どうも、1日2食ブロガーのいぶきです…
僕はずっと、現代に生きる人は皆、食べ過ぎなのではないかと思っていました。特に、1日3食って多いんじゃね?
そこで、大学に入って一人暮らしを始めてから、もう一年ちょっと1日2食の生活を続けて来ました。(正直にいうと、お金がなかったのもありますが… )
そんな1日2食生活ですが、ブログに書こうと思い立ち、何か健康被害とかあるのかなんて調べてたら、なんと
1日2食は健康に良い
という情報を入手してしまいました…
これは真実か否か…
ということで、1日2食健康法なるものを僕の体験談とともに語らせていただこうと思います。
目次 (クリックでジャンプ)
1日3食は最近になってからだった?
そもそもなぜ人間が1日3食食べるようになったのかご存知ですか?
テレビや新聞などで、「一日三食しっかり食べることが人間の基本的な生活である」みたいにはやし立てられていますが、実は1日3食食べるようになったのは300年前くらいのことなんです。
生物的な人間の歴史から見れば、ほんのつい最近です。
それまでは、昼ごはん、夜ごはんの1日2食生活でした。それまではそもそも日本人には朝ごはんの概念がなかったようです。
(西洋もだいたい同じ)
1日3食は陰謀説?
ここにコンテンツを記載ではなぜ、一日の食事を2食から3食に増やしたのでしょうか?
様々な理由が考えられますが、有力な説としてはロウソクや照明の技術が発展し、一日に活動できる時間が延びたことが挙げられます。昔は夜暗くなったら寝て、朝は明るくなったら起きるという生活をしていました。
それが、あかりをつけられるようになると夜遅くまで起きていられるようになり、今までの食事ではその栄養を補いきれなかったのです。
また、栄養学的な面から言えば、昔は玄米が主食でしたが精米技術が進化し、栄養価では劣る白米が食べられるようになったので今までの食事では足りない栄養を摂取するために3食になったとも言われています。
また、文化が発展し暮らしが豊かになったことも原因の一つかもしれません。
いちばん面白いなと思った説は、エジソンによる陰謀説です。エジソンは、「トースター」を発明したことをきっかけに、そのトースターを売るためと、電気の必要性を解くために「一日三食説」を宣伝したと言われています。
人は1日2食では不健康だ!という彼のマスコミ出演がどの程度効果があったかわかりませんが、トースターの売れ行きは好調だったみたいです。
1日2食は体に悪いのでは?
ここからは、1日2食生活をすることによる健康的な問題を解説していきます。
どのご飯を抜くのか
具体的にどの食事を抜くのがいいのかというのは、僕の場合はまず間違いなく朝食です。
それはなぜかというと、
- 朝は忙しい(個人的な理由)
- 昼ごはんはみんなと食べる(個人的な理由)
- 夜ごはんは食べたい(個人的な理由)
からです…
歴史的にみても、1日2食をしていた時代は昼と夜にご飯を食べていましたし、生物学的にも朝ごはんを抜くのは起きぬけの臓器が休まって健康にいいそうです。
朝ごはん抜くってどうなの?
朝ごはんを抜くのは体に悪い!とテレビで散々騒がれた時代がありました。
例えば…
朝ごはんを食べた生徒と食べなかった生徒ではテストの成績にこんなに差が出た
とか、
朝ごはんを抜くと逆に太る
など確かにそれっぽいことを言っていました。
が、これは飲食業界の流したデマだという話があります。朝食を食べる経済効果は約1.5兆円とも言われています。エジソンのトースターのように、飲食業界がデマを流しているとしたらとんでもありません。
その証拠に、今の時代はこんな本がベストセラーになっていたりしています。
この本は、朝食は健康の敵!みたいなことが堂々と書いてあって面白いです。この本は、他言語翻訳版も出版されるほどの人気ぶりでした。
こんな有様ではどちらを信じればいいのか曖昧ですよね…
どちらでも変わらないのなら個人の自由ですが、どちらかが意図的に自分の思惑どうりの選択をさせようというのなら放っておけません。
というわけで各々の側の意見をまとめてみました。
1日2食派
- 胃腸を休めることができる
- 頭が冴える
- 効率的に体内から毒素を排出できる
- 体重が適正値になる(ダイエット効果が期待できる)
- 花粉症、アレルギー性の疾患が改善する
1日3食派
- 朝食は朝の活動の栄養素である
1日3食派の意見はあまり出てこなかったです。見ている感じではどちらもよくわからないと思います。結局は自分で調べてみることしかできないのかもしれません…
