漢文でオススメの参考書 センター 〜 難関私大・国公立2次まで

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漢文は、短時間のうちに得点が伸びやすい科目の1つですが、だからと言って油断していいわけではありません。しっかりとした対策が必要です。

それに、上位校を狙おうと思えば思うほど、ほかの勉強との兼ね合いも大事になってきます。なので、漢文を勉強する上で大切なことは、ズバリ

いかに時間をかけないで高得点を叩き出すことができるか

です。

 

実際、やり方さえ確立してしまえばセンター8割程度だったら1ヶ月やそこらでできるようになります。

そのためにも、参考書選びというのはとても大切です。どのような問題集や参考書によって、必要な知識やテクニックを身につけるスピードというのは明らかに変わってきます。

 

そこで、今回は僕が実際に使っていた参考書を中心に、オススメの漢文の問題集・参考書をまとめてみました。

漢文を勉強しようという人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

漢文でオススメの参考書

それでは、漢文の参考書を勉強のステップ順に紹介していきます。まずは、センター5割にいかないレベルから

 

漢文初心者(センター 5割未満)

センターで半分の点数を取れない人は、だいたい次に挙げるもののうち、どれかが(もしくは複数)アヤシイものがあるはずです。

  • 句形
  • レ点、一二点など
  • 単語の読み、意味など

これらは漢文を読む上で土台になる、いわば基礎の部分です。これらは知識がないと解けない問題だったりするので、まずはこれらを覚えましょう。

 

漢文は、暗記が中心だったりするので1日でぐーんと伸びることはありませんが、だからこそ1日1日の積み重ねが大切です。

 

三羽邦美の超基礎がため漢文教室

 

現在販売されている参考書の中で、最も優しいものだともいます。どれくらい優しいかというと、「漢文を一度も読んだことない人」に向けて書かれたと言ってもいいくらいです。

もし、学校で一度でも教科書に目を通し、漢文を読んだことがあるという人はこのレベルからでなくて大丈夫でしょう。

 

この記事を読んでいる人はそんなことはないでしょうが、ではなぜこの参考書をはじめに紹介したかというと、僕の友人に実際にこの参考書から勉強をはじめた友人がいたからです。

そいつはセンターの半年前くらいから国語に手をつけ始めましたが、漢文では8割近くにまで点数を伸ばしていたと思います。

 

なのであなたにもきっとできる!という思いを込めて、これを紹介しました。

 

脳TEC漢文

 

あの ”きめる!センター現代文” の著者で有名な船口先生が推薦する漢文参考書です。

 

最近発売された参考書ですが、解説が動画でも見れたり、「脳TEC」と言う名前の通り脳科学的な研究に基づいた問題の並べ方などかなり工夫されている気がします。

分量的にも「受験に必要な」部分がしっかり詰まっています。問題の量も豊富なのでのでこれ1冊でかなり先まで対応できるのではないでしょうか?

 

体感でいうと、「漢文をやり始めたけど、暗記がニガテ!」という人にオススメです。

句形や基本構造などが最短で覚えられること間違いなしです!

 

 

漢文 ヤマのヤマ

 

漢文の参考書の定番中の定番です。著者は、先ほどの『超基礎がため』と同じ三羽先生です。

この本は、おそらく漢文を学習する人なら誰しもに勧められる参考書だと思います。タイトルには漢文のヤマと書かれていますが、漢文の必要な部分を網羅している印象です。

 

内容は、頻出の句形や漢字など、暗記必須と思われる内容がずらりと並んでいます。それでいて堅苦しくなく、初学者にも読みすい内容になっています。

注意したいのは、これをやったからいきなりテストでいい点数を取ることはできないということです。

 

これをマスターした後も、しっかりした演習が必要になってくるので、この本をやり終えるのが試験のギリギリになってしまわないように気をつけましょう。

 

漢文早覚え速答法 パワーアップ版

 

こちらも漢文学習の定番の1冊となっています。

先ほどの漢文ヤマのヤマよりも広く・浅くと言った感じです。ただしこちらもセンターで点数を取ろうという人にとっては十分だと思います。

 

後半部分には、漢文版のDUOとでもいうべき、一文と一句形が対応した文章があります。これらを覚えれば句形はほぼ問題ないでしょう。

また、漢字などの知識も身につくので、最初に行ったように「最短で高得点を叩き出す」ためには本当に良い参考書だと思います。

 

ゴロゴ…ってどうなの?

