勉強中に眠くなることはよくあることです。うとうとするのはゼッタイにダメだ!とは言いませんが、しゃっきり、すっきりして勉強をした方が効果的なのは良くわかりますよね?
そこで、この記事では、眠気とたたかうための、眠気覚ましに効果的な方法を思いつくかぎりあげています。ぜひこの中から自分の好みやシチュエーションにぴったりの対策法を見つけてみてください!
目次 (クリックでジャンプ)
本当にすぐできる眠気対策
1. コーヒー・紅茶
定番の眠気解消法です。
コーヒーには、苦いのもそうですが、眠気を覚ますカフェインが含まれています。また、紅茶にもカフェインは含まれています。意外かもしれませんが、カフェインはコーヒーよりも一般に紅茶の方が多いんですよ。
このカフェインですが、残念ながら即効性はないとされています。飲んでからだいたい20分から30分で脳に届くと言われています。その代わり、効果は8時間から14時間ほど持続すると言われるので夜眠れなくなったりしないよう注意が必要です。
また、微糖のコーヒーなどは含まれる砂糖のせいで逆に眠くなってしまう可能性があるので、眠気覚ましにはブラックコーヒーか、無糖のストレートティーがおすすめです。
2. 洗顔
顔を冷たい水で洗うと、眠気は吹っ飛びます。バシャバシャやると気持ちいいし、かなりいい方法だと思います。
また、洗面器に水を張って、顔ををつけて息を止めたままにします。30秒くらいカウントをして苦しくなったら顔をあげるという方法もオススメです。こうすると、眠気は一気に消えて無くなります。なんでも、呼吸ができないと脳に酸素が足りていないと思い、体が脳に血液を多く送るので眠気が解消されるんだとか。
ただし、難点が2つほどあります。1つはこの眠気覚ましは持続力がないことです。顔を洗っても30分くらいでまた眠くなってしまうことがよくあります。
2つ目は洗面台がどこにでもあるわけではないことです。家でなら気軽にできますが、外出先なら少し難しいかもしれません。
3. 歯磨き
歯磨きは、どこでもできる眠気の解消法です。特に、歯磨き粉にミントやキシリトールなどスースーするものを使うと目が冴えて頭がシャキッとします。
歯磨きなら何回やっても体に異常が出ることとかありませんし、オススメです。また、同様に口をゆすいだり、うがいしたりしても良さそうです。
僕の友人も、予備校に歯磨きを持って行ってよくやっていました。綺麗なトイレのあるところだったら洗顔と同じくらいオススメできる方法です。
ただし、周りの人に変な目で見られる可能性があるので注意が必要です。
6. 仮眠、昼寝をする
どうしても眠い時は、仮眠をとったりお昼寝したりと、あえて寝てしまうのが効果的です。皆さん、ご存知ないかもしれませんが、昼寝には夜の3倍もの効果があると言われています。
こちらも正しいやり方で行えば、効果的に休息ができ、勉強や仕事が一層はかどるでしょう。
現在、海外の優良企業では昼寝を推奨する運動が積極的に支持されていてオフィスに仮眠スペースをとったり昼休みを長く取ってお昼寝タイムに当てているところもあります。
科学的にも良いとされているのでうまく取り入れていきたいですね!
10. 換気をする
眠いのはもしかしたら今いる部屋のどんよりした空気のせいかもしれません。特に人が集まると酸素の濃度が低下したり、空気が重くなったりします。一度窓を開け放って外の空気を取り込んでみるといいでしょう。
それが無理そうなら、一度自分が外に出てみるといいと思います。深呼吸一つでそれまでと違った感じがするかもしれません。
超個人的な話ですが、受験でとても印象に残っているのが、「酸素ボンベ」も持って勉強していた人がいたことです。↓こんなやつ
ここまでやれと言うことではありませんが、その人は良い空気を吸うことの大切さがわかっていたのでしょうか?(ただの喘息だったかもですが…)
11. ツボを押す
ツボには押す場所によって色々な効能があります。眠気を抑えるツボや、意識をはっきりさせるツボもあるんです。
耳を引っ張ったりするのも効果的との噂を聞きました。ツボなんかは効果に個人差があるので自分にあった方法を探して見るといいでしょう。
僕のオススメは親指と人差し指の付け根の間くらいのツボ。気持ちいいのと痛いのの境目くらいの力で押すのがコツです!
8. 勉強内容を変える
眠くなって勉強に身が入らない時は、その勉強自体が単調なものになってしまっている可能性があります。そんな時は、勉強の内容をガラッと変えてみましょう。
効果的なのは、音読をやったり、数学の計算問題を解いたりなど、体の一部を動かすものです。いい眠気覚ましになりますよ。
また、人間の集中を持続できるMAXの時間は90分から120分と言われています。一回の勉強時間が長い人は、こまめに休憩を入れるといいペースで勉強ができると思います。
あとは、短く時間を区切って、集中→休憩→集中→休憩を繰り返す勉強法も良いです。こうすることで短時間ですが高い集中力を維持することができます。これはポモロードテクニックといって心理学の世界でも有名な勉強法なのです!
眠気覚しグッズや食べ物の力を借りる方法
眠気を覚ますには食べ物やグッズなどを使うのも効果的です。僕も受験の時はめちゃめちゃ苦いコーヒーをすすったり、ガムをお腹が緩くなるほど食べた思い出があります。
ここからは、そんな「食べ物やグッズ」にまつわる眠気覚ましの方法を紹介していきます。
4. ガム、フリスク
カムを噛んだり、フリスクなどを食べることで眠気を取り払うことができます。
特にキシリトール入りのものや、カフェインが多く含まれるブラックブラックガムなんかは眠気覚ましの定番ですね。知り合いの長距離トラックのドライバーが愛用しています。
ガムは職場で禁止されているところもあるかと思いますが、フリスクならどこでも大丈夫でしょう。今日は集中するぞ!という日にはポケットに1ケース忍ばせておくといいでしょう。
あとは、飴なども結構目を覚ますのに効果的です。口の中に入れておくことでぼーっとする時間も少なくなります。当分補給にもなりますよ!
