アニメは楽しくてほのぼのとしたのもいいですが、それと同じくらい惹きつけられるのが鬱アニメ。独特の雰囲気や後味の悪いバッドエンドに魅力を感じる人も多いと思います。
何を隠そう、僕もかなり暗い展開のアニメ好き!バッドエンドでニコニコできるという趣向の持ち主です。
そこで、この記事ではトラウマになった鬱アニメを10こほどピックアップして見ました。ネタバレはできるだけナシで作品の魅力を伝えます。
次に見るアニメを探している人はこれを参考にしてみてください!
この中には、かなり「キツい」シーンが入っているものもあるので、注意して見てください!
あまり一気に見るのはお勧めしません…
目次 (クリックでジャンプ)
ぼくらの
謎の科学によって作り上げられた巨大ロボットで、地球に迫る脅威と戦う少年少女を描いた物語です。
あらすじだけ聞くとどこにでもある普通のロボットアニメのようですが、話が進むにつれて他の作品とは一線を画すことがわかってきます。
極限の状態において、それも中学生が自らの人生や “生きる” ことの意味を見つめ直すシーンなどは本当に見ていられなくなります。
後半になると割と慣れてきます。そしてクライマックスに向けて感動が湧き上がってきます!
「人生観が変わった」という声も出るほどの作品なので、ご視聴の際はお気をつけください!
エルフェンリート
人類を絶滅させるほどの力を持った新人類の少女、ルーシーが研究所から脱走し、現人類との戦いを繰り広げるアニメです。
漫画の単行本の表紙が基本的に萌え絵なので、「単なる萌えアニメ」と認知されている風がありますが、その実は壮絶なSFアニメ。しかも、差別問題や児童虐待まで踏み込んだ重いテーマを扱っています。
そのことが、特に海外でウケて人気を博しています。ハリウッド映画化の話もあったとか…
作中では、胴が真っ二つになったり、手足がもがれたりとグロシーンも登場します。かなりの鬱シーンが唐突に現れるのでトラウマになる人も多いです。見る人は要注意!
GUNSLINGER GIRL
架空の世界のイタリアを舞台に、身体を改造した少女の殺し屋がテロ機関との戦いを繰り広げるガンアクションアニメです。
表向きは障害者を支援する団体が、実際には殺し屋の養成機関であり、しかもそれを政府が行なっているという、初期設定だけで目をそらしたくなります。
この作品もグロシーンなどがかなりあり、同名のゲームは15歳以上の指定がかかっています。
作品に対して、悪趣味・倫理的にどうか?という声が上がるほどであり、色々と議論を呼ぶ作品です。
ひぐらしのなく頃に
過去に不可解な失踪事件が起こった雛見沢で、主人公とその仲間たちがその謎を解き明かしていくアニメ。
前半パートで主人公とイチャイチャしていた可愛い女の子が、鉈をふるって暴れまわったり、おはぎに針を入れたりするのはまさにトラウマそのもの。
他にも、拷問部屋を見つけたり、「知らない!」という返答などはまさにホラー関連のトラウマシーンの詰め合わせのような作品です。
夜に見ると一人でトイレにいけないタイプのアニメです。ご注意ください!
魔法少女まどか☆マギカ
こちらもトラウマアニメの代名詞。
ネタバレになりますが、ヒロインが数人単位でお亡くなりに…しかも、総集編とかでそのシーンだけ何回も何回も見せられるものだから、たまったものではありません。
特に、「マミる」というネットスラングの元になった本編第3話は業界ではもはや伝説です。
最初はふわふわした明るい作品が、だんだんと暗くなっていき、一気にダーク路線に突っ込んでいく様はまさにジェットコースターのよう。あまりネタバレをしないで見ると楽しめると思います!
まどマギは鬱アニメというより、なんか気持ちがスカッとしないアニメ、という感じです。
でも、決して「面白くないわけではない」ので、ぜひ一回見てみてください!