 

よく質問を受ける参考書の1つに、『ゴロゴ』があります。

ゴロゴは、語呂合わせによって単語や句形の意味を理解することができる参考書で、昔から一定の人気があります。

 

僕は、古文でこの参考書を使うのはあまりおすすめしないのですが、漢文はべつに使ってもいいと思います。理由は、やはり時間をかけたくないから。

ただし、これに手を出すなら上の3つの参考書が読めなかった場合か、もしくはあなたがまだ高校1、2年生で参考書はまだ嫌だけど漢文の勉強をしたい、という場合に限っての話です。

 

それ以外なら、やはり『漢文ヤマのヤマ』か『早覚え速答法』をやったほうが身になると思います。

 

 

漢文中級者(センター 6割〜)

上の参考書を一通りやり終えた人は、おそらくセンターレベルの問題だったら解けるようになっていると思います。

レベルが上がるとわかりますが、センターの漢文は基本的なことばかりを聞いてきています。落とすところを落とさなければ点数は伸びていくものなのです。

 

ワンポイントアドバイスとしては、このレベルになったら漢文と古文の勉強はセットで行うことです。なぜなら、漢文は書き下し文にしたところで依然として表現が古風なことが大半で、古文が読めないと意味の理解までたどり着かないからです。

 

後は、問題演習が増えてくると思うので、間違えたところは良く確認し、

・二度と同じ間違いをしないようにすること
・同じような範囲を暗記し直すこと

を徹底すると自然と点数は伸びていきます。

 

センター漢文出題パターン攻略―基礎知識から文章読解まで

 

文字どうり、センターの漢文の出題パターンに合わせて問題が構成されています。これをやれば、一通りの句形を扱った問題を解くことができます。

句形は覚えたけど、それを使ってどう問題をといていいかわからない」という人にオススメの参考書です。

 

ただし、語句や書き下し文にするという基礎的なところでつまづいている人にとっては多少難しく感じるかもしれません。そういうときは、ぜひ一度基礎に立ち返って暗記を頑張ってください。

 

飯塚センターの実況中継

 

受験の参考書ではおなじみの実況中継シリーズです。

こちらは、先生の講義形式の参考書なので、人によってあう、合わないがあると思います。こうした講義形式の参考書が好きだという人や、問題ばかりの参考書ではつまらないという人にお勧めしたい一冊です。

 

ただし、これだけだと点数を取るための演習量を積むことができないので、これをやったあとは必ず過去問や他の参考書で実際に問題を解いてみるようにしましょう。

 

センター対策 漢文問題集

 

タイトルを見ればわかるとうり、完全にセンター対策用の一冊です。基本的には、センターの過去問をたくさんとけばいいのですが、センターの国語の過去問が図書館などでなかなか手に入らない人は使ってみてもいいかもしれません。

 

この問題集では、問題がセンターの設問形式ごとに別れているので、例えば、「どうしても書き下し文を間違えてしまう」、「感じの意味の選択肢でミスをしてしまう」など苦手な設問がある人は別個に補うことができます。

 

ただし、全体的にかなりの量があるので、全てに目を通すという勉強法はおすすめではありません。あくまで苦手つぶしか、全体をさらっとやる程度に止めましょう。

 

センターの過去問

 

漢文に限っては、センターを狙う人はこれが最強の参考書、問題集ではないかと思います。センターの本試験と予備の試験を合わせれば問題量は十分すぎるほどあるし、解説も基本的には丁寧です。

 

選択肢を絞る練習や、時間の配分の練習も含めて、何度も解いては復習、解いては復習をオススメします。

できれば苦手ノートなんかを作れるといいですね!

