センター試験にかかわらず、全ての受験生に関わりのある教科といえば英語だと思います。文系・理系を問わず、どの試験でも基本的に出題されるので英語の点数が取れるだけで受験はだいぶ有利になります。
ですが、英語の点数が取れないという人も同様に多いです。僕も受験勉強を始めた時に最初につまずいたのは英語でした。
センター英語では、点が取れていない原因を把握してしっかりと対策をすれば点を伸ばすのは決して難しいことではありません。現に、僕も半年で50点以上伸ばし、本番ではリスニングも合わせて9割を超えました!
大学入試センター試験
国語 192 / 200
地理歴史・公民 88 / 100
数学 182 / 200
理科 184 / 200
外国語 234 / 250でした!合計で9割越え(╹◡╹) pic.twitter.com/OtefyFmZAm
— いぶき@京大生ブロガー (@ibuki_blogger) 2018年10月27日
そこで、この記事ではセンター英語で点が取れない原因とその対策を紹介していきたいと思います。ぜひ参考にしてみてください!
センター英語で点が取れないポイントは3つ
目次 (クリックでジャンプ)
その1 時間が足りない
センター英語で多くの人が難しいと感じるのは、この厳しい制限時間のせいだと思います。問題数の割にやたら時間が短く、国公立大学や難関の私立を狙う人でもギリギリという人が多いと思います。
あとで書きますが、これに対応するにはしっかりとした時間配分とそれぞれの問題の解くスピードを上げていくしかありません。
逆に、ある程度対策の仕方がわかっているだけに安心できます。
その2 単語力・文法力が足りてない
多くの人が足りていないのは「語彙力」です。センター試験を受けるにあたって覚えている英単語の絶対数が圧倒的に足りないという人がいます。
それでは、問題は絶対に解けません。少なくとも単語帳に「必須単語」と書いてあるものは覚えておくようにしましょう。
また、文法ができないと文法問題が解けないだけでなく長文問題にも影響してきます。英語をする上で単語と文法は必須のスキルなのでしっかりと覚えるようにしましょう。
その3 長文力がない
単語も長文もできるのに点数が伸びていかないとという人は、ズバリ長文力が足りていません。そこまで行けば、長文ができるようになれば点数はグンと伸びていきます。なぜなら、長文は配点が高いからです。
英語は意味がわかってしまえば、ほとんど “5歳児の国語の問題” みたいなものです。これは過去問などを解いて何度も対策をするしかないでしょう。
上で紹介した、「自分が足りないもの」を意識しながら読み進めてみてください!
センター英語の対策法
英語は解く順番は前からの方がいい!
最初にお伝えするのは、時間が足りない人はどのように解いていけば良いかと言うことです。センター試験では「どこからどのように問題を解いていくかが重要だ!」と言う金言を聞いたことがあるかもしれません。
が、個人的な意見を言わせて貰えば、英語の場合は前から解いていった方がいいです。これは友達数人に確認したのですが、僕だけでなく周りの友人はみんなそういっていました。
これはなぜかと言うと、「残り時間が少なくなってきたところで文法などの “知っていれば解ける” 問題を解くとミスがあるかもしれないから」です。
あとは、発音・アクセント問題や文法問題は解くのにそこまで時間がかからないと言うのも理由の1つです。
なので英語の問題は別段解く順番を気にしなくてもいいでしょう。
発音・アクセントに時間をかけない
英語の問題の最初は例年、「発音・アクセント問題」が出題されます。英語の先生曰く、これは
そうです。どういうことかと言うと、「頭を悩ましても解けない」と言うことです。暗記によるところが大きく、考えても答えが出てくる問題ではないのです。なので、極力時間を使わないで解けるように練習しておきましょう。
また、発音やアクセントは日々の音読などで意識しておくとスッと答えが出てきます。
他に対策としては、センター試験の前に一通り問題集の発音・アクセント欄を見ておくか、問題集を1つザッとやっておくといいでしょう。
文法問題は間違えたら徹底復習
センター試験では第3問あたりに文法問題が出題されます。センター試験では広い範囲の文法知識を聞いてくるので点数が取りづらいと感じている人も多いのではないでしょうか?
そう言う人は、まずは間違えた問題の分野を徹底的に復習してみることをお勧めします。
例えば、関係代名詞 who の使い方で間違えた人は、
- 間違えた問題は復習・完全暗記
- 間違えた範囲 (関係代名詞) の部分を復習
- 1の問題と2でわからない問題を間違いノートに転写
- 1週間くらい、間違いノートに写した問題を解いて覚える
これくらいすると「広い範囲の文法知識」を覚えられるようになります。
間違いノートがめんどくさいと言う人は、付箋などを貼ってもいいと思います!
長文問題は答えを先に読む?
英語の長文問題ですが、あなたは問題を解いてから答えを見ていますか?これは予備校で教わったテクニックですが、答えを見てからの方が正解率が上がったりします。
答えを先に読むメリットとしては、
- 確認すべきポイントが分かる
- 本文を読むヒントになる
が挙げられます。
このテクニックは個人差があるのですが、もしこっちの方法のほうが合っていると言う人はぜひ使ってみてください!
選択肢の根拠を線で引く
センター試験では時間がないと言うことが繰り返していますが、それでも「見直し」の時間は作りたいですよね?
そこで、見直しをしやすくなるような対策をご紹介します。それは… 選択肢の根拠を線で引いておくことです。
これをやっておくと、見直しをするときに「どこを確認すればいいか」がすぐに分かるようになります。
見直しの時間も短縮できるのに加えて、「なぜ間違えているか」を考えるようになれば正解率も上がってきます。一石二鳥なのでぜひどうぞ!
英語は点数が実力をそのまま反映する
センターは国語は問題との相性があるし、地歴や物化などは「知っているか知らないか」がキモなので、ある程度ばらつきがあります。
しかし、個人的には英語は実力と点数が比例関係にあると思ってます。つまり、点数を取る人は満点近く取るし、頑張って勉強すれば点数は伸びていくのです。
だから、英語は時間をかけてやっておくといいことがあると思います。やる気が出ない人は、「将来もどうせ使うし!」とポジティブな気持ちになって向き合ってみてください!