教科数は?難易度は? 受験生が知っておきたい国公立と私立受験の違い

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大学受験を考えたときにはほとんど必ず、「志望校」を決めると思いますが、そこで話題にのぼるのが私立大学と国公立大学です。

そもそも大学には私立大学と国公立大学の違いがあることくらいは知っている人も多いかと思いますが、受験についての教科数や難易度について詳しく知りたいという人も多いと思います。

 

この記事では、そんな受験生に向けて私立大学と国公立の違いについて書いていきたいと思います。

第一志望をどっちにしようかと迷っている人は必見です。

 

ざっくりと国公立と私立の違いって何?

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まずは勉強の話をする前に、本当にざっくりと私立大学と国公立大学の違いを説明したいと思います。

国公立大学とは、簡単にいうと国のお金で運営している大学です。運営費用のほとんどが税金なので、その分学費が安いのが特徴です。

この国公立大学は戦前からある大学がほとんどで、当初は優秀な官僚を育てるために作られた学校が多くあります。

 

一方、私立大学は生徒などから授業料を取り、運営しています。このため、学費は高いですが設備などがキレイだったりするのが特徴です。

高校生にとっては、国公立→公立校、私立大学→私立校と思ってもらっても大丈夫かと思います。ただし、高校と比べて違う点は国公立の数です。

私立大学は全国に600近くあるのに対して、国立大学は86校しかありません。このため、学費の安い国立は競争が激化する傾向にあります。

 

 

それぞれの大学で求められる学生像

 

国公立

先ほども軽く触れましたが、国公立大学では官僚を教育したり、学者を育てたりといういわゆる「エリート教育」が行われていました。だいぶ薄れたとはいえ、いまでもこの傾向は残っています。

 

なので、国公立大学に求められる基本的な学生像はズバリ、「ジェネラリスト」です。つまり、なんでもできる人。これは、組織を引っ張って行くリーダーに必要な素質と言えるでしょう。

 

私立大学

国公立がジェネラリストなら、私立大学が求めているのは「スペシャリスト」です。これはつまり、何か専門性に優れた人のことです。

 

私立大学は研究機関としての顔と同時に、就職教育を行う場所としても機能しています。そこで求められるのが専門的なスキルです。これは全部なんでもできるようになろうという国公立にはできないことなので私立校の強みと言えるでしょう。

 

 

受験勉強について

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さて、ではここからはいよいよ試験勉強のことについて詳しく説明していきたいと思います。

 

私立大学と国公立ではどちらが難しいの?

多くの人が抱く疑問としては、「国公立大学と私立大学ではどちらの方が難しいのか?」だと思います。志望校を選ぶ際にも気になるのは、ぶっちゃけ入試の難易度という人も多いと思います。

 

しかし、先ほど説明したように国公立と私立では求められる能力が全然違います。なのでここから国公立と私立校について受験勉強の違いについて説明します。

 

国公立の受験勉強は広く浅く

国公立大学において、受験のキーワードは広く、浅くです。

つまり、「多くの教科で、平均的にバランスよく点が取れる」ことが必要になります。「得意ってほど得意な教科もないけど、別に苦手な教科もないな…」って人は向いていると思います。

 

たとえば、センター試験では7教科900点満点で採点されることが多いです。1教科でさえ範囲の広いのに、これを7教科も勉強しなければならないのはかなりしんどいです。

 

 

ですが、逆にいえばそこまで専門的な問題や重箱の隅を突くような問題は出題されにくいです。(というか、そこが合否を分ける確率は低いです。)

 

つまり、基礎が大切になります。

 

受験勉強の仕方としては、基本的な問題を繰り返し解くような勉強が大切です。合否を分けるのは「誰もが解けない問題を解けるか」ということよりも、「簡単な問題でどれだけミスをしないか」というケースが多いです。

 

 

私立校の受験勉強は狭く深く

一方で、私立校では深く狭くがキーワードです。つまり、教科数を絞り、より専門的な知識を求められたり、高度な回答を要求されたりします。

 

そのため、私立大学の受験では2〜3教科に絞ったものが多いです。文系なら「社会1教科、国語、英語」、理系なら「物理・化学・生物から1教科、数学、英語」などの組み合わせでの試験が圧倒的に多い気がします。

 

なので、受験生はこれらの教科を深く、深く掘り下げることが要求されます。

 

 

どっちがいいか、迷ったら

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この記事を読んでいる人の中には、「志望校を私立にするか、国公立にするか」で迷っている人も多いと思います。そこで、ざっくりと「国公立向き」の人と、「私立向き」の人の特徴を並べて見たいと思います。

 

最終的には「自分が行きたい方」を選べばいいと思うので、参考程度にご覧ください。

 

国公立向きの人の特徴

  • 平均的にまんべんなくどの教科も取れている
  • 苦手がない、得意がない
  • 飽き性。幅広く学びたいタイプ

 

私立立向きの人の特徴

  • 得意な教科、苦手な教科がはっきりしている
  • 1つのことを突き詰めたい
  • 自分でも興味のある教科がわかる

 

こんな感じです。大まかなイメージだけでも伝わったでしょうか?

 

最後に

以上、受験生が知っておきたい国公立と私立受験の違いでした。何か新しい発見はあったでしょうか?

 

よく、「国公立大学は難しい、私立は簡単だ」という意見を見かけますが、一概にそうはいえません。むしろ1教科ごとでみれば私立の方が難しいくらいです。

 

なんども何度も言っていますが、最終的にどちらに行こうかという判断は「行きたい方」を選ぶといいと思います。僕の経験上、そちらの方が後悔は少ないです。

 

ただ、私立についてはお金のこともあるのでそこらへんは親と相談した方がいいでしょう。気になる人はこちらの記事もどうぞ!

 

【学費は?世間の評価は?】知っておきたい国公立大学と私立大学との違い

2018.08.04

 

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