 

 

私大・国公立2次対策

ここからは国公立・二次対策用の参考書です。基本的には、センターとやることは変わりません。句形、書き下し文の知識を武器に、問題を解いていってしまいましょう。

違いがあるとすれば、センター試験では漢文が古典っぽくなると言いましたが、2次試験ではそれに加え、少し国語(現代文)の要素が入ってきます。

例えば、内容の要約だったり、意味はわかる前提でそれについて考えさせたりなどです。

 

そうした時に、漢文を解き慣れているとよく出てくる話の流れなどがわかっているとスムーズに理解できることがあります。(勧善懲悪モノとか、例え話系とか)

 

これはもう問題を解いてわかって行くしかないので、時間の許す限り、良問をどっさりといて復習というサイクルを回しましょう。

 

入試精選問題集 漢文

 

こちらは、河合塾が出版しているシリーズです。数学や英語では、「プラチカ」という名前で知られています。聞き覚えがある人も多いのではないでしょうか?

 

「易」「標準」「やや難」の3つのレベルでそれぞれ10問ずつあります。これらは全て、いわゆる良問と言われる問題で、頻出のパターンや応用のきく問題ばかりです。

記述式の問題も多く用意されていて、国公立や私大向けにやりたいという人にとってはまさにうってつけの参考書です。

 

レベルが高いと感じる人もいるかと思いますが、解説が丁寧なので頑張って解読してください。

分量としてもこれ一冊やっておけばどこの入試問題も大丈夫と言えるくらいにはなっているので、ぜひなあなあにやらずにこの一冊を完成させるつもりで取り組んで見てください。

 

最強の漢文 難関大をめざす

 

ここまでやる必要があるのか?と首を傾げたくなってしまうくらい問題の難易度が高いと感じる参考書です。

完全に、”漢文を得点源にしたい” 人、”漢文で周りと差をつけたい” 人向けです。

 

問題冊子はおまけかと思うくらいに薄く、代わりに回答用紙がかなり分厚くなっています。早慶などの難関私大や東大、京大などの最難関国公立を目指す人が使うといいでしょう。

僕の周りにも、理系の人はこの参考書を使っている人は見たことがありませんでした。文系の友達がかろうじて人りいたレベル…

 

これをやっている暇があるならもっと別の科目をやったほうがいいんじゃない?と言いたいくらいなので気になる人は一度ぜひ書店などで手にとって見てください。

 

得点奪取漢文―記述対策

 

記述対策をするならコレ!というオススメの一冊。というより、これの他に漢文の記述対策として使えるような参考書が思い当たらないです。

 

漢文のレベルとしてはそこまで高くなく、むしろセンターの方が難しいのではないの?と思うレベルですが、その分記述に対する熱いフォローが売りです。

 

漢文を独学でやっている人で、記述を先生に見せたりできない人(宅浪の人とか)にとっては、ありがたい問題集と言えるでしょう。

また、繰り返しになりますが漢文はこのレベルになると古典、現代文を合わせたような問題になるので、この参考書に限ってはそれら全てに応用可能という点で非常にコスパがいいと思います。

 

ただし、センター前にこれをやるのはどうかと思うのでセンター直前になったらしっかりと選択肢を選ぶ問題形式に鳴らしておいてください。

 

 

最後に

漢文のオススメ参考書・問題集を書いてきましたが、自分の知っているものや、「お、使ってみようかな?」と思うものはありましたか?

漢文は英語や数学などと違って問題集もそこまで多くないので、あまり迷うことはないと思います。まあ迷ったら漢文 ヤマのヤマあたりから初めて見るのが無難です。

 

ただし、はじめにも行ったとうり漢文はやれば確実に上がるので、

・毎日30分でも少しづつ時間をとってコツコツやる
・いかに少ない労力で仕上げて、ほかの科目に時間を割くことができるか

を念頭に勉強してもらうと総合的な成績というのは伸びて行くんじゃないかなと思います。サクッと満点取っちゃいましょう。いい報告を期待しています!

 

 

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