Re:ゼロから始める異世界生活
突然、異世界に転生した主人公の那月すばるが、唯一の能力である「死に戻り」を使ってヒロインを助けようとする物語。
「死に戻り」とは、ざっくりいうと自分が死んだらセーブポイントからやり直せる能力です。便利な能力だなぁ… と思っていました、最初はね。
でもこの能力、痛みはあるし、死んでもその記憶は残るという特徴があります。そのため、死んではまた死んでを繰り返してなんども何度もバッドエンドを迎えます。
だんだんと鬱になっていく主人公を見ながら、「うわぁ、これ大変だな」と思うアニメです。ベテルギウス・ロマネコンティってやつもヤバいのでご注意を。
がっこうぐらし
ゾンビ的な生き物が世界中にはびこる世界で、数少ない生き残りである少女たちが、学校を拠点として生活をするお話。
ホラー・サバイバルのジャンルでは使い尽くされたテンプレートのような設定ですが、この作品は可愛いキャラクターが登場するのが特徴。
1話の前半の方は本当に普通の日常アニメで通じるのではないかと思うほどのほのぼの展開がなされるのですが、その分ゾンビなどのホラー部分が際立っています。
まどかマギカ同様に、こちらも放映中、ネットで話題が尽きなかった作品です。当時のネットニュースや2ch を見ながらアニメを見てみるのも面白いと思います!
School Days
主人公伊藤誠とメインヒロインの桂言葉、西園寺世界が三角関係を繰り広げるドロドロの恋愛アニメ。
元々はR指定のつくゲームでしたが、2007年に元永慶太郎監督のもと、TVアニメ化がなされました。
最終回の放送がとある事件の影響を受け休止に追い込まれたことでも話題を呼びこの時のゴタゴタの中で「Nice boat」というネットスラングが生まれたことは、ファンなら誰でも知っています。
バッドエンドのアニメ作品の代名詞とも言える、歴史に残る最後に期待です!
秒速5センチメートル
あの『君の名は』で知られる新海誠監督の初の長編アニメ映画。最近では「君の名は」や「天気の子」で知られていますが、個人的にはやはり秒速が正義。
「桜花抄」、「コスモナウト」、「秒速5センチメートル」という3本の短編の連作という形でお話が進んでいきます。
“初恋は実らない” という言葉をこれでもかというほど体現したような作品で、鬱というよりもやもやした気持ちになるかもしれません。
ちなみに、秒速5センチメートルとは「桜の落ちる花びらの速さ」。
これぞ新海作品と思わせるような綺麗な背景と、それぞれのキャラクターの心の機微を見事に描いたところが、評価の対象になっているようです。
最終兵器彼女
北海道に暮らしているシュウジは、自分の住むまちが謎の敵に襲われたとき、恋人のちせが最終兵器となって戦う様を目撃する。争いが激しくなる中で、シュウジとちせの関係を描いていく。
だんだんと人間の部分が侵食され、「兵器」としての一面を見せる彼女と、それを見守るシュウジの心境が滔々としたモノローグで語られたりすると、思わず何かを考えずにはいられなくなります。
アニメ版と劇場版でエンディングが違い、それぞれ人によっても解釈が別れるので、見た後は誰かと語りたいアニメです。
N・H・Kへようこそ
大学を中退し、4年もの間ニート生活を続けている主人公と、その主人公を救うことが目的の少女を描いた物語。
主人公が怠惰、無気力、根性なしと三拍子そろっているのに加え、軽度の対人恐怖症などかなりのニート具合です。
しかも、「ニートから脱却してよかったね!」みたいな安易なエンドに持っていかなかったところも個人的にはかなりポイント高めです。
この作品は鬱アニメと見るか、日常アニメとして見るかが人によって別れるので、ぜひどちらと感じるかを考えながら見てもらいたいです!
未来日記
未来を予知できる能力を備えた日記を持った12人が、神の座をかけてバトルロワイヤルを繰り広げる物語。
この作品は、ヒロインである我妻 由乃の行動、言動にとにかく狂気を感じます。
そのため、狙ってないのにホラー作品になってしまったような印象があります。「なぜこうなった!」という人と、「そこがいい!」という人と賛否両論あります。
各々の日記の特徴を活かしたバトルや先の読めない展開も魅力的なので、それを目当てに視聴するのもあり。バトルものが好きな人にはぜひおすすめです!
最後に:アニメを見て元気を出そう!
この記事では、トラウマになった鬱アニメ 10選を紹介してきました。今まで知らなかった作品や、これから見ようと思った作品はあったでしょうか?
個人的におすすめなのは、やはりバッドエンドで名高い『School Days』か感性を揺さぶられる『ぼくらの』ですかね。
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