ここからは、僕が1日2食生活をして感じていることや変化を書いていきます。
1日2食で僕が感じたことや変化
頭が冴えている
これは正直なところ、「お腹が空いているから」頭がはっきりしているのだと思います。つい一年前までは、朝の1限でうとうとしていたことがありましたが、1日2食生活が始まってから1限で眠くなることはなくなりました。
お昼の時間が待ち遠しくなります。
便は普通。体重はもともと痩せ気味
何にも役に立たない情報かもしれませんが、便も体重も変わったことは思いつきません。というかそもそも一年前の便の様子なんて覚えてません。勘弁してください。
また、よく言われるような美容効果があるかどうかもわかりませんが、ニキビとかはできませんよ。
アレルギーは軽くなった…ような
元々はスギ花粉アレルギーですが、軽くなったような気はします。ただし、去年と飛沫量が違うと言われればそれまでなので、今後も追記して生きたいと思います。
追記(2018年):結果、あんまり変わらないのでは…? と思うようになりました。
ご飯が美味しい
1日2食にして1番変わったのは食事に対する意識です。それまで以上にご飯が美味しく感じられるようになりました。
空腹は最高のスパイスと言いますし、1日2食にしたおかげで一食あたりにお金をかけられるようになったのが大きいかもしれません。
1日2食にするときの注意点
1日2食の生活ではどんなことに注意すれば良いのでしょうか?
成長期の子供は1日3食が基本
伸び盛りの子供達は、1日2食では栄養が足りなくなってしまう危険性があります。先ほど紹介した本にも、1日2食は40歳以上の人にとっておすすめだということが書いてありました。
病気の人や持病を持っている人はお医者さんに相談を
医者にかかっている人は、医師としっかり相談してください。病気などの治療は、患者が1日3食を食べることを基本として組み立てられてあります。(特に糖尿病など)1日2食にすると病気へ何らかの影響があるかもしれないのでまず相談しましょう。
1日2食だからって食べすぎない
1日2食にしてしまうと、どうしてもお腹が空いて1食あたりの食事量が増えてしまいます。
しかし、そうすると1日2食にした意味がほとんどありません。ドカドカ食わないようにしましょう。
水はしっかりとる
1日2食といっても、飲まず食わずではありません。お水はこまめにとるようにしましょう。
起床後すぐにお水をコップ一杯飲むといいでしょう。なぜなら人は寝ている間に汗を書いて体内の水分が不足している状態だからです。(これは冬でも同じ)
いきなり1日2食にしない
この記事を見て、「よし、明日から朝食は抜こう!」と思い立ったそこのあなた!書いている本人としては気持ちはありがたいのですが、それはオススメしません。
なぜなら、いきなり生活のリズムを変えると体がびっくりするからです。
よく、朝ごはんを抜いた人はテストの成績が悪い!という実験がありますが、あれは朝食をいきなり抜いたからだ、という意見があります。
確かに、朝食を抜くなど生活に大きな変化が訪れた時、それを受け入れるには少なくとも3週間程度かかると言われています。
1日2食生活をしたい人は、まずは朝食をだんだんと少なくしていくところから始めましょう。
また、自分には合わない!と思ったらもう少しゆっくり変化させるか、1日3食生活に戻ることをお勧めします。
もしくは、スムージーや朝に飲むプロテインのような軽い食事に置き換えていって、だんだんと量を減らしていくことを目安にするのがいいと思います!
さらに上級者は1日1食?
上には上がいるもので、中には1日1食生活をしている人もいます。
有名人にも多く、パッと調べて出てくるだけでも
Gacktさん
京本政樹さん
ビートたけしさん
タモリさん
水谷豊さん
福山雅治さん
などがいます。さすがにいきなり1日1食は無理でしょうが将来的には試してみる価値ありかもです。
食べなくても生きていける?
さらにさらに、世の中にはすごい人がいるもので、全く何にも食べなくても生きていける人もいるそうです。
興味ある人はこちらの記事もどうぞ
まとめ
というわけで、「1日2食」について調べてみたまとめでした。正直なところ、また1年ほどしか経っていないので詳しいことはもう少し経過を見てみないとわからないのが現状かなと思いました。
1日3食でも良いのですが、忙しくて食事が摂れないという人は工夫して2食でも良いようにすると良いと思います!