章の立て方・見出しの付け方
次に章の立て方についてです。
気をつけたいことは、いらない場合も多いということです。というか、章付きのレポートというのは(理系の実験レポートを除いて) あまり見たことがありません。
一般教養科目の、3,000字程度のレポートなら段落構成だけで一気に書いてしまっても良いのではないかと思います。
章はレイアウトの時に考えて立てる
章を立てる場合は、その場のノリと雰囲気でつけるのではなく、あらかじめレイアウトを立てる際に考えておきましょう。
また、章の立て方に決まりがある(実験レポートの 原理→方法→使用器具、みたいな) がある場合は、原則としてその流れを踏襲しましょう。時間とエネルギーの節約になります。
Latex などを使って書く人は、番号を振っても良いでしょう。特に理系のレポートでは好まれる場合も多いです。
見出しはそれだけ見た時でも「わかるように」書く
最悪な見出しの付け方というのは、「序論」とか、「本論」みたいなものです。これはナンセンス。
なぜなら、この見出しから得られる情報が一つもないからです。
逆に、良い見出しというのは、具体的に「何が」書いてあるかがわかるものです。
自分の見出しやタイトルを見返してみて、「なんだか抽象的だなぁ…」と思った人は、具体的なものに書き直してみるようにしましょう。
「序論」などのタイトルをつけるのであれば、いっそ章立てを無くしてしまうことも検討してみると良いでしょう。
(これは、序論、本論などの構成をしなくて良いということではありません。)
その他、細かいWord やPages の体裁について
その他、レポートの細かい仕様や体裁については、特別なことというのは少なく、普通の文章などと同じと思ってもらって大丈夫です。
レポートといえど、基本は普通の文章と一緒
例えば、気をつけたいのは、以下のようなものです。
- 段落の初めの1文字は下げる
- ページ番号はつける
- 11 ~ 12pt を使うべし。フォントは明朝体がおすすめ
- 段落の間は、行を開けたりしない
- 字数指定がある場合は、最後に字数を加えておくと丁寧 (という話をどこかで聞いたことがある)
- 英数字は半角に統一する
これ以外にも色々とあるといえばあるのですが、常識の範囲を超えるものはありません。(「~だ」と「~です」を混ぜる、とか)
あまり注意するべきポイントを増やしすぎても良くないので、最低限これだけは守るようにしましょう。
これらのうち、大体は「レイアウト」のところで変更が可能です。 (Pages の人は、フォーマット)
レポートは何を使って書くべき?
レポートを書く時は、いろいろな選択肢があると思います。例えば、以下のようなものです。
- Word (ご存知のやつ)
- Pages (Mac の標準ワードプロセッサー)
- Latex (数式などが書きやすいやつ)
僕的には、なんでもいいと思います。先生方も指定がなければ別にこだわりはないんじゃないかと。
ただ、やはり大学1年生、2年生までは使い慣れているものを使うのが良いと思います。
そして、3回生、4回生になったところで、自分のゼミの流儀や研究室の習慣に従うと良いでしょう。
使うものが何か、というよりも、出来上がったレポートがしっかりした体裁をなしているか、に気を遣う方が建設的です。
最後に:レポートの書式には気を使おう
以上がレポートのテンプレートの紹介でした。
いろいろ言ってきたと思いますが、そこそこの人がテンプレートをダウンロードして終わりだと思います。
なので、わからないことや疑問に思ったことなどをこの記事に戻って確認していただけると良いかなと思います。
ぜひ、書式には気を使ってみてください!