大学生になると、「サークル」や「アルバイト」など、やりたいことがたくさんある人は多いと思います。
内容は、ズバリ「短時間で8割をとるレポートというのは、どういうものか?」というものです。
これから紹介する3つのポイントを意識するだけで、周りの人と差をつけることができます。
サクッと高得点を取りたい人は、ぜひ参考にしてみてください!
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形式にこだわる
まず、大切なことは「形式をしっかりする」ということです。
大学生のレポートでいちばん減点が多いのが、実は「形式などのミス」です。これは先生によって違うのかもしれませんが、懇意にしていただいている教授の人はみんな口を揃えて言っています。
また、減点がなくても、相手によくない印象を与えるのは褒められたものではありません。評価を下げる原因になる可能性があります。
なので、まずは1も2もなく形式。参考文献や漢字の使い方などはぜひ注意してみてください。
余裕のある人は、アウトラインで差をつける
形式に余裕がある人は、ぜひ「アウトライン」で差をつけてみてください。
アウトラインとは、「序論・本論・結論」や「起承転結」のようにメインテーマは何か、どこに何を書くかなど、レポートの骨子を決めるものです。
これができていると、形式 + 内容がどっしりとするので、これだけで合格点はもらったようなものです。
細かな内容にこだわったり、オリジナリティを出そうとする前に、こういうところにこだわってみるようにしましょう!
紙の本や論文 を読んでいることをアピールする
次にやっておきたいことは、「紙の本」や論文を読んで、それをレポートに書くことです。
なぜ紙の本が良いかといえば、これは「大半の人がwebなどから調べるため、差をつけやすい」のがポイントです。
専門科目になればなるほど、web やインターネットに情報は載っていません。あるとしてもせいぜい基礎的なことだけです。
でも、論文や本から探せば、知らなかった情報が満載ですし、そこからさらに新しい情報をたどることができます。
そして何より、参考文献にのせることができます。これだけで、かなりれっきとしたレポートっぽくなりますよ。
そのため、これは実体験ベースですが、教授陣は本をよく読んでいる人を評価してくれる傾向にあるようにも思います。
先行研究みたいなものを示せるとなお良し
レポートを書きなれてきた2,3 年生で、余裕のある人はぜひ「先行研究」のようなものを示しながら、それと比較したり検討したりすると良いレポートが書けるかと思います。
例えば、
というような感じです。
そして、この型の何が良いかというと、同じ部分を多くすればするほど「早く書けるようになる」ことです。友達だと早い人は2,000 字のレポートを(本読むの込みで) 3時間かからずに仕上げていました。
「先行研究のような」と ”ような” をつけたのは、別に論文などの学術的なものではなくて、本や新聞などからの引用でも良いでしょう。
”ちょっと” 労力のかかることをやる
さて、最後のアドバイスは、「”ちょっと” 労力のかかることをする」です。
サクッと高得点を取るために、「労力のかかることをする」というのは、どういうこと?
と思う人もいるかもしれませんが、これは実に簡単なことです。
レポートでは、ひと手間かかることをやるだけで、そのほかのいろんなことをするよりも点数の伸びが期待できるのです。
例を挙げるとわかりやすいと思うのですが、例えばアンケート調査など、具体的に “行動” を伴うようなものは少し大変ですが、めちゃくちゃ疲れるかといえばそんなことはありません。
でも、この ”ちょっと” の労力をみんながレポートに割くか、といえば決してそんなことはありません。
なので、この “ちょっと” をやるかどうかで、あなたのレポートは普通のレポートから、よくできたレポートに化けるというわけです。
そのほかにも、こんなのがあるといいよ、というものは、
- 先ほど挙げた本や論文を読む
- 実地調査・フィールドワークなど
- 統計資料や会社の諸表など、公的・専門的なものを読む
- アンケート、聞き込み
などです。
繰り返しになりますが、これらは決してみんなが読むものではありません。それゆえに、これを読んでレポートに書こうと思った時点であなたのレポートは上位20% くらいにすでにあるのです。
もちろん、「読めば誰しも高得点を取れる」みたいな魔法の薬ではありませんが、まぁ対レポート用のワクチンくらいの効果はあるのではないでしょうか?
レポートが得意になればこちらのもの
紹介してきた、「レポートで8割をとるこつ」というのは、最初に覚えて実践するまではなかなか大変ですが、慣れてしまえばどうってことはありません。
- 形式にこだわる
- 紙の本、論文を読む
- “ちょっと” の労力を惜しまない
1年で何度もレポートを書いていれば、だんだんと身についてきて、しまいには何も意識しないでも点数が取れるようになってきます。
そうすると何が良いかというと、将来論文を書いたり、さらには会社に入った時などに資料を書くときに、めちゃくちゃ褒められるようになります。
文章が書けるというのは、見た目にはわかり難くともしっかりとしたアドバンテージになります。