5. エナジードリンク
エナジードリンクは体の疲れを吹っ飛ばすと同時に、眠気も吹っ飛ばしてくれます。
これまでも何度もお世話になった人は多いのではないでしょうか?
ただ、中毒性があったり、夜眠れなくなったりとマイナス面も多少なりともあるかと思うので使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しく飲むようにしましょう。
個人的には「ここぞ!」と言うときに飲むのが良いと思います。お金もかかるし…
7. 食事量を抑える
ご飯を中いっぱい食べると眠くなりますよね?ならば逆に、食事を腹八分目で抑えれば眠くならないと考えたのがこの方法です。
特に昼食や夕食は摂りすぎるとすぐに眠くなり、そのまま寝てしまったり勉強に集中できなくなる可能性があるのでやめましょう。
注意したいのは、栄養はしっかり取らなければいけないということです。特に勉強はエネルギーを使うので食事はきちんと摂ることをお勧めします。
9. 伸びや運動をする
どうしても眠くなったら、一旦机と椅子から離れてみることも一つの手です。立ち上がったり、散歩をしたり、伸びをしたりすると体から脳に刺激がいって眠気を解消してくれます。
また、筋トレなど短時間で激しい運動をするのもオススメです。その後疲れて眠くなってしまわないようにほどほどにやるのがGoodです。
体が固まっていると集中力も落ちてしまいますし、疲れもたまりやすくなります。ずっと机に向かっているのも良いですが、休憩をうまく取ることも勉強のためと思って大切にしましょう。
12. 冷えピタ
その場しのぎの対処法ですが、頭に冷えピタを貼るとスーッとしてリラックスできることがあります。勉強で熱くなった頭を冷やすのにいいかもしれません。
特に夏は、暑い上に頭に血が登ってぼーっとしてしまうことが多いです。集中できていないと思った時にオススメです。
また、氷を舐めたりして見ても良いかもしれません。
余談ですが、知恵熱っていうのは本当にあるみたいです。頭は使いすぎるとまるでコンピュータみたいに熱を出すんだとか…
個人的に “意外な” 眠気覚まし法
13. 落書きをする
友達から聞いたのですが、なんでも彼は眠い時には教科書やノートに落書きをして眠気を覚ましてたんだとか…
確かに、歴史などの教科書に落書きをするとテンションが上がりますよね。また、ノートなどの相手いる部分に適当な絵を描いて見るのも面白いかもしれません。
レポート進まない
やる気ないのかもしれない pic.twitter.com/amHf4qPh8R— わかな (@peten0739) 2013年12月1日
こうした落書きは視覚的に記憶に残りやすいために暗記法としても良いのだとか!
テスト用紙への落書きは論外ですし、時間がない時は控えた方が良いかもしれませんが、集中できずにだらだらやるよりはよっぽどマシかと思います。
14. 太陽の光を浴びる
眩しいものを見ると、脳は活動を活発にします。夜寝る前にスマホを見るとなかなか眠れないと言われている現象と同じようなもの。
太陽の光を浴びるのもこれと一緒。散歩でリラックスするのと同時に太陽を浴びることですっきりした気持ちにもなれますしお昼すぎに集中できない人はぜひ外に出て空を見てください!(曇っていても効果ありです!)
また、陽の光を浴びることは朝の眠け覚ましにも効果的です。起きて太陽の光を浴びると、脳が「朝だ!」ということを認識して体内時計がリセットされます。試験の1ヶ月くらい前からやることで試験当日はすっかり朝方になることができますよ!
当たり前ですが、直接太陽は見ないようにしてください!目が焼けます…
15. あえて寝る
いくら起きて勉強しようとしていても眠くなってしまう時はあります。そういうときに頑張ってやるのもいいのですが無理にやって効率を落とす方が都合が悪い時もあります。
そんな時はどうするかというと、もう寝てしまいましょう。このように「敢えて寝る」ということも大切です。人間も生き物なので、仕方がない時は寝てしまってもいいと思います。
ただし、その分次の日よる遅くまで起きていてしまっては元も子もありません。しっかりした生活リズムこそ、確かなスキルアップの第一歩です。
必要な睡眠時間というのも人によって様々です。自分にあった睡眠時間を見つけ、早いうちに自分の生活リズムや生活パターンを作ってしまうと充実した一日を過ごすことができるようになるでしょう。
16. 目標を再確認する
眠くなって、やる気が出ない時は、自分の目標を再確認しなおすといいと思います。
- テストで良い点を取りたい!
- 第一志望に合格してキラキラしたキャンパスライフを送りたい!
こうした目標を立てて、ノートの表紙や家のコルクボード、手帳などに自分の目標を書いて張っておきましょう。そして、辛くなったときに見返すのです。
名言からやる気をもらうのもアリ
やる気が出る名言などをみてみるのもやる気が眠気に打ち勝ついい方法だと思います。
ここで僕が好きな名言を一つ。
Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.
インドの偉大なリーダー、ガンジーの名言です。日本訳は載せないので、興味のある人は辞書で調べるか、記事を読んでみてください!
最後に
僕が思いつくかぎりの眠気覚ましや集中力UPの方法を書きました。人によって効果に個人差があるので、自分にあったものを選んでくれたらいいと思います。
真正面から眠気と戦うのではなく、